昨日朝は移動性高気圧に東から覆われて穏やかに晴れました。日本海を寒冷前線が南下中で上空には暖かい空気が入っているため、笠間の最低気温は平年並みの10.5℃でした。風が弱く放射冷却が強まると、茨城県では霧が発生しやすくなります。昨日朝も霧の発生が予想され、茨城県には濃霧注意報が発令されました。
昨日は在宅勤務だったので、霧が発生するようであれば雲海を期待して岩間の愛宕神社へ出かけようと考えていました。日の出時刻は5時50分。いつもより若干早めに朝食を済ませ、車で愛宕神社へ向かいます。友部は快晴で星が輝いていましたが、岩間付近では薄い霧に包まれいます。これは期待できそうです。
日の出10分前に愛宕神社の展望台に到着。三脚を構えた先客が1名いました。こちらは手持ちのコンパクトなコンデジ(笑)
期待通り、眼下に広がる平野部はうっすら霧に包まれています。日の出後にどんな姿を見せてくれるでしょうか・・・
日の出の時刻を迎えました。太平洋上に雲があるため、水平線上からの日の出にはなりません。
雲の上から太陽が姿を見せました。ヴェールに包まれたような薄い霧には変化がありません。
しばらくすると、霧が濃くなってきました。
霧の雲海です
霧の上部が波打つように動きます。
初めて岩間で見る霧の雲海
飛行機に乗って雲海を見下ろしている感じです
かなり遠くまで雲海が続いています
霧の隙間から、民家に太陽の光が反射する様子が見えてきました。地上付近に発生する霧の高さは100m程度。愛宕神社の標高は約300m。霧の雲海を見渡すには十分な高さなのです。
愛宕山から平野部に下ると一面の霧でした。霧を通してみる太陽をパチリ。中央右下に見える黒い点は黒点かな?
岩間からわずか5km離れた友部に戻ってくると上空は青空。一方、後方の岩間の町は真っ白な霧に包まれています。友部は霧が発生しにくい地域のようです。若干標高が高いからかもしれません。
始めて見る愛宕神社からの霧の雲海は、とても幻想的でした。
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