みやぎ野菜ソムリエの会

会員同士の相互交流と情報発信を目指し、各種勉強会、産地の視察研修等を自主的に行っていく野菜ソムリエ会員のコミュニティです

『宮城の旬野菜』おすすめレシピ 10月度

2014-10-03 13:00:00 | 料理研究部会のブログ

 みなさまこんにちは、秋になり食欲の秋、読書の秋、運動の秋、芸術の秋、色々な秋がありますが、皆さまはどんな秋をお過ごしでしょうか?

秋には美味しい果物が沢山ありますね。今月の「宮城旬野菜、おすすめレシピ」の1品目は宮城県の蔵王の梨と

秋刀魚を使ったお料理です。

蔵王は宮城県内第1位の梨の生産地です。蔵王連峰の雪解け水と火山灰がもとになった

黒土という条件に恵まれた土地で、梨は栽培されています。

 それではレシピの紹介です。

 

「秋刀魚の蒲焼き梨ソース」

梨のフルーティな甘さが蒲焼きソースにピッタリ!!

 材料(2~3人分)

さんま 2匹、  サラダ油 少々、  あわせ調味料(しょう油・みりん各大さじ11/2、

砂糖 小さじ1、 梨 1/4個(すりおろし汁)

つけあわせ 青物など(今回はピーマンの子和え)

 

 作り方

①  さんまは3枚おろしにし、焼きやすいように半分の長さにします。

②  あわせ調味料を作ります。梨は1/4個を皮をむき、すりおろします。しょう油、みりん、砂糖、梨のすりおろし汁を

 合わせます。梨の汁をきったものは、仕上げに蒲焼きにのせてもOK。

③  フライパンにサラダ油をひき、さんまを皮目の方から焼き、焼き目がついたら裏返して焼きます。

  表面に焼き色がついたら、合わせ調味料を加えて中火にし、さんまの両面に焼きからめます。

  調味料が十分まわったら出来上がり。

 

 コツ・ポイント

 合わせ調味料は梨の甘さで砂糖を調整してください。

 調味料を加えるとすごく焦げやすいので、注意しましょう。

 

 レシピの生い立ち

 今年も女川のおおぶりの秋刀魚が手にはいり、塩焼きの次は蒲焼きにしてみました。いつもの蒲焼きのたれに梨の

 すりおろしを加えてフルーティな香りに。魚の臭みを和らげ、子供さんにも食べやすくなりました。

 クックパッドにもこのレシピを掲載しております。

クックパッド版はこちらから

(レシピ作成:JUNKO.SATO)2014.9.20

 

2品目はいちじくを使ったお料理です。

いちじくはデザートに使うことが多いですが、そんな中

今回はいちじくを使ったお料理の紹介です。

イチジクは比較的多くカリウムを含んでいます。カリウムは血圧を下げる効果があり、高血圧や動脈硬化などの予防に役立ちます。

ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれているので便秘改善にも期待できます。

また、イチジクにはフィシンというタンパク質分解酵素が含まれています。食後のデザートとして食べれば消化を促進してくれるでしょう。

今回は在来種のいちじくを使ったお料理です。

 

「鶏胸肉とイチジクのサラダ、柚子こしょう風味」

     鶏胸肉とイチジクでヘルシーサラダ!!

 材料(2人分)

玉ねぎ1個、 鶏胸肉1枚、 酒小さじ1、 いちじく(生食用)12個、

青じそドレッシング大さじ3、  柚子こしょう少量、 塩・こしょう 少々

 

 作り方

① 玉ねぎはスライスしボールに入れて塩で揉んでおく。

② 鶏肉は両面に塩こしょうをして酒をふり、皿にのせてラップをし電子レンジで蒸し鶏にする。

③ いちじくは洗ってへたの部分を切り落とし1/4カットにする。

④ ①の玉ねぎを水洗いし水分を切ってボウルに入れ、3を加える。

⑤ ②の鶏肉は皮を取り食べやすい大きさにさいておく。そして4に加える。

   お皿に溜まっている鶏の汁は取っておく。

⑥ ドレッシングを作る。器に鶏の煮汁、青じそドレッシング、柚子こしょうを加えて混ぜ、

  サラダの具にかけて混ぜて出来上がり。

 

 コツ・ポイント

鶏肉を電子レンジで蒸し鶏にすることにより時間短縮!!

ドレッシングの柚子こしょうはドレッシングをなめた状態で、辛いくらいにして下さい。そうしないと和えた時に

柚子こしょうの辛みがでません。

サラダを混ぜ合わせから、しばらく置いておくといちじくの持っているタンパク質分解酵素が作用し、鶏肉の食感がなくなり、

めた~っという状態になってしまうので、和えたら出来るだけ早めにお召し上がり下さい。

 

 レシピの生い立ち

いちじくは甘露煮やデザートで食べる事が多いですが、いちじくをお料理に使えないかと思い作ってみました。

切ってドレッシングで和えるだけの簡単スピードメニューなので簡単に出来ると思います。青じそドレッシングのさわやかさと

柚子こしょうの辛みがポイントの酒の肴にも良い一品です。

 クックパッドにもこのレシピを掲載しております。

クックパッド版はこちらから

(レシピ作成:齊藤 知洋)

 

そして、3品目はパプリカを使ったお料理です。

パプリカは南米熱帯地方原産のカラーピーマンの1つ。カラーピーマンとは従来の緑色ピーマンとは異なる果色の

総称で、その中でも果実が大きく、ベル型で甘みがあり、果重が100g以上の肉厚のものをパプリカと呼んでいます。

パプリカは、果皮の色が茶、紫、赤、橙、黄、緑などがあり、加熱調理のほか生でも食べられ、料理の彩りとしても

人気があります。県内では栗原市、登米市、山本町で主に生産されています。

それではレシピの紹介です。

 
「パプリカのオーブンチーズ焼き~カレー風味~」
 
 
宮城県産のパプリカときのこ類を使って、見た目にもかわいいレシピにしてみました♪
 
 材料(2人分)
 
パプリカ 2個、 しめじ 1パック、 しいたけ 1パック、 ニンニク 1片、
 
ピザ用チーズ  適量、 マヨネーズ 大さじ2~3、 塩コショウ 少々、 カレーパウダー 少々
 
 作り方
 
① パプリカは縦半分に切り、種をとり、ラップでくるみ電子レンジで約2分加熱しておく。
 
② しめじは子房に分け、しいたけは細切りにし、ニンニクはみじん切りにしてマヨネーズで炒め、塩コショウ、カレーパウダーで味付けする。
 
③ パプリカに②を詰め、チーズを乗せる。
 
④ 200℃のオーブンで約20分加熱してできあがり。
 
 
 コツ・ポイント
 
パプリカは、電子レンジで加熱してからオーブンで焼くとしっとり柔らかく焼けます。
 
キノコ類の味付けは、お好みで調節してください!
 
 
 レシピの生い立ち
 
彩キレイなパプリカを器にしてメニューを作ってみたかったので!
 
 
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。

クックパッド版はこちらから

(レシピ作成 大坪律子)
 
今月のお料理は、簡単スピードメニューで、普段見慣れないようなお料理もありましたね。 
 
是非、皆さんも作ってみて下さい。
 
来月はどのようなお料理が登場するのでしょうか、来月もお楽しみに!!
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