うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

最低の、一人ディネ

2006-03-30 04:29:19 | フランス(食べ物・飲み物)
今朝起きて数分後には、今日のブログのテーマは98%決まっていたはず、でした。(昨日更新し終わった時点では、昨夜の繋がりで書くつもりでいたのですが…。)

しかし。
急遽ひっくり返して違う話題にします。

そ。
写真を見てお分かりになるように、ラーメン屋さんについて、であります。



つい先日、こちらに来て初めて一人で外食をしたようなことを書きましたが。
実は今晩も「よっし、一人で外で食べよう!」と思ったのでした。

何故か。
それは、私としては実行に移すまで結構重い?要因があってのことだったりするのですが。
今朝の事件(といっても、単に台所の下のお湯用水道管が壊れたために、お湯が使えないだけなんですが。=洗い物が面倒くさい。)から、精神的ダメージを受け(最近いろいろ重なっているのです。。。)
「もうやってらんないわ!」気分でいたところに、
夕方、すごく嬉しいこと(と言っても、一言で言ってしまえば、担当の教授と面接をして論文のテーマが決まったこと)が重なり、実行に踏み切ったというわけ。


その割には、ラーメン屋、と思うでしょ?



そうなんです。
前置きが長くなりますが…
実は私ラーメンって食べ物がずっと好きではありませんでした。
猫舌なのに、食べ物に欲張るから、ラーメンを食べると必ずひどいヤケドをするし(数日イマイチ舌が利かないくらい)、伸びた麺が全く好きくなかったから、なのです。

しかし。
会社に入って、飲んだ後のラーメン、というものまでオジサマ達とつきあうようになってから、徐々に美味しさがわかるようになったのでした。
…それでも、好物とまでは行かなかったけれど。

それが。
この冬、何度も「美味しいラーメンが食べたい!」としょっちゅう思ったんですよね。
しかし。
ラーメンにそれくらい(と言っても10ユーロ以下ですけど)のお金を出すなら、やっぱり自分の家で食べよう。
と思い、自分でジャージャー麺もどきを作って凌いでいたのでした。

日本に帰国した際も食べてきたはずだけど。
…しかも、今日も暖かくて、ラーメン日和でもなかったんですけどねぇ…。


フレンチ(行きたいお店があるのです…)と迷ったものの、学校の帰りでお洋服もシケタものしか着てなかったのに一人ではやだな、と。
家には早く帰りたかったこともあり、「ラーメン!」に落ち着いたのであります。



ふ~っ!やっと長い前置き終わり。


で、念願のラーメン♪、と向かったのは、このお店。
日本の、一応美味しいと評判のラーメン屋さん、です。

しかし。
ハイ、最初っからハッキリ言っちゃいましょう。
私はもう2度とこのお店には行きません。
こんなに美味しくない思いをした(と言っても貧乏ウサは綺麗に食べましたけどね)、来たことを後悔したお店も珍しいです。

味、ではありません。
多分味は、それなりだったのでしょう。
そうではなく、それ以前の問題。



夕方7:00過ぎ、まだお客さんはそれほどいませんでした。
が、だからと言って、天井の、数ある埋め込み電球を傍若無人に営業時間内に変えることはないでしょう?

間違っても食べ物屋さんですよ。
いくらいつも掃除をしていたとしても、埃が落ちてくるなど、考えないのでしょうか?
模様変え(雰囲気変え?)なのかしりませんが、とにかくお店はハシゴやら、電球がそこここに。

入店するなり、一人いた女性店員から、作業してなかったカウンターに座るように言われて席につきましたが。

呆然と彼らのやることを横目で見ていたら、私の並びのカウンターに作業用具を置き、椅子の上に立って作業をしていた若い男性は、その後カウンターを拭きもせず、また私に出されたビールとコップ、スプーン(?)などを動かすこともせず、私に向かって
「こちらの席に移ってくれませんか?」。

