設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

終わったものの。。

2014年12月22日 09時48分22秒 | 子供
大学受験生だった次男、指定校推薦という制度にて
年内に受験生卒業となりました。。
長男の公募推薦入試合格の時は、親の自分が
なぜか狂喜乱舞でしたが、今回は二人目の宿命なのか
なんなのか、あ、終わった・・・・という程度の心で・・・
でも、長男同様、一般受験だったら
到底入れないであろう入学先なので
ほっとしている気持ちも 勿論ありますが・・・

我が家は、中学受験、大学受験と一応
2人分の計4回の受験というものを
経験させてもらいましたが
色々考えさせられる事が多かったです。
受験というより、教育を受ける事というか・・・

言葉は悪いですが国家的搾取のような
異常に時期の早い時に さっさと
受験代をとってしまうセンター試験制度やら
広き門と思われている一般受験が
実は、一番難しい狭き門なのではないかと
思われる昨今の大学受験形式の様変わり・・・
「国立」と呼ばれる昔は、経済的弱者の
大きな味方だった大学達が現実、今は
ないような存在になっている事等々・・・
自分の時代とは大学受験が大きく様変わりしてて
戸惑いと疑問と、はたまた「教育を受けるとは?」
なんて大きな事まで考えてしまった経験でありました。。

優秀な層が経済的に心配しないで
存分に教育を受けていく。
これは理想上の産物という現実。
結局、経済的に有利なご家庭が
より一層のチャンスを摑めるという
構図になっている事実。

いわゆる国公立1本のみという
超優秀なお子様達なら良いのですが
現実問題、そこまで優秀なお子様達は
実に少ない。
国公立を受けるということは、
センター受け、家族が旅行に行けそうな額の
私立併願費用使って受け
押さえの入学金払い、やっと国公立の試験。
ここに辿り着くまでの予備校代やら模試代・・・
凄い費用です・・・クラクラしちゃいます。。
あ、自分だけボンビー人ゆえに そう感じて
いるのかもしれませんが・・・(涙)

今後、子供の数は減り、受験が楽だとか
センターに代わるものが出来るとか
色々な憶測が飛んでますが
少子化になればなるほど、この格差と
熾烈さは、どんどん広まるのだろうなあと思います。

ともあれ、大学受験で人生は終わりではなく、
単なる人生の通過点。
「どこにいるかではなく、そこで何をするか」
ここが一番重要なのは、今後も次男にとっては
変わらない事であります。

受験という形では、親の自分の中では
一個の子育ての区切りではありましたが
精神的にも経済的にもしっかり自立して
もらうまでは、こっちのハラハラ苛々も
終わることはないような気がします。。

ああ、嫌だ嫌だ・・・・(´_`。)


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