joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

こども

2008年09月13日 | 日記
よく、「子どもは天使だ」と言われます。


もちろん天使ではありません。


一方で、「子どもは残酷だ」とも言われます。


でも彼らは悪魔でもありません。




ただ、子どもが大人をからかったり、きずつけようとすることは、大人にとって感情が揺さぶられる経験です。


多くの大人にとって、子どもは本来「弱くて守らなきゃいけない」存在であって欲しい。


その子どもに、上から見下ろされることは、大人にとってどう対処していいかわからないことです。





子どもたちの行動には邪気がありません。


それに対し、子供に大人への礼儀を求めていると、大人はその期待を打ち破られ、感情が揺れます。


邪気のない正直な子どもの言動だからこそ、一方的な期待を抱いていた大人の身勝手さが明るみになるのです。


子どもには、人間が本来持っている生きていくための力強さがあるだけであり、子ども時代というのはその力強さが前面に出てくる時期です。その力強さが、言葉や行動に表れます。子どもに「礼儀正しさ」期待を抱いている大人はそれに対して眉をひそめることもあります。


しかし、この時期にその力強さを十全に発現させることによって、子どもたちは自分たちが持つ力を制御することを学ぶのではないかと思います。


彼らは子供という時期に、完全な自由を与えられ、(他人の自由を犯さない範囲で)自分の思うがままの言動をし続けます。


それは、自分がもつ力強さ・衝動に発露の場を与えることであり、そうすることで彼は自分の力強さを自覚していくのではないでしょうか。


きっと、彼らは大人になれば、自分の力強さを自分の人生のためにうまく使いこなせるようになっているでしょう。



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