皆様、こんにちは 料理研究部会です
まだまだ寒い日が続きますが、体調など崩されていませんか?
この時期の野菜たちは、寒さから身を守ろうと甘味が増してます♪
美味しい冬の野菜、果物をいただいて、寒い冬も楽しみましょう!!
さて、今月のテーマ食材は「イチゴ」と「セリ」です。
まずは、イチゴ。
<イチゴ>
イチゴはバラ科の多年草の一種で、正式にはオランダイチゴ属に含まれます。
かつては東の「女峰」、西の「とよのか」と言われるほど、この2種がほとんどでしたが、
現在では「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」「さがほのか」が5大品種です。
宮城県では、2005年にに品種登録申請され、2008年に登録された
「もういっこ」というオリジナル品種があります。
もういっこの特徴はやや大粒で、形は円錐形ですが、
やや表面に起伏が見られるものが多い傾向。
果皮の色は鮮やかな赤色で、ガクの付け根までしっかりと色付いています。
果肉は中心部まで淡い赤色で、空洞はほとんど無いとのことです。
イチゴの栄養素
◎ビタミンC
…風邪予防、美肌効果
◎アントシアニン
…抗酸化作用、眼精疲労
それでは、イチゴメニューをご紹介します
超簡単イチゴミルクプリン
~器とフォークと電子レンジだけで作れるデザート♪♪~
<材料>1個分
<作り方>
① 器に洗ってヘタをとったイチゴを入れてフォークで潰して牛乳を加え混ぜる。
② ①にぬるま湯でとかしたゼラチンを加え混ぜ、冷蔵庫で固まるまで冷やしトッピングして出来上がり。
<コツ・ポイント>
イチゴが無ければイチゴジャムでも大丈夫です。
<レシピのおいたち>
いちごみるく色にしたいので牛乳を足してみました。
(レシピ作成:鷲尾 友希)
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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次に、セリです。
<セリ>
セリはセリ科の多年草で、日本全国の山野に自生しています。
古く奈良時代にはすでに食用とされていた記録が古事記、万葉集に残されています。
栽培物はぱっと見はミツバと似ていますが、ミツバが葉が三枚なのに対し、
セリは5枚なので区別しやすいです。
セリの名前の由来は、その生態から1箇所から競(せ)り合って生えている、
ということから、セリと名がついたとされています。
宮城県のセリの生産量は、全国でもトップクラスです。
県内生産の約8割が名取市で生産されているブランド「仙台せり」です。
宮城県では、根っこの部分のおいしさが再認識され、せりを丸ごと食す「せり鍋」が
新名物として根付いてきています。
葉っぱ、茎、根っことそれぞれ違う味と食感が楽しめるせりはサラダ、おひたし、
鍋物など様々な料理に合わせることができる食材です。
セリの栄養素は、
◎βカロテン
…抗がん作用、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、
喉や肺など呼吸器系統を守る働き。
◎ビタミンC
…風邪予防、美肌効果
◎葉酸
…貧血予防
◎食物繊維
…便秘予防
◎カルシウム、マグネシウム
…骨粗鬆症予防
◎オイゲノール(芳香成分)
…鎮静効果
それでは、セリメニューをご紹介します。
セリ入り卵焼き
~セリたっぷりと小エビで風味豊かな卵焼きに♪~
<材料>2~3人分
卵 3個、セリ 1/2束、小エビ 大3、豆乳(牛乳) 大3、塩 少々、油 適量
<作り方>
① セリは、荒みじんに切っておく。
② ボウルに卵を割り入れ、塩・豆乳を加え混ぜる。
③ 小エビ・セリも加えて混ぜる。
④ フライパンに油をしき、③を2回くらいにわけて巻きながら焼いて出来上がり。
<コツ・ポイント>
セリの香りと小エビのうま味で美味しく食べられます。
<レシピの生い立ち>
卵焼きにだし汁を入れなくても素材のだしで美味しくつくれないかなあと思い、
小エビを加えてみました
(レシピ作成:大坪 律子)
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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皆さまも旬の野菜で楽しいベジフルライフをお過ごしください。
来月のテーマは「小松菜」と「パプリカ」です。
ぜひお楽しみに