うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

雇用政策反対運動はいずこに向かう?

2006-03-31 06:15:28 | フランス(人)
ホント、私ったらナンて計画性のない人間なんでしょ。。。
今日のブログには、これを書こう、と決めていたことがいつもコロコロ変わります。
そ。
今日も、実は複数書きたいことに遭遇したのですが。
…結局、一番近い時間に起こった主題を選んでしまう安易さ、です、ハイ。(←いつも大体これですね。。。)



昨朝未明、突然襲ったお湯放出事件(?)で、昨日は1日お湯なし生活。
今日の午前中、大家さんと工事屋さんが来てくれましたが(止む無く授業欠席)。。。
結局、台所の水道施設(?)をソックリ変えなければならない模様。


しかし。
幸いなことに、お風呂場では、とりあえずお湯が使えることが判明しました。

わ~い!なんてアリガタイこと。
つまり。シャワーを浴びられるのです、万歳~

ということで。
夕食後、喜び勇んでシャワーを浴びました。
(フツーは、寝る前に入るヒトなのですが。)

そして。
ゆったりと、再びお酒などを手に寛いでいると、電話。

前住んでいた街の、日本人のお友達でした。
実に、パリに引越して以来の連絡。


そう。元々、女性には珍しく私用の電話というのが昔から好きじゃない私は、かなりの電話無精なのです。
どうしてるかな?と心配しても、自分から電話をかけるマメさが欠片もないので、いつも、これじゃあいけないよね、いつか友達減らすかも、と思ってはいるのですが。
…会話するなら実際に会うに限る、主義でありまして。



電話してくれた彼女は、私の通う大学が、例の雇用対策反対運動の影響で今年度いっぱいは閉鎖されるらしいというニュースを聞いたらしく、心配してくれたのでした。

え?ホント?
全然知らないわ~

彼女いわく、今晩のニュースで言ってたらしいよ。と。




今日は夕方帰宅するなりご飯の用意。
ゆっくり食べるその頃に、ニュースを見るのを忘れていたのでした。

「それって本当?本当だったらショックだけど。でも。とりあえずこんな状況でも私の学科に関しては今までも授業はずっと続いていたし。これからも変わらないと思うから、多分私に関しては大丈夫だと思う」と答えました。

そして。
彼女の近況、他の友達の状況、そして街の様子、などなど、いろいろ話を聞きました。

というわけで、寂しがり屋・電話大好き彼女と、結局1時間半ばかりも電話してたかな。
…やっぱり、今度の休みにはあの街に遊びに行こうかしらん?なんて思ったりしました。
友達がいるってヤッパリ嬉しいもの。



とにかく。
電話を切ってすることといえば…
一番気になることを確かめなくっちゃ。
本当に閉鎖なんていうニュース流れたの?

ざっと探したところでは、幸いみつからず、とりあえずホッ。

それはともかく、やっぱり今晩のニュースを見落としたことを後悔しました。
何しろ一番見出しは、大問題となっている若者の雇用対策について(「初期雇用契約」)今日、憲法評議会は留保なしに法案は成立と判断した、とのことなのです。
従って(新聞ル・モンドの見出し引用→)「評議会の決定はシラク大統領を「初期雇用契約」への第一線に立たせる」ことになり、明日夜メディアを前に表明することに。

明日の夜はニュースかぶりつき?
って、その時間予定既に入っているじゃん。。。



まぁ、シラク大統領が何を言っても(?)これほどまで活動に燃えていたフランス人が納得するわけもないと思うので、演説を聴き逃しても大したことはないかもしれないけど。

何より私が知りたいのは「一体この後どうなるの?」という一言に尽きます。
こんな活発化した運動が、「あぁ、そうでしたか、それでは仕方ありませんね、ハイやめます」とならないのは目に見えている。
だとしたら、本当の解決は一体どこに?

暴動化が進まないことだけを最低限強く祈っています


そして。「初期雇用契約」の謳う2年の試用期間は長すぎる、理由なしに解雇は行き過ぎ!と思いつつも、フランス人の意識を変えるためにはやっぱりガツンと何か大きな改革は必要、と小さく頑なに思い続けるフランス大好き1外国人のウサなのでありました…。

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