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くるり LIVE at 武道館 2011 ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~(3)

2011-03-10 13:01:51 | 音楽!
今日は前置きなしで「くるり ニューアルバム発売記念ツアー ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~」武道館ライブのレポの続きを。

9曲目の「FIRE」が終わると舞台上で光り輝いていた炎はパッと消え、お次は「犬とベイビー」。岸田さんの「どうすればいい どうすればいい どうすればいい?」のシャウトが最高。終盤ギターがなかなか終わらなくて客席からは笑いが。そして岸田さんのMC。「えっと、くるりが武道館でライブやるのは、うーんと、4回目になります。しがない京都の大学生バンドだった僕らは武道館を「なんとも思ってへん」風のキャラを装って・・・」と武道館でライブをやることへの思い入れを語ってくれました。ちなみに武道館での最初のライブは「ブドカン」という感じで、2回目が「ブドゥーカン」、3回目が「ブードゥーカン」、今回やっと「武道館」になった(!?)とのこと。そしていきなり「どうですか?」と佐藤さんに振ると、佐藤さんは天井から吊られている日の丸を「形とかフォルムとか味わえるようになった」とコメント。

11曲目は「魔法のじゅうたん」。ミラーボールが下りてきたものの、あえてそうしたのか、何かのミスなのかとても不規則な動き。でも、武道館の天井いっぱいに風船が飛んでいるような照明はとても美しく、歌に対する感動ともあいまってまた涙が・・・。

次の「麦茶」の後、岸田さんはギターをはずし、「昨日はすごい春らしくて、今日朝起きてみたら真っ白け・・・これは何かあるなと思ったら、あるんです、何かが」とギターについている超ハイテクカメラを紹介。スクリーンにはギターのネック部分のアップが映し出され、岸田さんは「我々の恥部をさらけ出す」と謙遜(!?)。ギターの山内総一郎さんが速弾きを披露すると「ようこんな大舞台で速弾きできるなぁ! 洋楽クオリティやな!」と絶賛。一方、佐藤さんの手元のアップが映ると「めっちゃいやらしい」と表現。その後、デトロイトで岸田さんと佐藤さんがローリング・ストーンズのライブを観た時のエピソードも披露。

「これ(カメラ)は気になる、っていうか重い」とグチりつつも「ここからくるりのテクニカルショーをお楽しみください」で始まったのは「飴色の部屋」。そして「青い空」。照明はヘビメタを思わせるような激しい動き。スクリーンに映し出される岸田さん、佐藤さん、山内さんの手元を見て思ったのは「青い空」の疾走感はギターよりむしろドラムとベースから出ているんだなぁと。とにかく佐藤さんの指の動きがすごかったです。再び楽器を持ち替える時に岸田さんは山内さんに「ナイスソロ!」と一言。

やっと半分くらいまできましたが、今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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くるり LIVE at 武道館 2011 ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~(2)

2011-03-09 13:04:13 | 音楽!
いやー、さっきの地震にはびっくりしました。ビルがぐらーんぐらーん揺れて、気持ち悪かった。そんなことはさておいて、「くるり ニューアルバム発売記念ツアー ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~」武道館ライブのレポの続きを。

5曲目というか、冒頭の「無題」を1曲目と数えると6曲目になったのは、鐘の音のような印象的なイントロで始まった民謡(?)「おはら節」。まったく聴いたことのない歌だったので、メモっておいた歌詞でググってやっと見つけました。ベースラインも渋くて、佐藤さんがベースのネックの上をすべらせる指の動きがなんとも美しかったです。ふとアリーナを眺めるとたくさんの頭がきれいに並んでいて、田んぼに植えられた稲みたいだなぁと思ったり。

