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日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

「チェチェン紛争 市民の証言」『BSドキュメンタリー』

2006年01月21日 | テレビ
今日、お昼にBSのドキュメンタリーで 「チェチェン紛争 市民の証言」という番組をやっていました。

内容は、チェチェン武装勢力を攻撃する過程で、明らかに罪のないチェチェン市民をロシア軍兵士が虐殺している事実の告発です。

ソ連崩壊後のチェチェンの独立をめぐりロシアは「チェチェンはロシアの一部」として独立を認めない方針を採ってきましたが、それに反発する「テロ組織」とロシア軍との戦争が90年代に続きました。

しかしその戦争でロシア軍はチェチェン市民の街を破壊して大量の難民を産み出します。またチェチェンの一般市民に対しても暴行・殺害・強姦を繰り返してきました。


戦闘状態に置かれた兵士がすることというのはどこでも同じものなのだと思います。ロシアでもイラクでも、そして「満州」でも同じことが行われたと想像することは容易です。

日本軍が特別罪深いと考える必要はないかもしれませんが、日本軍は占領地でも理性的に振舞ったと考えるのも無理があります。他国に軍隊を送ったという事実で、何が起こるかを常識的に判断すれば、ロシア軍やアメリカ軍より日本軍はいい人だと考えるのはおかしいでしょう。

どんなに自国では善良な市民でも、軍服を着せられ銃を持たされれ敵地に乗り込めば、とる行動は似てくると想像するのが、理にかなっています。

涼風


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