joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

チャリティ

2008年02月06日 | 日記
アメリカの保守党についてのあるご指摘。

>保守派は「貧乏人は死んじまえ」と思っている訳ではなく、「政府が税金で集めて福祉をするより、民間の寄付による慈善活動で困った人を助ける方が良い」つまりcharity > taxと考える傾向が強い。

アメリカの保守」 [渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし


アメリカではチャリティ活動が盛んだという話はよく聞きますが、保守党支持の人こそチャリティに熱心だというのは保守党に対する遠い日本からのイメージを覆しますね。

人助けが悪いわけではない、単に政府による福祉に問題があるのであって、自生的な慈善活動のほうが弱者にとって有益だというのは、それなりに見識のある見解だと思います。

例えば日本の知識人やマスコミは「弱者を助けろ」というメッセージと同時に官僚批判をするのが決まりですから、もっと彼らはチャリティの重要性を訴えるべきだともいえます。

国家の政策に文句は言っても、自分からそうした活動に参加する人は少ないかもしれません。

福祉の充実は税金と福祉を受ける人の間に立つ行政組織の肥大化を招きます。これを避けるには、市場経済の導入と慈善活動の発展が望まれます。

市場経済の優位性を唱える人で、そこまで考える人が日本にどれだけいるでしょうか?

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2 Comments

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コメントありがとうございます。 (涼風)
2008-03-04 00:38:16
顧客心を捉える!儲かる仕組み請負人さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

請負人さんのお話は私の話とずれていないと思います。

市場経済も必要ですが、それに対する緩衝材をどう作るかを私たちは真剣に考えなければならないですね。

行政に頼らずに十分な福祉を行える社会が本当は理想かもしれないと思うこともあります。
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感じるものがありました (顧客心を捉える!儲かる仕組み請負人)
2008-03-03 14:49:15
はじめまして。
ブログを読ませていただいて、感じることがありコメントしました。

>批判はするけど、何もしない知識層・マスコミ

弱者をいじめている官庁などの図式ネタに終始しているマスコミを感じます。ここを一般論として語ることは危険などですが、私の周りで慈善活動をする人ではマスコミ関係者はいないです。どちらかというと、マスコミの人はたかりの精神を感じることがあります。

>市場経済と慈善活動

こちらは、感じるものがありました。
市場経済を導入して、市場経済の中で不足することを直接的に自由意志でサポートする関係性は必要だと思います。
日本でも少しはこの例を見出すことがあります。

ボランティアの活動や、寄付金を入れることで、経費のコストを削減し、入院費を削減する。

が思いついた例なのですが、話がずれていたら是正下さい。



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