岸田さんたちが楽器を持ち替えるタイミングでやっとMC。「みなさん、こんばんは。くるりです」と岸田さんが挨拶すると湧きあがるお客さんの拍手と歓声。私は岸田さんの「くるり」の「る」にアクセントを置くイントネーションにちょっと違和感を覚えました。今までのライブでは「く」にアクセントを置いてたんじゃなかったっけ・・・? お客さんに手を振った後岸田さんはハニカミながら「日本武道館でポカリスエットを飲んでいます。おいしい!」と実況。「くるりは今年で結成15周年でございます」との言葉で客席からはさらに大きな拍手。そしてメンバー紹介。ギターは山内総一郎さん、ドラムスはいつものボボさん、ベースはもちろん佐藤さんでしたが、岸田さんは幟と行燈もメンバーとして(!?)紹介。それにしてもたった4人でこれだけ迫力と厚みのある演奏ができるってすごいことだと思いました。ん? ひょっとして幟と行燈も演奏してたのかな?(^_^;)

「この巨大な日本武道館を極上のぬるま湯にしていきたいと思います」との岸田さんの宣言で始まった7曲目は「温泉」。続いて「さよならアメリカ」。ライブで聴くと本当に素晴らしくて思わず涙。次の曲のために岸田さんがギターを調弦していた時、たくさん立っている幟の前から火が燃え上がり、薪能のような雰囲気に。始まったのはもちろん「FIRE」。途中からの紫の照明があまりにも美しく、鳥肌が立ちました。

うぅ・・・細切れになってすみませんが、とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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くるり LIVE at 武道館 2011 ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~(1)

2011-03-08 13:04:41 | 音楽!
昨日行ってきました、くるりの武道館ライブ。というわけで早速レポを。

やるべき仕事は大量に残っていたものの、18時20分ごろ神保町のオフィスを出発し、あっと言う間に武道館に到着。外には吉田戦車さんによるイラストが描かれた看板が立てられているのを確認するも、人が多すぎてゆっくり見られない状態。武道館の中に入り、18時47分ごろ着席。私の席は2階西W列というほぼ一番後方。舞台には白い幟(のぼり)や大きな行燈が置かれていて、なんとなく「和」の雰囲気。開演になるまで本でも読もうかと思ったものの、興奮気味の自分にはとても本になど集中できないことが予測できたためギブアップ。

18時53分、舞台でスタッフ(?)の誰かがギターを弾き出しても会場は無反応。19時になってもライブは始らず、客席を見てもまだまだ人の移動が激しい。19時5分、女性の声でライブに関する注意事項のアナウンス。「くるり ニューアルバム発売記念ツアー ~言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか~」とまじめに全部音読していたのがちょっと笑けました。私の席の周囲ではお客さんの7割くらいが女性。でもギャル系は皆無。客席を見渡して「ほぼ着席したなー」と思ったのが19時10分、その後すぐに会場内が暗くなり、お客さんの「おー!」というどよめき。舞台のみにライトが当てられ、幻想的。その光の中ミュージシャンたちがついに登場し、客席からは拍手と歓声。

いきなり岸田さんがギターをミスったように聴こえたのは私だけ? 「言葉にならない、笑顔をみせてくれよ」と一言歌って1曲目「目玉のおやじ」がスタート。岸田さんは帽子に黒ぶち眼鏡でちょっとおしゃれな感じ。佐藤さんは赤のチェックのシャツの上に黒いシャツを重ね着して茶色っぽいパンツ。舞台上のスクリーンには吉田戦車さんのイラストが映し出されていました。そのまま「コンバット・ダンス」、3曲目は「ハヴェルカ」。次の「ワンダーフォーゲル」で私の席の周囲でも立ってノリ始めるお客さんがぐっと増えて、かなりいい感じ。私は相変わらず席に座ったまま、歌詞のせつなさにうるうるきていました。

とりあえず、今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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あしたのジョー

2011-03-07 14:37:51 | 映画!
うぅぅぅ・・・寒い! 私の職場のビルはほぼガラス張りで、しかも私の座席は窓際。そして外はお昼頃まで吹雪。今日の夜はくるりの武道館ライブに行くため、薄いロンTと薄いチュニックしか着てこなかった私は、オフィスの中でもコートを着ないと寒すぎて仕事ができないほど。3月上旬なのに、あまりに寒すぎるっ!

