山間の二科三湖を抜けると
大町市の中心地に出ました
ここから東に向かい「大町山岳博物館」を目指します
昭和22年
町立大町図書館が公民館として発足
戦後間もない混沌とした時代
若者たちは公民館建設に夢を持っていました
そんな中一志茂樹氏は
「新しい地方文化向上のために郷土の特殊性を生かし、
私たちは北アルプスの大自然をもう一度
見直さなければならない」と
若者たちを感動させたのでした
一志茂樹氏とは当時の松本市立博物館館長です
青年たちの公民館運営の構想の中に
公民館郷土部を設置し5年後の昭和26年に
この時の青年達によって
日本初の山岳博物館がこの地に出来たのです