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日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

イヤフォンあれこれ

2006年05月26日 | 家電製品にかかわること
またまたイヤフォン・ヘッドフォンのお話。

前にも書いたかもしれませんが、ポータブルMDを聴きながらウォーキングするのが日課になっていたら、聴き過ぎからか耳の中が痛くなりました。音がチクチク突き刺してくる感じです。

今ipodのブームでイヤフォン難聴が若い人たちのあいだに広がることがお医者さんにも懸念されているみたいです。

それで性能のいいイヤフォン・ヘッドフォンだとチクチクがないのかなと思って量販店でいくつか試してみました。

よくここでも取り上げていますが、BOSE製の「Triport」「QuietComfort2」はやはりいいですね。前者が2万円、後者が4万円とお高いですが、それに見合う性能なのでしょう。

今回店頭で試してみたのは今流行っているらしいカナル型イヤフォン。私がつけてみたのは「Etymotic Research ER-6I」。

カナル型という技術の原理はわかりませんが、普通のイヤフォンと違って耳栓のように耳の奥まで差し込んで音が出るのが、騒音の遮音性が高く、音も小さいボリューム数値でわりときれいな音が出ていました。たしかに普通のイヤフォンとはモノが違います。

これをつけたあとにもう一度BOSEのTrioportをつけてみると、Triportの方が音がこもって、かつヘッドフォンの側圧が感じられる分重い感じがするほど(Triportはヘッドフォンの中では破格の軽さなのですが)。

たしかに耳栓を入れているときの違和感はありますが、それを補う音のクリアさが「Etymotic Research ER-6I 」にはあります。

試しに隣にあった3万円台の「Etymotic Research ER-4P」もつけてみたら、これがさらに音をクリアに耳に伝えていました。これも値段相応の品質なのでしょう。

お金のある人or音にこだわりのある人なら、たしかに欲しくなる品です。

今回もう一つ試してみたのが、今年から店頭に並び始めたらしい骨伝導ヘッドフォン。これも原理は良く分からないのですが、通常のヘッドフォンは空気を伝わって音が届くのに対し、骨を音が伝わる仕組みらしいです。

直接耳に付けるのではなく、こめかみ寄りにつけるみたい。この付け方も素人が一人でやっていてはよくわからない。私は店員さんに教えてもらっていましたが、それでも上手くつけていたのかよくわかりませんでした。

また、つけてみてもこれが全然聴こえない。店員さんも、じつはこれは非常に個人差があり、上手く聴こえる人もいれば聴こえない人もいるとのこと。聴こえないときにボリュームを上げれば少しは聴こえますが、それはもう骨ではなく普通のヘッドフォンと同じで空気を伝って耳に届いているだけになるそうです。

私に対応してくれた店員さんはとても正直な人で、ニュアンス的には、実際のところは骨伝導で音を聴き取るのは難しいし、周りに雑音が多ければなおさら聴きにくいとのこと。

宣伝では骨伝導は難聴防止によいことを謳っているので、私は今回一番期待していたのですが、ちょっとこれは、という感じでした。まだ店頭に出始めたばかりなので、これからの技術なんでしょう。

どれもお値段が結構するのでポンと購入することもできませんでしたが、色々な新技術がでているんですね。

問題は、店頭でつけて心地よくても、本当に長時間つけていても耳の中が痛くならないのかということ。私の推測では、どうも僕の耳は音に強いわけではなさそうだし。

とりあえずは、今は私は耳を休めたいと思います。


涼風

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