早速ですが、「45歳、ブスだけど、27歳の彼氏に会いにロシアに行ってみた (2)」の続きを。
機体がボーディングブリッジから離れたのが13時ジャスト。予定より5分早かったのですが、長かったのがその後。出発ラッシュだったのか離陸は13時18分。モスクワでの乗り継ぎ時間に余裕がない私にはそれだけでちょっとがっかり。でも、無事に出発できただけでも感謝すべきだった、とすぐに反省。
機長の挨拶の後、キャビンアテンダントの女性がロシア語と英語でアナウンス。その際、「このフライトでは映画上映がありません」と言われ、ちょっとショック。ヒマ、つぶせるうかしら…。続いて別の女性が日本語でアナウンス。声の音量が聞き取りづらい。独特なアクセントの日本語でした。私が乗ったB767のシートは濃いブルーの合成皮革張り。布ではなく合成皮革のシートは私にとっては初めてでした。紺色のクッション(枕?)にはソチオリンピックのロゴの刺繍が。そもそも枕も機内で見るのは初めてだった気がします。ふと外を見ると美しい富士山と美しく連なる雪山。幸いなことに天気にも恵まれた出発でした。
(ここからは日本に帰る飛行機の中で書いている記事です)機体は上昇を続け、窓からはスキー場と思われる場所などいろいろ見えたのですが、ここでは省略。機体が日本海上空に入ったのは恐らく13時45分くらい。そして飲み物のサービスがスタート。おしぼり(ペーパータオル)はソチオリンピック仕様になっていて、描かれている模様がとてもきれい。私が選んだのはオレンジジュース。Richというブランドの、果肉も少し入っているもの。家を出てからほぼ4時間まったく水分を取っていなかったこともあって、とてもおいしい。

食事が提供されるまでしばし「地球の歩き方」を読みながら、サンクトペテルブルクでどこに行くかなどを検討。一番使う交通手段は地下鉄になることを予想し、どの駅周辺にどんな観光施設があるかをメモ。そうそう、前にグルジア料理のレストランで食べたハチャプリ(グルジアのパン)も食べたいな…などと考えていると昼食の時間。メニューはきゅうりの柴漬け(?)の海苔巻き、卵焼きのお寿司、スモークサーモンと茹でたエビの入ったサラダにごまドレッシング。メインは白身魚にマッシュポテトとグリーンピースが添えられ、ホワイトソースがかけられたもの。このホワイトソースが濃厚でとてもおいしい。現地のビーフストロガノフのソースもこんな感じなのかも。デザートはコーヒーソースが添えられたコーヒーケーキ。パンは表面にところどころ小さな粒がついているもの。でも、お腹がすでにいっぱいなのでバッグに入れて持っていくことに。

ランチの後も地球の歩き方をチェック。日本時間の15時15分、気がつくとすでにロシア上空。その後も窓から見える風景をいろいろメモしたのですが、これも割愛。太陽が雲海に沈んでいく、その時の夕陽が本当に美しかったです。廊下側に座る隣の男性が席を立ったので、私も席を立って機内後方のお手洗いに。後方の3人かけシートを一人で占領し、横になって寝ている人多数。確かに、定員に比べて搭乗口付近で待つ人が少ないと思っていたけれど、やはり、このフライトは空席だらけだったということ。私が予約した時点では残り7席しかなく、慌てたけれど、その後に大量にキャンセルが出たのかしら?
日本時間の18時、思いがけずアイスクリームが配られ、テンション急上昇。「エッセル スーパーカップ 超バニラ」の機内用の小さなサイズのもので、喉の乾きもあって最高においしかった。もう2つくらい食べられるほど。機内でアイスクリームをいただいたのは初めてな気が。
日本時間の20時頃、機内の明かりがついてドリンクのサービス。続けてディナーも。かぼちゃのサラダ、ビーフパストラミ、チキンのごぼう巻き、カルボナーラのタリアテッレの上にチキンのグリルがのったもの、黒パンとミルキーウェイ(チョコレート菓子)の小さいサイズのもの。正直先に食べたランチの方が豪華でおいしかったんだけど、ひょっとしてキャビンアテンダントさんが順番を間違えたんじゃ…?

