真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

商標登録問題

2012-02-12 15:26:32 | 創価学会基礎知識

以前にも記事やコメントにて触れましたが、もう初期の頃の記事ですので創価学会の商標登録事件について今一度ご紹介です。

題目商標登録問題はまだしも、「日蓮世界宗」の正式名称はまだそれほど知れ渡っていないようです。

創価学会(池田名誉会長)が「南無妙法蓮華経」というお題目を商標登録に出願したことは、ここに訪れてくださっている方々は既にご存知のことと思いますが、今一度お付き合いください。

-創価学会基礎知識・その4- 「お題目商標登録問題」

【問題の概要について】(Wikipedia 「商標問題」より)

「南無妙法蓮華経」のお題目を創価学会が商標登録しようとした事件。1962年と1972年の2回あったといわれる。
通常、お題目は日蓮宗各派および新宗教教団に共通するもので、どこの登録商標ではないはずであり、信仰の対象である題目が「商標」として認められるかどうかといった問題も指摘されるが、1度目は創価学会は池田大作会長名義で出願、また2度目は池田大作を代表名義として出願するもいずれも拒絶された。
1回目の際は「題目の悪用を防止するために商標を出願した」と創価学会側では説明。
2回目は立正佼成会等が中心となり「信教の自由を踏みにじる池田氏の暴挙」として異議申立があり、この異議申立が認められ題目の商標登録は取り消された。
なお1993年に創価学会は「日蓮世界宗」という名称を商標登録している。

【出願詳細について】

1962(昭和37)年9月に、縦書きの「南無妙法蓮華経」の商標登録(第十七項-被服・布製身回品)を出願。
10年後の1972(昭和47)年1月には、続いて横書きの「南無妙法蓮華経」の商標登録を行っている。
1991(平成3)年12月25日 「日蓮世界宗創価学会」を出願。平成5年3月31日認可。「日蓮世界宗」の名称も同時に出願。

この出願した1991年というのは創価学会が破門された年。破門された直後、出願申請している。

これにより創価学会は正式名称「日蓮世界宗創価学会」となったことに。

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以前「池田大作の品格PART2」の記事でも紹介しましたので、そちらもご覧ください。

池田大作の品格PART2 第二章より「あきれた御題目の商標登録」(真実と幻想と創価学会)

また創価学会は、これら以外にも大量の出願、登録を行っており、その数は200件以上にも登っているようです。

そういうところが宗教っぽくないんですよねー。神経疑うというか。

悪用されたら困るから商標登録するとよく言っていますが、そこがそもそも仏教の理念から外れている気がします。

悪用する人たちをも包む気持ちがなければいけないのではないでしょうか。正当性が自分達にあると思っているならそれでいいのではないでしょうか。

もちろん一般論ではないですよ。宗教団体にだから言っていることです。

そういえば今回ふと思ったのですが、「日蓮世界宗」というのは前々から考えていた名称だったのでしょうか?それともいよいよ破門されて急遽考え出したものなのでしょうか。

センスが問われると感じたのは私だけではないですよね、きっと…。


4 コメント

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確か人間革命の一巻に、よその宗教団体が題目を唱... (トニー)
2012-02-12 19:38:29
確か人間革命の一巻に、よその宗教団体が題目を唱えていることに言及している箇所があるんですよ。「勝手に題目をあげている」とかなんとか…。残念なことに、今ここに人間革命はないので(笑)記憶を頼りに言っているだけなんですが、そういう意味のことが書いてあることだけは間違いありません。
要するに、アイツは、欲張りなんですよ(笑)。題目なんていう形のないものまで、自分の所有物にしたいだけなんです。せいぜい欲張って身も心もブクブク太ればいいんです(笑)。

おい偽田代作!お前のその、「心の宝より身の宝、身の宝より財の宝」というみっともない生きざまを最期の最期まで貫くがいい。他でもない貴様自身が一番よく分かっているはずだ、三世の生命なんて真っ赤な嘘で、人生なんて一度きりだということを。もし本当に来世なんてものがあったら、現世でこれだけ欲望の限りを尽くした貴様は来世でどれだけ不幸な境遇に生まれ落ちることになるだろうな(笑)。ふふん、分かっているからこそ欲望の限りを尽くしたんだろ?皮肉な話だよな(笑)。確かに俺には権力はねぇよ。でもな、高い金で勲章を買い漁らなくたって、普通の出来事に泣いたり笑ったりしていられるんだよ。普通でいられることが何より幸福なんだよ。馬鹿げた勲章で虚栄心を満たさないと幸福感に浸れないなんてナンセンスだよ。そんな生き方で友達なんかいるわけもないしな。お前が死んだって、お前の「虚像」を信じている会員はともかく、お前を直接知っているやつは誰も悲しまねぇよ。いなくなってせいせいしたと思うだろうよ。会員を「虚像」で誤魔化す手段をなくすことに困惑はするだろうけどな。会員にしたって、お前が死んだことを悲しむんじゃない、「虚像」を失ったことに悲しむんだ。それがその馬鹿げた生き方を貫いた総決算さ。今ならまだ間に合うぜ、惨めな死に方をしたくないなら、洗いざらいぜんぶ懺悔しちまいなよ。吐いた方が楽だぜ。あ、もう駄目か、ほとんど危篤状態だって話だもんな。吐くどころか、どうせ点滴で栄養をとってるんだろうから、ウ○コすら出ないだろう(笑)。
お前が死んだあと、いったい創価学会がどこまで落ちぶれるかを見届けるのが、まだ若い俺の楽しみの一つさ。こんなに面白い楽しみを与えてくれたお前に心の底から感謝するよ。
それじゃあな、偽田代作よ。アディオス(⌒0⌒)/~~
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「創価学会」「SGI」「日蓮世界宗」「日蓮世界... (河童)
2012-02-15 21:49:09
「創価学会」「SGI」「日蓮世界宗」「日蓮世界宗創価学会」・・・商標登録内容を見て驚くことは、その権利範囲があまりにも広いことです。
例えば、酒、たばこ、預金や有価証券取引等の金融業務、冠婚葬祭事業等々、マジかよ?というものが多数含まれています。
勿論、実際にはやっていないでしょうし、弁理士が単に権利範囲を広げただけでしょうが・・・実は将来の想定範囲ではないのか?と勘ぐりたくなります。創価ですから。
それにしても、まるっきり創価グッズ製造販売会社か葬儀社か?といった様相です。

