夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

予言的であり透視的な夢の分析

2016年02月21日 00時08分13秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
予言的であり透視的な夢の分析・・・最終回

毎年六月にカナダ大寺院の副監督をして友人と一緒にパーテイに行く事になっていたウースター博士が自分の夜会服のワイシャツの飾りボタンにはめ込んである大きな澄み切った真珠を指差して、それを証拠だてるための日記を見せて話したのである。
この立派な真珠のボタンは息子が見ることもはめる事も赦さないほど大切にしていたのです。
ところがある晩タドウサックホテルのダンスパーテイに行こうとして、
彼の息子がこっそりと借り出してホテルのダンスパーテイに行ったのです。
彼の家から道に出るには玄関から釘付けにした板道がつづいていました。
息子は朝の午前三時頃帰ってきて素早く、また静かに自分の寝室に行こうと思いながら、此の板道をかけ上り寝室に着いて服を脱ぎ始めました。
驚いたことに自分が内緒でつけた父の大切にしていた大きな真珠のボタンがなくなっていたのでした。
自分の服の中をくまなく探し、ホテルへ引き返しました。
少女や少年達の助けを借りてすべての部屋を探しましたがどうしても真珠のボタンは見つかりませんでした。
彼はその夜の時間のすべてを使い、自分の家の周り、道路を探しましたが無駄でありました。
翌朝家族全部で毎日時間を利用してホテル、道路等を綿密に捜索し懸賞金まで懸けましたが見つかりませんでした。
九月になって家族は望みを捨てて本宅に帰りました。

ところがその冬の一月に少年の息子は夢を見ました。夢の中で彼と家族はタドウサックに住んでいました。
そして彼と父は板道をはがしていました。
すると上の段から数えて八番めと九番めの敷板の紛失した真珠のボタンがはまって、板の下の地上に転んでいるのを発見しましたのであります。
その時この副監督は自分の息子の夢を大して重要していませんでした。
それでも日記に記録してして置いたのが証拠であるとして見せたのが、その日記であったのです。
そして次ぎの夏、タドウサックの別荘に来て夢のことを思い出しので、
日記に従って、八番めと九番めの敷板をはがして見たところ、
丁度その夢に見た場所に真珠のボタンが転んでいたというのであります。




これらの出来事は潜在意識の予言的能力、透視能力を考慮に入れなければ説明が出来ないのであります。
現在意識は落ちた場所を認識していないが、潜在意識の心が注意深くその事を認識していたのであります。
その紛失した特定した場所を、機会を待って、夢の中で詳細に知らせたのである。
これらの事実から潜在意識は現在意識で聞くことも出来ないこと聞きことが出来、
また現在意識で達することの出来ない距離を越えることが出来、
そして時間も超えることも出来るのではないかと思われ、このことにより予言的なことを成しえることを肯定しなければならないと思われます。

私の経験でも、夢ではありませんが、車の鍵を見失ったことがあります。
車の中をくまなく捜し、また庭、服、バック、玄関、部屋の中まで詳細に捜しましたが見つかりません。
翌朝、瞑想(神想観)していますと車の後部座席のヘッドレスとシートの間に鍵のイメージがありましたので、その場所に行って見ますと、後部座席のヘッドレスとシートの間の見えない所にはさまっていました。
この事実も現在意識では鍵のある場所を認識出来ませんが、潜在意識は私の行動の全てを認識していて、また肉眼では見ることが出来ない場所をも認識していて、ある機会(瞑想時)に現在意識に認識させることが出来たことであります。

夢は潜在意識の成せる業であり、また彩であります。
潜在意識は意識全体の九十五%程を占めていますので、運命を左右する鍵を握っています。
この潜在意識を浄化して、健全なる道へと導く必要があります。
これらの善の方向性へと導くには現在意識が鍵を握っています。
現在意識でたゆまなく明るい創造、聖書、仏教書、明朗な肯定的な思想、明るい神の教えである、
人間は罪も無い、病も無い、迷いも無い、神の子であり永遠なるものであることを認識して、
明るい言葉の力を使って魂を鼓舞して光明生活を送ることが潜在意識の浄化となり、魂の向上につながります。
このことが運命の改善になり、本当の幸福を得ることになります。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