前方のスクリーンには Western Syberian Lowland の上空を通過中との表示。地上にぽつぽつと明かりが見え、ホッとする。さらに3時間が経過し、ついに機体はモスクワ・シェレメーチエヴォ空港への着陸準備。そういえばキャビンアテンダントさんから入国カードをもらってないことに気がつき、隣の男性に「入国カードってもう配られましたか?」と質問すると、「今は自動になっていて、書く必要がないんですよ」とのこと。「自動」の意味がよくわからなかったけれど、とりあえず「そうなんですね。ありがとうございました」とお礼。
機体は降下し続け、いよいよ着陸。「アエロフロートのパイロットはロシア空軍出身者が多くて、操縦技術が素晴らしく、着陸したことも気がつかなかった」みたいなことを何かで読んだので、非常に期待していたけれど、実際は着陸もそれほどスムースではなく、ちょっとがっかり。あと、少し驚いたのが飛行機から降りる際、ボーディングブリッジは使用せず、なんとタラップを機体につけて降りるという点。

タラップなんて2001年にイスラエルのテルアビブ空港以来! 当然のことながら先にビジネスクラスの乗客がタラップを降り、先に専用のバスでターミナルまで移動。私たちエコノミークラスの乗客はその後にタラップを降り、座席のほとんどない大きなバスに詰め込まれる。心の準備なしに突然モスクワの寒さに立ち向かうことになったわけですが、思っていたほど寒くはありませんでした。エコノミーの乗客が全員バスに乗り込み、バスのドアが閉まった時にふとタラップを見ると、清掃スタッフと思われる防寒着に身を包んだ人々がタラップ下で待機。寒い中大変ね…。
とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日ということで。
機体がボーディングブリッジから離れたのが13時ジャスト。予定より5分早かったのですが、長かったのがその後。出発ラッシュだったのか離陸は13時18分。モスクワでの乗り継ぎ時間に余裕がない私にはそれだけでちょっとがっかり。でも、無事に出発できただけでも感謝すべきだった、とすぐに反省。
機長の挨拶の後、キャビンアテンダントの女性がロシア語と英語でアナウンス。その際、「このフライトでは映画上映がありません」と言われ、ちょっとショック。ヒマ、つぶせるうかしら…。続いて別の女性が日本語でアナウンス。声の音量が聞き取りづらい。独特なアクセントの日本語でした。私が乗ったB767のシートは濃いブルーの合成皮革張り。布ではなく合成皮革のシートは私にとっては初めてでした。紺色のクッション(枕?)にはソチオリンピックのロゴの刺繍が。そもそも枕も機内で見るのは初めてだった気がします。ふと外を見ると美しい富士山と美しく連なる雪山。幸いなことに天気にも恵まれた出発でした。
(ここからは日本に帰る飛行機の中で書いている記事です)機体は上昇を続け、窓からはスキー場と思われる場所などいろいろ見えたのですが、ここでは省略。機体が日本海上空に入ったのは恐らく13時45分くらい。そして飲み物のサービスがスタート。おしぼり(ペーパータオル)はソチオリンピック仕様になっていて、描かれている模様がとてもきれい。私が選んだのはオレンジジュース。Richというブランドの、果肉も少し入っているもの。家を出てからほぼ4時間まったく水分を取っていなかったこともあって、とてもおいしい。