クロさんの仰るように「日蓮世界宗」のネーミングは安直な感が否めませんね。「日蓮正宗」の「正」の字を「世界」に変えただけですから。
ツールとしての「日蓮」は外せなかった、邪義を唱えるのに邪魔な「正」等は使えなかった、「そうだ、世界で認められたことにしておこう」・・・こんな発想でしょうか?
そもそも日蓮を世界に担ぎ出しても、世界の人々は「誰それ?」ではないですかね。
いっそのこと何時も叫んでいる「ガンジー・キング・イケダ宗」とか「師弟不二宗」「大勝利宗」の方が実態に近いと思いますね。名は体を表すと言いますし。
「日蓮世界宗」がホールディングカンパニーで、創価学会やSGI等を配下に置き、C1世襲批判回避のための悪巧みだった、なんてことはないでしょうね?

トニーさん
「偽田代作」は秀逸ですね。
センセイ在りし日の本幹を毎回ヒヤヒヤしながら見ていたのは私だけでしょうか。
自分がバリだったとき、新会員や外部の方も見ていると思う中で、センセイが大きなドジを踏まないか、という意味でです。
外国の人の名前を言い間違えたり、国内の土地の名前を間違えたり、代読原稿の中身を否定したり・・・
外国のお客様を前にヨイショする場面では「有名な○○博士の素晴らしいご功績は全部存じ上げております。私は全部勉強しました」等と言った日には、私は赤面しましたよ。
本当に知っていたら、わざわざ勉強したとは言わないです。少なくとも私の感性では。せいぜいアウトラインのレクチャーを受けた程度なんだと思いました。
この辺りから「この人、嘘つきだ」と感じ始めましたね。
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トニーさんへ (クロ)
2012-02-18 21:45:02
トニーさんへ

「勝手に題目をあげている」ですか…。
それも不思議な話ですね。題目は学会が考え出したものでもないでしょうに。


>馬鹿げた勲章で虚栄心を満たさないと幸福感に浸れないなんてナンセンスだよ。

その通りですね。それでも本当に幸せになれるなら価値もあるでしょうが、実の伴わない憲章に虚しさが募るばかりなのでしょう。
だから次々求めてしまうのでしょう。
そのために使った資金と労力を、人に喜ばれるために使えばもっと簡単に充足を得られたでしょうに。
それは池田氏にとっても学会にとっても、社会にとっても残念でもったいないことです。

私たちはたぶんですが、どのような形にせよ学会の終わりを目にすることができるでしょう。
それをちゃんと外から見ることができる。
この転換期を目撃できるということは貴重かもしれません(笑)
池田氏はどうなっているんでしょうねー。
これからどうなるんでしょう。
神格化が進んで本当に本仏として崇められるんでしょうか。
それはそれで新興宗教らしい道ですが、そうなると終わりも早まりそうです。
学会上層部では池田氏亡き後、もうどうするか決めているんでしょうかね。
もし決まっていたとしても、今の状況を見る限り上手い方法ではなさそうですが。
秋谷氏の噂も気になりますが、上層部も一枚岩ではないでしょうし、大きな組織だけにまとまるのも難しそうです。
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河童さんへ (クロ)
2012-02-18 22:05:13
河童さんへ

学会の商標、本当に面白いですよね。
誰が考えての実行でしょう?どのような利点があるんでしょうね?
私たち凡人には想像もつかない考えがあってのことかもしれませんね~。
まあ学会は完全に営利団体ですよね。
関連会社も多いですし、社長会とかもしてたくらいですからね、今もやってるのかな?

「師弟不二宗」(笑)
それいいですね~。
しかしもしかすると破門当時はまだ師弟不二が浸透する前ですか?
学会も年配の方は特に、日蓮仏教を信仰しているという意識が強い人が多いでしょうから「日蓮」の名は残しておきたかったのでしょうね。
でもその後に「世界」っていうのはちょっと…ですよね。
新興宗教臭がプンプンするんですが、誰も他にいい案が出なかったんでしょうか。
センセイ発案なら異を唱えることも無理だったのかもしれませんがね。

誰もちゃんと意見を言わないから、こうやって後々恥ずかしい思いをすることになるんですよ。
今はまだネット上でアンチに突っ込まれているだけですが、学会の問題が社会に広く知られてメディアで取り上げられるような日が来れば、テレビで「日蓮世界宗 創価学会は…」と呼ばれたりするかも知れません。
そうなったら熱心な学会員さんでも赤面ものかも知れませんね。
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