身体に馴染ませる・・・血肉化するということ。

昨日はレッスン。
実は、昨日の朝、私は歌うコトが少し、イヤ、かなり怖くなった。
それは、少し前にリューダスのYouTubeを聴いて、ふと、
「あ、外国語だ」と感じた瞬間から、少しずつ感じてきたことで、
一昨日の夜、リューダス・モツクーナスvs浦邊雅祥 の時間に立ち合って、
そのコトが確信に至った。
つまり、浦邊雅祥は日本語だった。
リトアニア語と日本語でだった。

私は歌い始めた頃から、コトバを血肉化したいと思い続けている。
コトバを発するだけではダメなんだ。
コトバの意味を共有できる日本語で歌っているからこそ、
歌えば意味は通じてしまうから、そこに甘えてしまいがちだ。
それでは、CuniCoが歌う意味がない。

で、サックスの音どもをしっかり自分の母国語で語る二人を見ていたら、
自分のコトバの音色空気圧が、なんともおざなりであるような気がして、
声を出すコト自体が、とても怖くなった。

その状態のままレッスンに行き、気持ちを話し、
当然、じゃ今日は歌わなくていいなんて話にはならず、
ヴォーカリストでもある師匠が自分のことなども例にして話してくれる。

そして、歌った。

21日に歌ってほしいと友人からリクエストしてもらった曲を。

この曲の歌詞を『血肉化』するには、まだまだ時間がかかるが、
大切に、いつものようにお客様に共に育てていただくことになるだろう。

歌い始めて8年。

これからも、コトバを血肉化することを求め続けていきたい。

『歌う』という行為のその先を求め続けていく。
そのための『歌』のレッスンを師匠の元でしっかり積む。
CuniCoの歌を探す旅は、まだまだ、始まったばかりということだろう。

旅半ばの私のGigは、毎月21日、Bitches Brew。
立会人募集中です。

2018/12/21 19:00start 3,000円(1drink in.)
vo:CuniCo. pf :ケミー西丘