設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

たかがゴミ捨てだけど

2006年02月23日 10時08分44秒 | 独り言
ここ数年 朝のゴミ出しは子供達の日課となった。
それまでは夫の日課・・・・
たまーに自分もやったけど ほぼ一日の始まりに一番
最初に外に出る人という我が家のパターンだと夫であったのだ。
昔の人からすれば「働く男にゴミ持たせて!!」と怒られそうだが
たかがゴミじゃーんと自分は思ってしまう。
確かに片手にゴミ。片手に仕事カバンのサラリーマンお父さん達の
格好は なんとなーくショボク見れるけど 誰が見てる訳じゃーない。
そうそう 今や 男にゴミ袋は珍しい いでたちでも何でもないのだから。

そんな「たかがのゴミ捨て」でも子供が小さいと「たかが」じゃ
なくなる時もある。ほんの数分のゴミ捨てでも子供を
よっこらしょと小脇に抱えて ゴミ持ってとなる。
目を離せない時期というのは どの子供にもあるからだ。
それが大雨の時やら 物凄く寒い日はもっと大変。

そんなのは全く大した事ないし母の仕事じゃないかと
又々 怒られそうであるが 要はゴミ捨てという
日常を 男だから女だからと目くじら立てる事も
なかろうというのが自分の勝手な解釈でもある。

まあ、現代は男女の区別もなく男だからやらないとか
女だから無理という行為が減ってきている。
誰かが必要に応じて動けばいいという雰囲気は
とってもいい事じゃないかとも思う。
確かにプープーとしている こんな自分が偉そうには
言えないが 男だからふんぞりかえり 女だから動き回る
という時代は過ぎ去ったように思えるのだ。

だがである。結構いるもんなんだ~~と驚く事もある。
そう昔タイプの旦那様達・・・・

「ゴミを捨てる??恥ずかしい・・・ 出来ない・・・」
こういうタイプもいるらしいのだ。この現代でも!
誰も見てないじゃんとか 子供が具合の悪い時位はついでに
持っていってほしいと 相手の奥様達の話はブーブーだが
よくよく聞けば やはりそういう大昔タイプ旦那というのは
母からそういう育てられ方をしたそうな・・・

「男はやるもんじゃない。男はこういう事しない。」
そう言われ続け 共通するのは育ててくれた母達がそれはそれは
マメマメしく働く母達であったそうな・・・・

男がゴミ捨てを苦もなくやれるか否かは 母からの影響大!
という事らしい。
これはゴミ捨てに限った事でもなく 男だから女だからに
限った事でもなく 親の価値観というのは ともかく
影響大!という事なのだろう。

苦なく自分の事をしっかりやって 尚且つ 自分が
出来る事を自然にやる。
当面の息子達への価値観はこれかなとも思うけど
「寒いと家から出ないんだよねー」
行ってきますの挨拶代わりに こんなセリフでゴミ抱え
出て行く我が家の♂達には こっちの下心がミエミエらしい。。。



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