さて、昨日は映画『あしたのジョー』を観に行きました。通算3回目ですが、今回は原作の講談社漫画文庫全12巻とオフィシャルガイドブックを熟読した上での鑑賞だったので、より深く作品を理解することができました。漫画とアニメがあまりにも有名な上に、過去に実写化もされているので、それらとこの作品が比べられがちですが、個人的には原作と違うところもうまくアレンジされているように思います(まぁ、先に映画を観て、それから原作を読み、再度映画を観たので当然と言えば当然でしょうが)。原作と違う点として白木葉子の設定を挙げる人が多いですが、その点よりもむしろ主人公ジョーと丹下段平の関係の違いが一番大きいような気がします。うまく表現できませんが、映画のジョーの方が段平に対して素直で、若干ぎこちないけれど良い師弟関係を築いているのに対して、漫画のジョーは段平に対して必ずしも素直になれない、師弟というよりむしろ実の父と息子のような関係を感じました。師弟関係にしろ、父と息子のような関係にしろ、同性の他人とこれほど深い絆を結べるのは男性だけのような気がするのは私だけでしょうか?

うぅ、あしたのジョーについてまだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、とりあえず今日はこの辺で。

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『ソーシャル・ネットワーク』と『ツーリスト』

2011-03-06 16:56:17 | 映画!
金曜日はキックボクシングのレッスンに行くつもりが、仕事が長引いて行けなくなってしまったので、代わりに映画『ソーシャル・ネットワーク』を観に行きました。第83回アカデミー賞脚色賞・作曲賞・編集賞を受賞したこの作品。観賞3回目の今回は特に音楽を聴き逃さないよう、音に集中(!?)しました。うーん、正直やっぱり『ヒックとドラゴン』の音楽の方が emotional かつ物語の展開ともマッチしていて私は好きなのですが、『ソーシャル・ネットワーク』は逆に極力情緒的要素をなくして、完全に裏方に徹しているという感じ。アカデミー賞でもその点が評価されたのかもしれません。物語がおもしろいのは日記でも何回も書いてきましたが、登場人物のキャラが本当にうまく設定されています。主人公のマークや Facebook のスタッフ、マークを訴えるエドゥアルドやウィンクルボス兄弟は言うまでもなく、それらの訴訟に関わる人々やほんの数分登場するハーバード大学の学長まで印象深く描かれていて、まったくムダなシーンがない、名作です。

土曜日に観たのは『ツーリスト』。正直あまり期待していなかったのですが、英語・フランス語・イタリア語・ロシア語といろいろな言葉が出てきて、語学オタクとっては興味深い作品。イタリアのベニスなのに、なぜかスペイン語でコミュニケーションしようとするフランク(ジョニー・デップ)がかわいかったです。そのフランクが恋に落ちるエリーズ役がアンジェリーナ・ジョリー。個人的にはイギリス人女優さんに演じてもらいたかったなぁ・・・。予告編の印象からはアクション・ミステリーだと想像していたのですが、全体的にさほど緊迫感はなく、途中退屈になってあくびが止まらなかった時もあったほど。でも、最後に大どんでん返しが待っていて、この映画の好感度がぐぐっとアップ。物語はつっこみどころ満載ですが、終わり良ければすべてよし。この映画がゴールデン・グローブ賞のコメディー/ミュージカル部門作品賞にノミネートされた理由が理解できました。

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Elliott Yamin at Billboard Live Tokyo

