設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

蝉の現代事故

2011年08月14日 20時35分35秒 | 独り言
しばらくおサボのブログ更新~~

我が家のベランダの柑橘系の植木に
青虫達がいたのだが見事いなくなり
代わりに蝉が~~~っというのは
嘘で・・・・

この時期、自分が住んでいるマンションに
蝉がよく転がっている。
亡くなっているじゃなく、仰向けバタバタ。
で、写真の蝉は、ベランダでバタバタしている
蝉を旦那殿が救って、植木の木に置いたものである。
このバタバタ状態、毎年見かける。
で、見つけると我が家の掛け声は、
「おとーーさん」である。
というのも自分は勿論 情けない事に
二人の息子どもも虫大嫌い&大苦手!
きゃーきゃーと黄色の声で逃げまくるという
情けない光景に・・・
で、おとーーさんの出番となる。
そっと指だしてバタバタ救って近くの木に
止まらせる作業・・・なんだか蝉救い爺様のように・・・

で、昔は、仰向けバタバタは
もう蝉が寿命間近で、だからバタバタしているのかと
思ってたが、どうやら最近は、これこそが
蝉が現代に生きる事故なのかな!と気がついたのだ。
というのも マンションの壁面や今や
当たり前のように見るコンクリート建物群。
この壁面に蝉が止まろうとして ツルっと
滑り落下、そして仰向けバタバタなんじゃないかと・・・
以前、観光地で木が多い場所では
仰向けバタバタはいなかったのだ。
単なる思い込みかもしれないけど
確率的に都内というか都内でバタバタを多く見かけるのだ。

もしそうだとしたら、たった1週間だけの命なのに
なんだかなあと・・・だって落下事故で命落とすなんて・・

自然は厳しいけど、蝉にとっては住環境の勝手な
人間の変化も敵になっていく。

まるでそれを謝るかのように今日も
旦那殿は、落ちている蝉をせっせと
救い出す。
でも、腰痛持ちだから 一番嫌な体制で
ヨイショヨイショの掛け声一緒となるのである。
今度は、蝉が恩返しで腰治るといいのだが・・・


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