イチゴ一会のイチゴの会―報告

2月24日、日曜日、寒いながらも青い空が広がるこの日、

産地交流部会&食素材部会合同イベント〖イチゴ一会のイチゴの会〗に参加してきました

最初に向かったのは東松島にある「イグナルファーム」さんのイチゴハウス。

待望のいちご狩りです

 

収穫体験した品種は「とちおとめ」。

真っ赤に熟したイチゴを見つけては、どんどん口に頬張っていきます。

 

高設栽培のため収穫も楽々ですね

 

純白の花・花・花

 

「ダニは天敵のダニに食べさせる」とこのような天敵殺虫剤をつかっているとのこと。

受粉をしてくれるミツバチが盛んに温室内に設置された巣箱を出入りをしておりました

 

イグナルファームさん前で記念撮影

 

いちご狩りは6月まで開催しているそうです。入園料もリーズナブルな価格ですので

是非イグナルファームさんまでお足を運んでください

 

この後は、新しくできたというかわまち交流館に向かい「イチゴの食べ比べ」

伊藤さんのお話をお伺いしました。

「イグナルファームさんは味、形、鮮度すべてぴか一の生産者なので

ぜひとも皆さんに味わってもらいたかったと。。。」

 

この後は食素材部会らしい「3種のイチゴの食べ比べ」

手前「べにほっぺ」

左奥「章姫（あきひめ）」

右側「桃薫（とうくん）」

食べ比べした印象

「べにほっぺ」・・・果肉硬め・適度の酸味と甘みがおいしい。

左奥「章姫（あきひめ）」・・・果肉がとても柔らかい・みずみずしく、口の中にジュワーとエキスが広がる

右側「桃薫（とうくん）」・・・あら、不思議「桃の香りがする！」

　伊藤さんのお話では、桃薫白い色なので、なかなか収穫時がむづかしいとのことですが、、

桃の香りがしたのはほんとびっくりでした

 

このあとは、パイ生地とカスタードクリームとイチゴでスイーツの創作

ミルフィーユ状に作ったようですが、ピサの斜塔みたいにちょっと傾いてしまったよう。。。

 

そして待望のランチ。

今回は石巻イタリア料理店ダオリーノの松本圭介シェフ作のランチを頂きました

前菜「びんちょうマグロとヒラメの炙り～一の蔵酒粕やシュンギクを使ったソース」

魚の下に敷かれたのは乾燥もやしだそうです。シャキッとして不思議な味わい。

 

 

「彩りサラダ」

使った食材～チヂミホウレンソウ・ウド・ケール・イチゴ・菜の花等々

ドレッシングはゴボウを蒸してピューレにしたものに、すりおろしタマネギ、オレンジやレモンかんきつ系を

加えたものだそうですが、ゴボウの深みのある味が、サラダの味を引き立てます。

 

「イバリコ豚・切り干し大根・セリのリゾット∼ばっけ味噌添え」イベリコではなく、イバリコなんですって

 

 「乾燥野菜を使ったスープ」

スープは白菜・レンコン・ネギ・大根などの乾燥野菜を煮た汁に塩を加えただけのものとのことですが

深みのある味に、ただただ唸るだけ。。。

 

今回はすべてのレシピに乾燥野菜が使われておりました。

もやしがドライ野菜になることも驚きでしたが・・・

野菜は乾燥し、それを戻すだけで、深い味がでるので、今後はもっと乾燥野菜を

の旨味を活かした料理を作っていきたいとのことでした

 

石巻イタリア料理店ダオリーノにつきましては、

こちらの記事をご覧になってください。シェフの思いが心に届く記事です。

最後は石巻元気市場で買い物を楽しみ各自解散。お陰様で楽しい一日を過ごすことができました。 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　written　by　野菜ソムリエプロ石館志保子