設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
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親がかり

2011年05月14日 13時34分15秒 | 独り言
本日は長男の体育祭なのだが、自分は自宅でブログなんぞ書いている。
自宅から近い学校でもないし、もう高校生の子供の体育祭に
行ってもねえ・・・と ぐうたら母はさぼっている。
次男の方も中学生になってから すっかり行事には行ってない。
一応、懇談会とかは行くが、幼稚園、小学生の頃と比べたら
圧倒的に学校へ行く用も減った。ぐうたらにとっては、良い事である。

昔、自分が高校生の頃なんて 親は学校に来た事はあったのか??
多分、節目くらいしか来なかったような・・・・卒業式とか??
それくらい昔の親達って子供が高校生くらいになると
結構、無関心だった記憶があるのだが・・・・
それはウチだけだったのか怪しいが・・・・

あまりに無関心もおかしいけど、最近、おっかしいなあと
思う事は度々ある。
それは「親がかり」って事が多すぎる。

たとえば予備校。我が家も 一応高校卒業後は進学したいとか言うので
そろそろ予備校探しと、長男を季節講習に数校の予備校に行かせたのだが
いくら未成年とはいえ、もう自分の進路、自分の予備校という事で
手続き等 細かいところは長男本人に行かせていた。
すると説明会とかに行かせると必ず長男が言う事は、
「親が同伴してなかったのは、自分だけだった」というのだ。
うーーーん、考えてしまう。入校して大きな金額を払うとか
保護者の同意が必要なら同行だが、単に今後の大学入試の動向についてとか
その予備校についての説明会に親同伴???と首かしげてしまう。
行くのは本人。大学を受けるのも本人。ヒゲ生えちゃって、すっかり
大きくなった息子に付き添うの~~~!!っと、びっくり。

大学説明会なんかも親子同伴というのがあったりする。
笑っちゃう話は、テレビで見たが、就職先に親が見学なんて事も!
どこまで子供についていきたいのか。
そういう親のニーズが高いのか、それとも予備校や学校側も
ともかく保護者を引っ張り出そうという魂胆なのか・・・・
このままいくと超大人子供が増えそうで怖くなる。

無関心は絶対良くないが、かかわりすぎは、本人が自分の人生を他人事に
してしまう。予備校ひとつ選ぶのも親がかり。大学決めも就職決めも親がかり。
で、どこかでつまずいたら・・・・まあ、親のせいにするでしょうねえ。。
だって自分で決めて自分で行動したら、責任は自分だけど
それがないから。。
だからキレる中年も増えてしまったのか。

考え方や価値観も流行があり変化も出てくる。
昔が常識だった事が今じゃ非常識もある。
でもこの「親がかり」だけは、ちょっと昔のままで
自分はいっちゃうだろうなあと思う。


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