設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

謙虚さと厚かましさと

2005年09月09日 16時58分40秒 | 独り言
昼間 おばさん根性丸出しでヨン様が出演していた
トーク番組を見入ってしまった。
何も熱烈なファンという訳じゃないけれど テレビでも
言ってたのだが ヨン様がプライベートなインタビューを
受けるのは珍しいらしい。
で、世のヨン様命の熱烈ファンには こんな事書いたら
怒られそうだけど「一体なぜに?」という印象があり・・・・

特別 そう超特別のイケ面顔という訳でもなく ヨン様
自身も繰り返し言ってた通り 小さい頃は確かに
物静かで上品なお坊ちゃまという感じで 今の
フィーバーぶりを想像した同級生はいなかったのでは
ないだろうか。それほど自分個人的にはヨン様の中に
「平凡」という二文字が浮かんでくるのである。

でも「平凡」にしては この熱気ぶりは物凄い。
日韓の政治状況など諸々の問題を吹き飛ばす位
おばさんパワーは衰える事もない。

でも こんな自分もトーク番組を見ているうちに
「これか!」というヨン様魅力がじわじわ わかってきた
ような気がした。それはずばり「謙虚さ!」

「それだけじゃない!」と熱狂ファン様から又しても
怒られそうだが あのいくら有名になっても変わらぬ
ファン命の謙虚さは 日本人の心をくすぐるばかりだろう。

結局 人はどんな才や外側が凄くても 人としての
謙虚さや控えめさ 気配りなどの方が光ってくるらしい。
そしてそれになぜか魅かれていく。
ないものねだりで 自分では出せないそういう部分を
持っている人に飢えている現代人かもしれない。

この謙虚さ 確かに人の心を惹きつけてやまない。
でもそれが商売上 例えば営業や駆け引きの場になると
この謙虚さは仇となる。

明らかに嘘の部分丸出しの商売は 人が寄りつかないが
「いいでしょう!ねっ ねっ!」という一種の厚かましさが 
我が家のような商売では時に 納得させる材料となって
しまうらしい。

建築雑誌の表紙を飾るような華々しい建築家の大先生でも
玄人集団の中では「大したものじゃないのだけど・・・」
という大先生様もいるらしい。
それでも華々しく表に出るのは 謙虚さよりも少々の厚かましさで
出てくる場合もあるらしい。
勿論厚かましさだけでは説得出来ない 基本の才が光っている
からこそなのだが・・・・・

消極的に地味にしていても人は振り向かない時もある。
まして我が家のような商売は「説得」という部分が
いやおうなく出てくる場合もある。
だが だからといって やはり人としての謙虚さと思いやりと
気配りのない仕事は それだけの結果しか生まれないような
気もする。

人様からお金をもらうって・・・・
なんだか複雑で難しい・・・・

微笑んだだけで 誰かたった一人でも幸せな気持ちに出来るなんて
やはりヨン様は カリスマスターである。

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