1985年、The Familyというグループが、そのバンド名をタイトルにしたアルバムでアメリカでデビューしました。
これは普通のバンドとはちょっと違うバンドでした。
何が違うかというと、このバンドはあのプリンスの完全な支配下におかれていたバンドだということです。
当時のプリンスは才能の絶頂期にあったので、創造性を自分のオリジナル・アルバムで表現するだけでは飽き足らず、自分で、メンバーをチョイスしていくつものバンドを作り、それらに自分の楽曲を演奏させていたのです。
このFamilyもそのバンドのひとつで、すべての曲がプリンスによって作られ、録音もプリンスの指示の下でなされたそうです。
これだけ一人の独裁者によって支配されたグループが作る音楽がよいものになるのだろうか?という疑問も出てきます。
実際、プリンスの完全な独裁下で作られたバンドのアルバムには、どこか息苦しさが漂っており、つまらなく感じる部分もあります。
このfamilyも、クオリティはともかく、デビュー・アルバムの生き生きした感じはありません。
しかしそれでも、このアルバムはその楽曲のよさと演奏の素晴らしさによって、なかなか印象深いものに仕上がっています。
この中にはのちにシンニード・オコーナーによってカバーされヒットした“Nothing compares to you”も含まれているのですが、個人的にはこのオリジナルのほうが好きだ。
ヴォーカルのポール・ピーターソンの声は驚くほどプリンスにそっくりなのですが、とても上手いし、アカペラに近い“Nothing compares to you”でも、楽曲のよさに声がぜんぜん負けていない。
他にも小気味よいファンク・サウンドがぎっしり詰まっています。
これはもう日本では発売されていないのか?僕もレコード(!)でもっているが、CDはもってない。
なるべく多くの人に聞いてみてもらいたいアルバムなのだが。
なんでこのバンドのことを思い出したかと言うと、Youtubeでこのバンドの懐かしのビデオクリップを見つけたからなのだ。
で、驚きなのは、プリンスの指示で作られた20年以上も前のグループなのに、今になって本人たちが再結成したこと。
プリンスという独裁者の下にいたけれど、実は本人たちは殿下の意図を超えて音楽をする喜びを感じていたのかもしれない。
これは普通のバンドとはちょっと違うバンドでした。
何が違うかというと、このバンドはあのプリンスの完全な支配下におかれていたバンドだということです。
当時のプリンスは才能の絶頂期にあったので、創造性を自分のオリジナル・アルバムで表現するだけでは飽き足らず、自分で、メンバーをチョイスしていくつものバンドを作り、それらに自分の楽曲を演奏させていたのです。
このFamilyもそのバンドのひとつで、すべての曲がプリンスによって作られ、録音もプリンスの指示の下でなされたそうです。
これだけ一人の独裁者によって支配されたグループが作る音楽がよいものになるのだろうか?という疑問も出てきます。
実際、プリンスの完全な独裁下で作られたバンドのアルバムには、どこか息苦しさが漂っており、つまらなく感じる部分もあります。
このfamilyも、クオリティはともかく、デビュー・アルバムの生き生きした感じはありません。
しかしそれでも、このアルバムはその楽曲のよさと演奏の素晴らしさによって、なかなか印象深いものに仕上がっています。
この中にはのちにシンニード・オコーナーによってカバーされヒットした“Nothing compares to you”も含まれているのですが、個人的にはこのオリジナルのほうが好きだ。
ヴォーカルのポール・ピーターソンの声は驚くほどプリンスにそっくりなのですが、とても上手いし、アカペラに近い“Nothing compares to you”でも、楽曲のよさに声がぜんぜん負けていない。
他にも小気味よいファンク・サウンドがぎっしり詰まっています。
これはもう日本では発売されていないのか?僕もレコード(!)でもっているが、CDはもってない。
なるべく多くの人に聞いてみてもらいたいアルバムなのだが。
なんでこのバンドのことを思い出したかと言うと、Youtubeでこのバンドの懐かしのビデオクリップを見つけたからなのだ。
で、驚きなのは、プリンスの指示で作られた20年以上も前のグループなのに、今になって本人たちが再結成したこと。
プリンスという独裁者の下にいたけれど、実は本人たちは殿下の意図を超えて音楽をする喜びを感じていたのかもしれない。
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