夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

自己信頼

2011年02月23日 22時25分08秒 | コンコードの哲人 エマソン

「運命」と呼ばれるいっさいのものを活用することである。

大抵の人は運命の女神と賭けごとをやり、女神の紡ぎ車の廻したかた一つで、まるまる儲け、まるまる損をする。

しかしあなたはこれらの得も不当としてこれを斥け、神の大法官である「原因結果」と取り引きをすることである。

「神意」によって働き獲得することだ。

そうすれば、あなたはすでに「僥倖」(おもいがけない)の車輪を括り上げているのであって、それからは僥倖(おもいがけない)の回転する恐れを抜きにして生活できる。

政治上の勝利、地代の騰貴、病気の回復、旅にでた帰郷、その他何か好都合な出来ごとがあれば意気は上がり、良い日が自分を待ち構えているように人は思うものだ。

それを信じてはならない。自分以外に自分に平和をもたらすものはない。節操の勝利以外に自分に平和をもたらすものはない。

                   エマソン    精神について  「自己信頼より」