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初めてのヘブライ語 (2)

2013-04-12 11:55:24 | ヘブライ語
早速ですが、昨日から突然始まった新シリーズ「初めてのヘブライ語 (1)」の続きを。

前回、ヘブライ文字がシンプルすぎること、似た文字が多すぎること、活字体と筆記体の字体が違いすぎることについて愚痴を言ってしまいましたが、ヘブライ文字には面倒な点がまだまだあります。1つ挙げると文字によって「語末形」があること。つまり、その文字が単語の最後に来る場合は、ちょっと形が違う文字になるという、日本人にはなんともなじみにくいシステム。他にもとっつきにくいルールがいろいろありますが、それはまた別の機会にご紹介できるかもしれません。

というわけで、文字とその音を覚えるのはかなり前途多難という感じなのですが、発音自体は思っていたほど難しくはありませんでした。私の感覚では英語とスペイン語の発音でほぼカバーできる気が。中国語を学んでいた時に声調や日本語にはない音でさんざん苦労した私にとって、この点はありがたいです。

ただ、その発音でも納得のいかない点が。それは文字が違うのに音(音声学における音価)は同じ文字があること。例えばいわゆる「s」の音を表す文字が2つ存在するのです。ヘブライ語の単語に関してはもう覚えるしかないと思うのですが、日本人で「s」がある人の名前をヘブライ文字に置き換えた時どうなるのか?などの素朴な疑問が浮かびます。前後の音によって文字が決まるなど何らかのルールがあるのか? 時間がある時に先生に質問してみたいと思います。

最後にもう1つ、ヘブライ語のとっつきにくい点を紹介しましょう。それは、なんと、母音が基本的に表記されないこと。日本語では表現しにくいので、英語で例える(あくまでも私が考えたたとえですよ、ほんのたとえ!)と、

He went to the cinema. (彼はその映画館に行った)

という文章があって、ここから母音を抜くと

H wnt t the cnm.

となりますが、ヘブライ語ではこの母音抜きの H wnt t the cnm から He went to the cinema と読みとる、という感じなのです。ひえーってならないですか? 私からするともうパズルの世界ですよw

とまぁ、いろいろ書いてきましたが、勉強する気がなくなったわけでは決してなく、日本語とはまったく違うルールのこの言語を少しでもわかるようになりたい、という思いがさらに強くなりましたよ。現時点での目標は約3カ月にわたる全10回のレッスンにすべて出席すること。3カ月後の自分がどうなっているか、楽しみです。
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