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『ソーシャル・ネットワーク』と『ツーリスト』

2011-03-06 16:56:17 | 映画!
金曜日はキックボクシングのレッスンに行くつもりが、仕事が長引いて行けなくなってしまったので、代わりに映画『ソーシャル・ネットワーク』を観に行きました。第83回アカデミー賞脚色賞・作曲賞・編集賞を受賞したこの作品。観賞3回目の今回は特に音楽を聴き逃さないよう、音に集中(!?)しました。うーん、正直やっぱり『ヒックとドラゴン』の音楽の方が emotional かつ物語の展開ともマッチしていて私は好きなのですが、『ソーシャル・ネットワーク』は逆に極力情緒的要素をなくして、完全に裏方に徹しているという感じ。アカデミー賞でもその点が評価されたのかもしれません。物語がおもしろいのは日記でも何回も書いてきましたが、登場人物のキャラが本当にうまく設定されています。主人公のマークや Facebook のスタッフ、マークを訴えるエドゥアルドやウィンクルボス兄弟は言うまでもなく、それらの訴訟に関わる人々やほんの数分登場するハーバード大学の学長まで印象深く描かれていて、まったくムダなシーンがない、名作です。

土曜日に観たのは『ツーリスト』。正直あまり期待していなかったのですが、英語・フランス語・イタリア語・ロシア語といろいろな言葉が出てきて、語学オタクとっては興味深い作品。イタリアのベニスなのに、なぜかスペイン語でコミュニケーションしようとするフランク(ジョニー・デップ)がかわいかったです。そのフランクが恋に落ちるエリーズ役がアンジェリーナ・ジョリー。個人的にはイギリス人女優さんに演じてもらいたかったなぁ・・・。予告編の印象からはアクション・ミステリーだと想像していたのですが、全体的にさほど緊迫感はなく、途中退屈になってあくびが止まらなかった時もあったほど。でも、最後に大どんでん返しが待っていて、この映画の好感度がぐぐっとアップ。物語はつっこみどころ満載ですが、終わり良ければすべてよし。この映画がゴールデン・グローブ賞のコメディー/ミュージカル部門作品賞にノミネートされた理由が理解できました。

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