2011-03-02 22:35:20 | 音楽!
とっても今さらですが、2月15日にビルボードライブ東京で観たエリオット・ヤミンのライブのレポを。実は私、去年の11月くらいまでエリオット・ヤミンというアーティストをまったく知らなかったのです。で、11月のある日、ビルボードライブ東京からのメールで、エリオット・ヤミンがライブをやるという情報を見たのですが、この「ヤミン」という名字に私のユダヤセンサーが敏感に反応。早速ググってみたらやはりユダヤ系のアメリカ人。「やっぱりユダヤ系か。どんな音楽なのか興味あるなぁ。とりあえずCD借りて聴いてみよう。」→「CD聴いてみたら、かなりいい声。生で聴いてみたい。」→「ライブのチケット、まだあるから行ってみよう!」という流れで、ビルボードライブ東京に足を運ぶことになったのでした。

私が観たのは2回目のステージ。客席を眺めると以前にビルボードライブ東京に来た時より外国人の比率が若干少ない感じ。21時39分に会場内が暗くなり、ミュージシャンたちが舞台に。ドラム、ギター、ベースにキーボード2人という編成。そして、ついにエリオット・ヤミン自身が最前列のお客さんの手をタッチしながら登場。彼の全身を初めて見た私の第一印象は「ちっちゃいおっさん」。声からはかなり背の高い男性を想像していたので。(^_^;) ノリのいい音楽が始まり、黒の動きやすそうなスーツに身を包んだエリオットが踊りだす。セットリストは以下のとおり。

1. Gather 'Round

歌い終わると「トウキョウ、オゲンキデスカ?」と日本語で挨拶。

2. Let Love Be

歌い終わって「アリガトウゴザイマス!」と言った後、英語で次の曲の紹介。「この歌を書いた時はある人とつきあっていて・・・」というエピソード(!?)を披露。

3. I'm Thinkin' 'Bout You

4. You Say

この歌の後、エリオットが "Thank you so much! You guys are very ウツクシイ!" とお客さんに向かって叫ぶと、お客さんの一人が "You are ウツクシイ!" と返す場面も。

5. One Word

この歌のサビの部分でお客さんたちが人差し指(Oneということで)を挙げていたのが印象的でした。エリオットもお客さんたちを指さしながら "You are so amazing to me" と歌い、お客さんに One Word をコーラスしてもらったり。歌い終わった後も "You guys are amazing!" と感激した様子。

この後、アルバムを発表したばかりのキーボード担当の黒人男性、Joonie をエリオットが "super soulful" と紹介。受付で販売しているアルバムも買ってねとしっかり宣伝して舞台からハケていきました。Joonie は誰に教えてもらったのか日本語で「オレ、イケメンダヨネ」とお客さんにアピール。Just The Way You Are(Billy Joel のカバーではなくオリジナル)と恐らく So Fly という歌を歌ってくれました。声は高めで、ファルセットが素晴らしかったです。

Joonie の歌が終わり、エリオットが再び登場。エリオットをからかってわざとマイクスタンドを一番低い位置にする Joonie。

6. Cold Heart

この歌、バッキング・ボーカルのアレンジがかなりセンス良いと思ったのですが、今回のライブでは人ではなく録音(!?)を代用したよう。

7. 3 Words

この歌の後、「アリガトウ」と言って椅子に座ったエリオット。「今はロスアンジェルスに住んでいるけれど、昔はLAとはかなり雰囲気の違うところに住んでいたんだ・・・」と語ってくれました。その故郷への思いがつまっているのが次の曲。

8. Virginia

この歌の後、エリオットは Lady Marmalade や My Eyes Adored You を作曲した Kenny Nolan について話してくれました。その Kenny Nolan がエリオットのために作ったのが次の歌。

9. I'll Be That Bridge

歌い終わって "Thank you so much" と言った後、"Who feels like singing now?" とお客さんに問いかけるエリオット。会場のあちこちからキャーと声があがりましたが、ボランティアは現れず。(^_^;)

10. Wait For You

この曲ではお客さんも一緒に歌い、非常に盛り上がりました。エリオットもこの曲が彼にとっていかに特別かを語り、これまでのファンの応援に感謝の気持ちを表現。そして "I'm in love with you forever!" と次の曲紹介も兼ねて告白!?

