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霊魂の浄化・・・其の四

2018年01月19日 22時22分30秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
霊魂の浄化・・・其の四

今昔物語には『あの世』も『現世』も一つに結ばれた世界で語られた

『因果応報』の仏教説話等が沢山掲載されてあります。

ユング派の心理学者の河合 隼雄は『合理主義』を乗り越え、

多様性を重視したポストモダニズム(Postmodernism)的な知恵が『今昔物語』には多くの示唆が含まれており

二元論的な世界を超越するヒントの素材を提供してくれると言っています。


原因があれば結果を生ずる。これは宇宙の大法である。

これを仏教では『因果は 昧(くらま)さず』と教えている。


悪業を重ねながら現世に於いてその悪業の結果が出てこないということは、

どこかに、悪業の帳尻の総決算がおこなわれる世界があるという証拠である。

その悪業の総決算が行われる世界が霊界及び未来の世界である。

現世で支払いをしていない悪業が霊界に於いて

その悪業の支払いの清算をさせられるために苦しんでいる霊魂がたくさんあることが、

近年精神科学、心霊科学の発達により明らかにせられつつあるのである。

仏教の地獄・極楽説等の通りではないが、霊魂の行く世界には、

地獄とか煉獄ということばで形容されるような多種多様の苦しみの境涯があり、

その境涯にあって、霊魂の浄化作用が行われるのである。

霊魂の浄化とは、汚れ、穢れた霊魂を洗濯するようなものであります。


『注』
     因果応報(いんがおうほう)・・・すべてのものを『因果の法則』が支配し、

                    善因には善果、悪因には悪果が必ずあるということ。

     因果の法則・・・・・・・・・・ 原因があれば必ず結果があり、結果があれば必ず原因があるというのが因果の理。

                      あらゆるものは因果の法則によって生滅変化する。

                      善悪の行為には必ず報いがあるという道理。










   

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