設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

完璧、完全なし。。

2015年01月13日 11時38分23秒 | 子供
年末に録画していたNHK番組、先日見ました。
「夜だけどあさイチ、母が重い」

思わず、テーマで録画しちゃいました。ふふふ。。。

一応、「母」としての当事者として・・・
自分自身の体験として・・・・

このテーマ、毒親とか、最近よく耳にします。
見終わって思った事は、結局、「重い」と
子供が感じている母の殆どは、子供より
自分自身が一番大事で一番大切なんだろうなあという事。
相田みつをさんの書にあるように
「人の為と書いて、いつわりとよむんだねえ」とか
「のにが出ると、愚痴が出る」
こういう感じなのでしょう。

子供の為、子供が心配と言いながらも
実は、「こういうコの親でいたい」
「心配しない自分でいたい」この本音が
バレてしまっているから子供自身が苦しんでしまうのでしょう。
ああ、自分にも凄く凄く当てはまります・・・
自分勝手半端ないので・・・(´_`。)

ウチは、もう子供も一人成人、一人も成人近い年なので
一番大切な時期を振り返ると、やっぱり母の自分は
かなり「重い」ところは、あった気がします。。
親だろうが母だろうが所詮、不完全な人間。
願うのは、母を達観視出来る位の見方を
成長と共に子供たちが身に付けていってくれているか?
と願うところであります。

この考えは、違うと思う。
この価値観は、自分もそう思う。

違う世界や大きい世界に自分を置いて
初めて、外側から 小さい小さい
親子関係だけの「家庭」という世界を
見下ろせる。
離れて、やっと手元が見える。
これがうまく出来ているか、不安です。
「重い」をやっておいて 何を言っているか!って
感じですけど・・・・( ̄_ ̄ i)

親子関係は、洗脳関係でも主従関係でもない。
一定の一緒の価値観は、ありますが成長と共に
それを付け足したり、削ったりと
そういう作業が「成長」と呼ばれるものかもしれません。
同時に親達もこの作業を子供の成長と共に
やらなきゃいけないのだろうなあと。。

それにしても、番組終了際に寄せられた意見、
「こんな番組間違っている!重い母なんていない!」
という意見もあって、びっくりです。
自分の周囲でも完璧な子育てをした。
兄弟を絶対に平等に育てた。
こう言い切る70代過ぎの母親達を知っていますが
こうやって言い切る人が自分には「重い母」に
見えてしまいます。。
怒られそうですけど・・・ハハハ~(^^ゞ

世の中に「完璧なもの!」「絶対のもの!」
あるのでしょうか~~~??
自分自身、いやどの人間だって「不完全」そのもの。
それに「重い母なんていない!」と
怒ったように言ってくるというのは、かなり
この話しを意識している証拠。
当てはまっていると素直に認めたくないのかもしれません。。

結構、考えさせられました。
同時に20年もたって、今更、人を育てるって
自分にとっては「恐ろしい~」と
感じてしまったのも事実・・・・・

テレビだから多少の演出はあるかもしれないけど、
問題提起としては、良い番組でした~
何でも、ちっこい世界にいるのは
良くないですね・・・・
木ばかりじゃなく、森を見ないと・・・ですね。。


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