11. In Love With You Forever

この曲ではエリオットのかわいい(!?)ダンスが印象的でした。最後に「アリガトウゴザイマス! God bless you all!」という言葉を残し、22時45分ごろ舞台からハケていきました。

会場からはもちろんアンコールの拍手が。しばらくしてミュージシャンとエリオットが舞台に登場。エリオットが椅子に座り、歌い始めると舞台の後方のカーテンが開き、東京の夜景が現れました。

12. Can't Keep on Loving You

この曲のあと、"Thank you so much!" と言って椅子から立ち上がるエリオット。続くMC の中で "sexy song" と言っていたのですが、次の曲のことなのかよく聞き取れませんでした。なぜか日本の出生率の話まで飛び出す一幕も。

13. Self Control

14. Movin' On

この曲でアンコールも終わり。エリオットとミュージシャン全員が肩を組んで一礼。客席からの歓声と拍手と口笛がすごかったです。そして「ちっちゃいおっさん」は舞台からハケていきました。

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『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』と『英国王のスピーチ』

2011-03-01 13:22:13 | 映画!
いやー、第83回アカデミー賞作品賞は見事に『英国王のスピーチ』が受賞しましたね。主演男優賞がコリン・ファースだったのも納得の結果。1/26 の日記で書いたとおり、助演男優賞は私はマーク・ラファロを予想していたのですが、受賞したのは『ザ・ファイター』のクリスチャン・ベール。この映画、まだ予告編すら観たことがないのですが、今朝めざましテレビで流れた、クリスチャン・ベールがボクシングのミットを打たせていたシーンは非常にサマになっていました。しかも役作りのために歯並びまで変えたなんて・・・! 映画『あしたのジョー』にハマった私としては、3/26公開予定の『ザ・ファイター』も非常に楽しみです。

さて、週末に観た映画の話の続きを。2本目は『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』(字幕 3D)。こちらも予想以上の出来でした。特にねずみのリーピチープがかわいすぎ。声を担当したサイモン・ペグの演技も素晴らしい! あと、ユースチスを演じたウィル・ポールターは、序盤と終盤では別人のように顔つきも変わっていて、器用な子だなぁと。正直、眉毛の形はかなり気になりましたが。(^_^;) 日本語に吹き替えられた予告編ではルーシーの声がかなり子供っぽかったのに、実際の彼女(ジョージー・ヘンリー)の声はちょっと低めでしゃべり方も落ち着いていて驚きました。個人的にはオリジナルの方が良いと思いました。あと、アスラン(声はリーアム・ニーソン)の声と話し方が本当に素敵。特に聖書を読む人には彼のセリフの1つ1つに重みを感じると思います。松浦美奈さんの字幕も良かったです。

3本目は『英国王のスピーチ』。アカデミー賞脚本賞を受賞しているので、今さら私が言うまでもないことですが、とにかく脚本が本当に素晴らしいです。特にバーティ(ジョージ6世)とローグのやりとりが最高。残念ながら字幕(偶然にもこの作品も松浦美奈さんが担当)ではその絶妙さが表現しきれていない気がしましたが、英語が苦手な人にもオリジナルのセリフを知ってもらいたいくらい、生き生きとした言葉が使われています。シナリオ本、出版されたら絶対に買います! でも、ちょっと残念だったところも。正直、予告編でいいシーンを見せすぎている気がしました。つまり、予告編から予想した作品の印象としては「期待どおり」という感じ。『ソーシャル・ネットワーク』の時は「予想していたよりずっとおもしろい! また観たい!」と思ったので、『ソーシャル・ネットワーク』の予告編の方がよりうまく編集されているのではないかと(あくまでも個人的な意見ですが)。当時の王室の人々や一般市民の暮らしぶりなども垣間見えて、非常に興味深い作品であることは間違いありません。

『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』と『英国王のスピーチ』の2本を通して思ったことは・・・イギリス英語、万歳!

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