夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
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人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

観念清浄方法(cahartic method)・・・煙突掃除療法      自分の心をきよめることによって、全世界を浄めることが出来るのである。

2018年01月10日 22時14分44秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
午後は窓の外が雪で真っ白になりました。
北風がマフラーを吹きぬけ、耳たぶが冷たくなり寒さが本格的になり、

明日は山沿いの路面は凍結するのでは無いかと心配しています。

これから帰宅してチエーンを装着しようかと迷っています。

以前勤務先の病院まで6Kの道を1時間かけて歩いたことがあります。



<観念清浄方法(cahartic method)・・・煙突掃除療法

自分の心をきよめることによって、全世界を浄めることが出来るのである。



カタルシス的心理療法を外科手術になぞらえて、

わたしの療法を、心理療法による手術と名づけたのである。

化膿巣の切開やカリエスになっている患部の掻爬などの類似をとりあげたのである。

しかし、こうした類似は、病患の排除にあるよりも、

むしろ病気の過程の経過のためにより有利な治療条件の設定という点に、その権利をもっているのである。

わたくしは、カタルシスによる治療によって、治癒ないし鎮静を患者たちに約束してやるたびに、

何度となく彼らから『わたしの病気はきっと境遇や運命とかかわりがあるのだろうと、

先生はおっしゃいました。

でも、先生は、それをどうなさることもできないじゃありませんか。

だとすれば、いったいどんな方法で私を治して下さるつもりですか』と異議申し立てを聞かざるをえなかった。

するとわたしは、いつもこう答えることができた。

―あなたの病気を取り除くためには、わたしよりも運命の力に分があることは疑いもありません。

あなたのヒステリーの苦しみをありふれた不幸に変えてしまうことがわたしたちに成功するのだったら、

それだけでもずいぶんうまくいったことになる、とお気づきになりましょう。

そして、そのありふれた不幸に対してなら、あなたも精神生活が回復することによって、

ずっとたくみに防衛することができましょうから、と。


フロイトとヨゼフブロイエル(Joseph Breuer) ヒステリー研究 1895年

『注』
     カタルシス(catharsis)・・・心的内容の浄化、解除、通利、排泄を意味する。
                    アリストテレスが観衆の悲劇を述べる時にこの言葉を用いた。
                  フロイトによって明確にされた心理療法の治癒機序を表す



間の無意識というものは実に不思議な働きをするものでありまして、

現在意識の思いも及ばないことを無意識が勝手に思っている実例もあるのです。

だから病気なども『自分は心で病気なんて思ったことがないのに病気になっている』という抗議が出るのですが、

実は皆無意識界に『病気の観念』がつくられてそれが具象化したのであります。

術者は被術者に暗示を与え『あなたの示すのは真の契機ではない。

よく考えなさい。よく考えなさい。もっと本当の原因がある。

君はそれを思い出すことができる』といった。

そのとき被術者はその病気に関連している病気の契機になったところの事件を思い出すことに成功することを発見したのであります。

この方法によって、フロイドとブロイエルは観念清浄方法(cahartic method)によって神経症の治療を始めたのです。



 






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