設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

待つ

2005年09月03日 09時13分00秒 | 独り言
「待つ」事が上手な人は 人でも植物でも何でも
育てる事が上手だそうである。
自分にはこれが出来ない。
「待つ」というのは苛々するのだ。それに先が見えない。
結局 待っている対象物に対しての信頼感がないのかもしれない。

で、何が書きたいのかというと 結局「これだけは!」と
意気込んで買ったサボテン二つ 枯らしてしまったのだ・・・

毎度 何か植木鉢を買っても 何か植えても きちんと
育て上げた試しがなく・・・
とりあえず「育て上げるぞ!」という意気込みだけは
あったのだが・・・・!

言われた通り水だって一ヶ月に一回あげたし 日にも
時々当てたし・・・たったこれだけで育てた!という
感じではないが やった事はやったのだが・・・・

日に日にサボテン達の緑は茶褐色になり 今は生きているのか
さだかでもない状態。
手のひらに すっぽり入る位のミニミニサボテンだったから
早く大きくならないかな 花なんか咲かせるのかなと
確かに「待つ」という心になれなかったのは事実でもある。

サボテンに限らず 自分の子供に対しても「待つ」という
行為の出来ない母である。

長男が赤ん坊の頃 一歳を過ぎてもなかなか歩き出さなかった。
同じ頃に生まれた知り合いの 子供達はもう走っている子も
いるというのに。
愚かなもので発育には個人差があるとか 頭でわかっている
のにもかかわらず さすがに一歳を3ヶ月も過ぎてくると
心配になり まだつかまり立ちでふらふらしている
長男の手をとって 歩く練習などしたものだ。

今考えればバカらしい。
結局 一歳3ヶ月過ぎには一人で勝手に歩き出した。

次男は こっちが考える間もなく対照的な8ヶ月の
終りという早さで歩き出した。

早く歩いたから どうなったか。
遅く歩いたから どうなったか。
これは今の子供達を見ればわかるが 何も変わりはない。

それなのにくだらない親の勝手な思惑で「待つ」事が出来ない。

待っても無駄な事があり 待っても苛立つ事があり
自分がやってしまったり 自分が動いた方が
マシだといつも感じてしまうのだが 相手を信じて
じっと遠くから「待つ」というのが 毎度植物を枯らしてしまう
今の自分の課題なのか・・・・

そしてとりあえず親をやっている自分の課題でもある・・・



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