その後も、ずっと3人ばかりで作業を続けていました。
しかも、まるで大学の学園祭のテントののり。
お客の存在は全く無視して、従業員同士が大きな声で話のやりとりをします。
「この電球さぁ~うまく入んないぜ…」「あ、駄目だめ。熱いんだからこっち切ってよ。」
中には「店長」と呼ばれていた人もいたようですが。

まぁ本当にあきれ果てました。
フランス人の、或いは中国人のサービスが悪い、と言っていたのが申し訳ないような気がしてきました。
無愛想でも、もっとマシな気分で食事ができます。


私は、食べ物屋さんというのは、味だけでなく、サービスと雰囲気の提供も大切且つ必須条件だと思っています。
それなのに、誇りに思っていた日本人の評判のお店がこれ、ですか…。

ブログなので、中傷になっても嫌ですから、これ以上は書きませんが。
…私は、友達にはハッキリ言うつもりだし、自分自身が例え奢ってもらえるとなっても絶対行きませんね。
こんなところでお腹を一杯にするより、一食抜いたほうがよっぽどイイや、と思います。

それくらい私にとって、不愉快なお店でした。
…向こうは、私如きの客を一人失ったところで痛くも痒くもないでしょうけどね。

カワイソウナ人たちが世の中には増えたもんだなあ。。。とお店を後にしました。

ま、気を取り直すべく、今から飲みなおし、でもしましょうか

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (ma263)
2006-03-30 20:57:00
昨日BS放送でパリの秋葉系のお店を紹介していました、日本のアニメやコミックが沢山置いてあるそうですが知っていますか???

とても日本の物が流行っていると紹介していましたよ、なんとなく行って見たいと思いました、そういえば布団や畳も流行なんですよね♪。
返信する
Unknown (mari)
2006-03-31 05:26:28
それはかなり腹が立ちますね。

電球くらい閉店後にささっとかえてしまえばいいのに。。。



わたしもたまに昼ごはんをオペラ日本食街で食べますよ☆

サンドイッチは毎日じゃ飽きるし、かといって重い肉のランチをたべる時間もないし。。



安くて早い和食はやっぱり便利ですよね~
返信する
Unknown (うさ)
2006-03-31 06:24:26
ma263さん、こんにちは!



秋葉系のお店がパリにあるなんて!

全然知りません。

…ホント日本の人のほうが、いろんな情報知っている気がします。

とにかく日本のガイドブック・雑誌。その取材力や脱帽!です。



布団や畳は、そう、ホント人気です。

「FUTON」というアジア(日本)雑貨家具チェーン店(?)もありますし。

ただ。

畳と言っても、本物の畳を思い浮かべる人は意外と少ないかも。

多分それは、柔道の床を「畳」と言っているせいかも、と勝手に理由づけています。

返信する
Unknown (うさ)
2006-03-31 06:30:41
mariさん、こんばんは~!



でしょ?仮にも食事を提供するところ、っていうのがナンとも気に入りませんでした。

…経営者がいたら思い切って直接意見するのですが。従業員や雇われ店長じゃあ、ね。意とするところが伝わらないでしょうから。



…オペラ街の日本食、あ、でも、私の場合、実は殆ど入ったことがないんですよ。

ヒト様にご馳走になる高いところ(←滅多にない)か、友達が日本から来て行きたいと言う時以外。

…一人、というがネックかもしれません。



でも、確かにタマにはいいですよね。
返信する
割り切り (nobbb)
2006-04-01 19:10:33
ラーメン屋さんのサービスなんてそんなもの,と割り切るしかないのかもしれません...
返信する
Unknown (うさ)
2006-04-02 07:26:19
nobbbbbieさん、こんにちは!



う~む。。。そうなんでしょうか。

多分、日本では、どんなラーメン屋さんもそんなことをしないような気がするのです。(そうでもない?)



確かに、フランスにいる日本人に対して、ついより厳しい目で見てしまう結果なのかもしれません。

自分だって、そんな程度のくせにといわれるかもなぁ、と思いつつ。

ま、反面教師、と思って自分を保って行きたいものです。
返信する