コミュニティみやぎ野菜ソムリエの会 産地交流部会

みやぎ野菜ソムリエの会の<<産地交流部会>>
~宮城県から東北の産地訪問をしながら生産者と生活者をつなぐ懸け橋に~

みやぎ野菜ソムリエの会へブログ移行のお知らせ

2012-11-27 12:30:54 | 行事予定

こちらは「みやぎ野菜ソムリエの会」に所属している

「産地交流部会」のブログです。

これから以降の記事につきましては、

みやぎ野菜ソムリエの会のブログに

移行となりましたので、

「こちら」    をご覧下さい


ヤーコンプロジェクト応援団!

2012-11-20 13:05:44 | 行事開催後の報告

 

    【 11月10日にクラインガルデンで開催されました
  丸森ヤーコン祭りのお手伝いに行ってきました!】



9時に丸森に到着

厨房内では既に丸森ヤーコンプロジェクトの皆さんが仕込に大わらわです。
赤いチーフを頭にかぶっている方が、本会員でヤーコンプロジェクトの
販路部長でもあるジュニア野菜ソムリエの宍戸志津子さん。

 

 レストランの方では、

助っ人に駆けつけてくださった野菜ソムリエの皆さんが準備に大忙しです。
今回お手伝いに参加頂いたのは、
渡辺真紀子さん、大坪律子さん、中川牧子さん、そして、私、石館です。
「ダンゴ、くっついちゃうから、最初に全部入れておかなくちゃ!」
と悪戦苦闘してダンゴの盛りつけ中のようです。

  

料理も段々できあがり、セッティングも着々と進んできたころ
戸外で、オープニングセレモニーがはじまったようです。

 

ヤーコンプロジェクト会長 渡辺俊夫様ご挨拶

丸森はヤーコンの一大産地を目指してきて、今では宮城において県内一の
産地となりました。昨年の震災後、福島原発による風評被害に苦しめられましたが、
今はすべて放射能検査をしており、ヤーコンの根っこも葉っぱも
すべて放射能物質は不検出、安全してたべていただけます。

 

大河原農業改良普及センター  鵜飼 尚美様ご挨拶

初めてヤーコン芋を見たときに、これをどう調理していったらいいか
煮たり、焼いたり、いろいろと試してみたのですが正直かなり手強い相手だと思いました。
今、これ程ヤーコンが普及したのは丸森町のみなさんのお力によるものです。

 

 

さて、実際、ヤーコンとはどういうものでしょうか? 

「ヤーコンってなに?」

ヤーコンは南米アンデス原産のキク科の植物であり、健康野菜と
いわれております。

「なぜ、健康野菜なの?」

ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖の働きで血糖値があがりにくいと言われて
おります。又、食物繊維が多く含まれているので、整腸作用があります。

「丸森町の特産品?」

丸森町は県内一の産地です。2008年にヤーコンプロジェクトが設立されました。

「何故甘いの?」

ヤーコンの甘さは、フラクトオリゴ糖を含んでいるからです。

「食べたことがないのですが。。。」

シャキシャキとした食感が特徴です。くせがなくどんな料理にも幅広く使えます。
サラダ、油炒め、天ぷらなど生でも食べられます。

「収穫はいつですか? 」

 秋です。

「何故ヤーコン芋は変色するの?」

ヤーコンにはポリフェノールが沢山含まれているため
このポリフェノールが変色を起こし、褐色になります。
ヤーコンたべてお腹すっきり”!ダイエットにも効果的


で、実際にほりあげられたヤーコンは

まるでさつまいもみたいな大きな芋で、一株で10~20個ほど収穫できます。

 


6人の野菜ソムリエの方々に作っていただいたヤーコンレシピは以下の6品

 ヤーコンを使ってのバラエティな料理の数々です。

 

当日は100名近い方々に来場いただき

ヤーコンを使った料理を堪能していただきました。
大変嬉しかったことには、お皿にひとつとして残り物がなかったこと。
雨の中足をはこんでくださった皆さんに、喜んでいただけたことが
なによりです。

 

丸森ヤーコンプロジェクトの皆様からは
「厨房の中も外もわたしたちでやってたら大変だったけど、
外の配膳をお手伝い頂き、ほんと助かりました!」というお声や
「ヤーコンを使った料理も全て個性が有って、野菜ソムリエの方々に
頼んで良かった」という感謝のお声も頂き、
はるばる丸森まで来てよかったな~と、感慨しみじみでした。

 

 

 

みんなで一仕事を終えたあと、紅葉が綺麗な森の中を散策

丸森が育んできた大自然のなかで         

心安まる時間を過ごしました。     

                    

 尚、今回のヤーコンプロジェクトにつきましては

下記のブログでもご紹介されております。

まるもり 水とみどりの百貨店  すたっふ日記。

 アリティーヴィー 東北復興カレンダー ブログ  

こちらもどうぞご覧になってください。 

        

上記ヤーコンレシピ詳細につきましては、

次回みやぎ野菜ソムリエの会ブログにて

改めてご紹介したいと思います。

                   (投稿 byいしころとまと)


『まるまるもりもりヤーコン祭り応援ツアー』開催!!

