夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

THE BEATLES & MICHAEL JACKSON

2010年02月21日 00時51分53秒 | 日記・エッセイ

日本が世界大戦を経て国民が戦後復興に努力している時に、アメリカを始め世界各国も同様に復興に取り組みその努力が実り、世界が豊かになり始めた頃THE BEATLES と云うグループサンドが登場しあっと云う間に世界中に広まり、日本にも占領軍のマッカーサーが戦後処理のため飛行機のタラップを降りた時は苦い風景でしたが、THE BEATLESがタラップを降りた時は日本中の熱狂的なフアンが出迎えました。MICHAEL JACKSONも同じような道を辿り日本での公演に望み感動を与えました。世界が分裂しその結果、世界大戦が始まりその苦い経験を経て日本と同様に各国でも心を一つにして協調し、人々とのハーモニーを大切にして行く事が有益であることを感じ、戦後復興に努力し世界が次第に豊かになって行きました。その象徴がTHE BEATLES の4人の見事なハーモニーとルックスだと思います。そのことが世界中にヒットした背景だと思います。その後ベトナム戦争が始まり。権利と権利との衝突であり共に悲惨な戦いであり、その中にジョンレノンが日本の文化に興味があったのが縁で、魔女的な日本の小野洋子と結ばれアメリカの西洋的な感性の中に日本の心が吹き込まれました。THE BEATLESが解散されジョンレノンの「イマジン」が生まれ詩篇では国も宗教も否定しているような言葉がありますが、その中に響き渡る痛切な平和への祈りが感じられます。その心が世界の人々に響き大ヒットとし代表作となりました。

世界も豊かさのなかに貧困と抑圧的なストレスが溢れ、特に弱い立場の子供の世界での貧困が広がりMICHAEL JACKSONも子供達に憧れを持ち慈愛の目を向けていました。また黒人と云う人種の違いを深く心に刻み、それを乗り越えようと凄まじい心と筋金入りの筋力を使った切れ味のあるステップと、踊りと、童話の世界のような清らかな歌声で、またその才能に自惚れず日々努力精進し完成度の高い総合芸術を完成しギネスでも史上最も成功したエンターテイナー」として認定されています。

私もしばらく音楽産業に就き、音楽の父である「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ全曲集」クラシック音楽史上最も偉大な作曲家の一人とされルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン全曲集」神童と言われた「ヴォルフガングアマデウス・モーツァルト全曲集」・「THE BEATLES全曲集」の輸入レコードの普及に携わりましたが深遠なる潜在意識の深い心に届くバッハ、音の中に恵まれない音を活かし苦しみも悲しみも乗り越えた霊感に溢れた豊かな力強いベートーヴェン、一つの音符も濁りの無い澄みきった音で無邪気なあどけない純粋なモーツァルト、見事なハーモニーのTHE BEATLES、現代に相応しい音とステップと映像の世界のMICHAEL JACKSON、平和主義のジョンレノン等の音楽性を考える時、それぞれの共通点であるその音、リズムは私の心の中に生き生きと躍動し魂が揺さぶられ、貴方と私は一つの世界に存在しているという確信が芽生え心深く響き渡ります。