設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
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想像の面白さ

2006年06月14日 14時38分09秒 | 独り言
今更ながら「凄い!」と思う事がある。
それは「ハリーポッター」の威力というものだ。

世界的にもベストセラーとなった本は ついこの間も
最新の第六巻が出たばかり。
我が家もというより自分も 第一巻からはまりにはまって
一家総動員で映画も毎回見に行っている。
本も勿論買いあさり 早くも最終巻が待ち遠しい。

児童書や童話の類いで名作と呼ばれるものは 
たくさんある。
時間泥棒の「モモ」やら 最近映画になった
「ナルニア物語」だのと・・・・
勿論こういう名作は大人が読んでも引き込まれる。
でも それに輪をかけて「これは・・」と唸ったのは
「ハリーポッター」シリーズが初めてである。

そして何より「凄い!」と思うのは 我が家の次男が
とうとう流行から一歩も二歩も遅れながらも
ここ最近 ハリーポッター第一巻を読み始めた。

実は これは家族一同 大驚きである。
ともかく 変わっている上に頑固な次男は本というものを
一切読まない。
読むのはゾロリシリーズという子供向けの これまた
児童書ではベストセラーの本だけ・・・・
別にこれが悪い訳でもないが ともかく一度「これ!」と
決めたら多方面に目がいかない偏屈なところが多々あるため
毎度 一応親としては
「どうしたら柔軟に何でも読んでもらえるか・・・」と
悩んでいたところであったが・・・

あれだけ「面白いよ」とすすめようが 映画を見た後
「原作を読んでみたら」と自分と長男がすすめようが
シラ~~という感じで。
まあ、こっちも「勝手にしろぃ」という感じでほっといたが
何を思ったか読み始め あれよあれよという間に
なんと今は最新巻目に到達している。

次男の読みが早いのじゃなく やはり「さすがハリー!」なのである。
頭の中に勝手に映像が生まれる本。それが一番の魅力かもしれない。
そして最近は 大昔に買ったDVDを見ては
「ここが あそこが原作と違う 同じだ」とうんちくを
言うようになっている。これは少々うざいところがあるが
文で読んだ自分の頭の映像が 既に映像化されたものと
見比べる楽しさというのを知ったらしい。

ゲームやテレビばかりの脳も やはり「想像する力」という
面白さには勝てないのかもしれない。

そういう意味では このハリーポッターシリーズ。
やっぱり魔法である。


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