2012-10-24 23:09:26 | 行事予定

産地交流部会、第3回イベントのお知らせです

震災から1年半あまりが経ちましたが、丸森は県内でも風評被害の影響が大きく、農作物および、観光の町として大きな被害をこうむっております。

ヤーコン祭りは、昨年も開催したもののあまり人が集まらなかったようですので、今回「野菜ソムリエが作るレシピと野菜ソムリエがお手伝いをするヤーコンプロジェクト」のスタッフとして、ヤーコン祭りを盛り上げ、応援させて頂こうという企画です。

みなさんのご参加お待ちしてま~す

開催日時  平成24年11月10日(土) 雨天決行

集合場所  仙台駅東口 一般駐車場 BiVi前

集合時間  7時45分

持ち物   ソムリエエプロン

   相乗りの方は、交通費500円(高速代・ガソリン代を含む)  

   昼食は、交替でヤーコンレストランのメニューをいただきます。

 

当日のスケジュール

7:50 仙台駅東口集合出発

9:30 会場:丸森不動尊クラインガルテン到着

    丸森特産ヤーコンプロジェクト 宍戸さん指揮のもと、準備

    盛り付け・飾りつけなど

11:00 ヤーコンレストラン(ヤーコンバイキング)開店

13:00 交替で昼食

    閉店後、片付け

14:30 終了 お疲れ様でした~

※近くでは自然薯祭りも開催されています。そちらも、お楽しみ

15:00 解散

16:00 仙台駅東口到着

 

申し込み締め切り/11月3日(土) 産地交流部会まで

1.お名前

2.連絡先(電話番号)

3.所属部会

4.集合方法等(相乗りの方は相乗り費用500円)

 ※お車をお出し頂ける方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

 vfcmiyagisanchi@mail.goo.ne.jp (コピーして貼り付けてください)

 みなさまのお申し込みお待ちしております

 


『石巻復興応援ツアー報告 第二弾!!』

2012-10-12 20:23:22 | 行事開催後の報告

さて、いよいよお昼
お昼は、石巻漫画館の川向かいにある「石巻復興マルシェ」へ。

石巻漫画館はまだ修復工事中。再オープンはもうすぐ

仮面ライダーはいつの時代も子供の人気者

お昼は、今回、特別発注しました特製お弁当
復興マルシェにジュニア野菜ソムリエ斉藤夕紀さんに企画いただきました。

今が旬。北上川の鮭のはらこめし。なす、おくら、かぼちゃなど石巻の野菜のてんぷら。
新しょうがで作った手作りガリで食欲増進

みなさん、満足の表情

食事のあとは、マルシェでお買いもの。
石巻のものを買うのも支援の一つの形

斉藤夕紀さんに、石巻のおすすめを聞きながらお買い物中。
最後に、復興マルシェ社長色川さんからもごあいさついただきました。

次は、みつばをハウス栽培している川元さんのところへお邪魔しました。
津波により、ハウス、作業場が浸水の被害を受けたそうです。
震災時、ハウスで栽培していたものは停電で水の管理などができなくなり、枯れていくのを見ていくしかなかったそうです。それでも、バケツやチリトリなどで泥をかきだし、昨年の9月には出荷できるまでになったとのこと。
かきだした泥は4トントラック30台分。今も、ご自宅には小さい泥の山が残っていました。

浄水型水耕栽培というそうです。
スポンジの上に三つ葉が浮いて並んでいます。

気候にもよりますが、42~43日で出荷。収穫後は、すぐに次の苗を植える作業をしているそうです。苗を植えるのは機械で行っています。
栽培用の肥料やハウス内の温度管理はコンピューター管理で行っていますが、こういった設備も地震で倒れ、その上に津波の泥をかぶって、今回新たに導入したそうです。

水耕栽培は、土づくりが不要で栽培の回転が早く、土での栽培よりもやわらかいものが収穫できるそうです。
こちらの三つ葉の出荷先は弘前、秋田、仙台、石巻になるそうです。

この地域は、2003年の宮城県北部地震で地中の配管がずれてしまうなどの被害もあり、そして、今回の震災。何もないところからつくるよりも手間がかかったそうです。
そのため、今は矢本で水耕栽培をおこなっているのは他に1件だけになってしまい、他の作物の栽培に代わってしまったそうです。

今回は、震災から復興復旧でがんばる石巻をご紹介しました。
途中通った津波被害を受け、残った住宅。おそらく集落だったところには雑草が生え、田んぼだったところは地盤沈下で、水が残っている風景。
車中、驚きの声のあとは、言葉がでませんでした。
テレビやインターネットだけではわからないこと。
行ってみてあらためて知ること、感じることがたくさんありました。

復興支援の形は色々あります。
引き続き、野菜ソムリエとして、みなさんで支援活動を行っていきましょう

 


『石巻復興応援ツアー報告 第一弾!!』

2012-10-11 21:06:41 | 行事開催後の報告

台風が心配される中、メンバーに晴れ女!?がいたらしく、お昼には快晴となりました。
今回はこじんまり大人9人&子供3人のツアーとなりました。

最初に伺ったのは、被災前と同じ場所に今年の春からハウスを造って頑張っている東松島市の菅原さんのハウスです。
前列中央のお二人が菅原さんご夫婦です。

ここには2mほどの波が押し寄せたそうです。土の上を削り、山砂を入れているそうです。
とても美しいハウスと有機栽培・減農薬で育てられたミニトマトたちを見てください。

まぁるいフェラリーノとハートの形のトマトベリー。肉厚であま~くておいしい

お家用らしいですが、中玉のミスターアサノも。こちらもみずみずしくおいしい

 

次に伺ったのはサツマイモを作っていらっしゃる伊里山さんの畑です。
伊里山さんは、子供たちや勤労者互助会の方々にイモ堀り体験をしてもらっているそうです。

ここにも津波は押し寄せたそうですが、塩害の影響もなく、サツマイモの栽培ができているそうです。
元はサツマイモの苗や種イモを作っていたそうですが、今はイモも栽培しているそうです。
紅あずまやパープルスイートなどを作っているそうです。

紅あずま・・・・おいしそうでしょう~~焼き芋食べたい

おイモを持ってピース

 

おイモを見てお腹がすいたので、お昼ご飯へG0

続きは第2弾で~

菅原さん、伊里山さん、ありがとうございました