うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

映画デー

2006-03-21 09:02:25 | フランス(余暇・習慣)
うぅ~っ!またですよ、また
更新文章も漸く終わりに近づいた、というときに、いきなりパソコンの電源が落ちるのです。
…いえ実は最近、オンボロ日本パソコン、寿命が近いらしく、かなり頻繁に使用中に電源が落ちるようになって来ました。
しっかし。
とりわけグーサイトで見てたり、書いたりしている時が多い、と思うのは単なる気のせいでしょうか。

いずれにしても、書き終える寸前に落ちるのは何とかならないかなぁ。
せめて書き始めなら、これほどガックリこないんだけど…。


ま、気を取り直して、チャッチャ!と行きたいと思ひまふ。。。




昨日・今日・明日は「春の映画デー」で、映画が3.5ユーロで見られる日。
というわけで、午後の授業の後、日本人の、違う大学に通うお友達と待ち合わせをして、1本見てきました。
こちらでは、最近封切りになった日本題名「SAYURI」、The Memoirs of Geishaです。

すっかり浦島太郎状態で、それほどの話題作とは知らず、ただハリウッド映画だということ、芸者役に相応しい日本人役者がいなくて、チャン・ツィイーが主役でコン・リーやらミシェル・ヨーが…云々、というくらいの前知識。

実は、フランス語吹き替え版を望んだのですが(英語がイマイチ不得手の私。わからないとフランス語字幕を読む、という作業はかなりツライのです)、やっぱり映画はオリジナル版でしょ、と反対され、オリジナルで見てきました。

感想は…
意外とよく出来ているじゃん!
本当は、もっと「こんな風に日本を取り扱わないで」とむかついたり、悲しく思ったりするのかなぁと思っていたのですが。
映画として、それはそれで結構楽しめました。
映像も綺麗だったし。

時々、これはヤかも。と思いましたが(例えば、着物の着方とか、芸者の踊りとか。あ。それと舞の海さんって現役のときよりヤッパリ痩せちゃって…。良かったけど、やっぱりアレ?と思いました)、その気持ちを引きずらずに映画を見続けることが出来たし。

最初違和感のあった、日本人が英語を喋る、というのと、「こんにちは」「おねさん」だけが日本語というのも、なんだかなぁ、という気持ちも、ま、慣れればそんなもんか、って感じでした。

もう1度見ようとは思わないけど、1回は見て良かった、と。

それと。
封切りからそれほど日が経っていないというのと、3.5ユーロの料金のおかげもあって、結構な動員数。
しかも意外と若い女の子グループが多かったのは吃驚りでしたね。
…終わった後感想を聞いてみたかったなぁ。



さて。
その後はカフェで12:00近くまで、お茶・ダベリング。(←こんな言葉は未だに存在するのかしらん?)

それにしても。
観光地・繁華街の近くの一杯って高いモンですねぇ。
だって、ビール(中)が9.5ユーロもするんですよ
それって、1400円近くってこと?許せ~ん。庶民のビールのはずなのに。

それが、ごくフツーのカフェ!
メニューを見て、座ったものの思わずお店を変えたくなってしまいました。
…その後は、ビール(小)=5ユーロにするべきか逡巡しましたが。
やっぱりそれじゃあまりに少ないので、決死の覚悟(???)で中にしましたけどね。



でも考えたら、実は昨日も友達とカフェでお茶(私の場合ビール(中))したら、8.5ユーロで吃驚りしたばかり。
パリだから?なのかしらん?

確かに前住んでいた街のほうがグッと安かったですものね。
例えば、コーヒーとかも倍値段しますから。

それにしても。
このビール値段、日本と比較しても高過ぎやしません!?