食事が提供されるまでしばし「地球の歩き方」を読みながら、サンクトペテルブルクでどこに行くかなどを検討。一番使う交通手段は地下鉄になることを予想し、どの駅周辺にどんな観光施設があるかをメモ。そうそう、前にグルジア料理のレストランで食べたハチャプリ(グルジアのパン)も食べたいな…などと考えていると昼食の時間。メニューはきゅうりの柴漬け(?)の海苔巻き、卵焼きのお寿司、スモークサーモンと茹でたエビの入ったサラダにごまドレッシング。メインは白身魚にマッシュポテトとグリーンピースが添えられ、ホワイトソースがかけられたもの。このホワイトソースが濃厚でとてもおいしい。現地のビーフストロガノフのソースもこんな感じなのかも。デザートはコーヒーソースが添えられたコーヒーケーキ。パンは表面にところどころ小さな粒がついているもの。でも、お腹がすでにいっぱいなのでバッグに入れて持っていくことに。

ランチの後も地球の歩き方をチェック。日本時間の15時15分、気がつくとすでにロシア上空。その後も窓から見える風景をいろいろメモしたのですが、これも割愛。太陽が雲海に沈んでいく、その時の夕陽が本当に美しかったです。廊下側に座る隣の男性が席を立ったので、私も席を立って機内後方のお手洗いに。後方の3人かけシートを一人で占領し、横になって寝ている人多数。確かに、定員に比べて搭乗口付近で待つ人が少ないと思っていたけれど、やはり、このフライトは空席だらけだったということ。私が予約した時点では残り7席しかなく、慌てたけれど、その後に大量にキャンセルが出たのかしら?
日本時間の18時、思いがけずアイスクリームが配られ、テンション急上昇。「エッセル スーパーカップ 超バニラ」の機内用の小さなサイズのもので、喉の乾きもあって最高においしかった。もう2つくらい食べられるほど。機内でアイスクリームをいただいたのは初めてな気が。
日本時間の20時頃、機内の明かりがついてドリンクのサービス。続けてディナーも。かぼちゃのサラダ、ビーフパストラミ、チキンのごぼう巻き、カルボナーラのタリアテッレの上にチキンのグリルがのったもの、黒パンとミルキーウェイ(チョコレート菓子)の小さいサイズのもの。正直先に食べたランチの方が豪華でおいしかったんだけど、ひょっとしてキャビンアテンダントさんが順番を間違えたんじゃ…?

前方のスクリーンには Western Syberian Lowland の上空を通過中との表示。地上にぽつぽつと明かりが見え、ホッとする。さらに3時間が経過し、ついに機体はモスクワ・シェレメーチエヴォ空港への着陸準備。そういえばキャビンアテンダントさんから入国カードをもらってないことに気がつき、隣の男性に「入国カードってもう配られましたか?」と質問すると、「今は自動になっていて、書く必要がないんですよ」とのこと。「自動」の意味がよくわからなかったけれど、とりあえず「そうなんですね。ありがとうございました」とお礼。
機体は降下し続け、いよいよ着陸。「アエロフロートのパイロットはロシア空軍出身者が多くて、操縦技術が素晴らしく、着陸したことも気がつかなかった」みたいなことを何かで読んだので、非常に期待していたけれど、実際は着陸もそれほどスムースではなく、ちょっとがっかり。あと、少し驚いたのが飛行機から降りる際、ボーディングブリッジは使用せず、なんとタラップを機体につけて降りるという点。

タラップなんて2001年にイスラエルのテルアビブ空港以来! 当然のことながら先にビジネスクラスの乗客がタラップを降り、先に専用のバスでターミナルまで移動。私たちエコノミークラスの乗客はその後にタラップを降り、座席のほとんどない大きなバスに詰め込まれる。心の準備なしに突然モスクワの寒さに立ち向かうことになったわけですが、思っていたほど寒くはありませんでした。エコノミーの乗客が全員バスに乗り込み、バスのドアが閉まった時にふとタラップを見ると、清掃スタッフと思われる防寒着に身を包んだ人々がタラップ下で待機。寒い中大変ね…。
とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日ということで。