今日は、先だって参加した東北復興支援プロジェクトで知り合ったミュージシャン
「ヤナギ」さんのライブを聴きに行ってきました。
場所は高円寺から歩いて1分程度のお店『Cafe炎の雫』
http://nakadori.jp/shop/0353738589b.html
このお店の名前を見た時に、英語で『Fire&Water』なんて連想したんだけど
WebやFacebookを開いて、あながち間違いじゃないなと期待して行きました。
そのお店やご主人の話は後回しにして、まずはライブの話。
ヤナギさんとは、先週行った東北復興支援プロジェクト『The North Journey REUNION』で
陸前高田を案内して頂いた時に知り合った間柄です。
ライブで聴かせてくれた曲はオリジナルと、アメリカのフォークソング等を日本語に訳した唄。
オリジナルは、ヤナギさんのCD『旅という生活 生活という旅/やなぎ 』
に収録されている曲等、何曲唄ったのか数えても居ないから解らないけれど、
気がついたら2時間唄いっ放しのライブ。
この、気がついたら・・・・
と言うのが凄く重要で、退屈なライブだと時計が気になって
「早く終わらないかなぁ・・・」といった経験がある方が多いと思うので、
逆にどれほどライブが良かったか?が判るかと思います。
最初と最後にお店のオーナー水野さんがサポートして、なかなか締りのあるライブでもありました。
写真を見ての通り、お店は十数人で満席になるほどのスペースなので、
マイクやギターアンプはむしろ無い方が良い。
お店の壁が、良い感じの反響をして、むしろその生音感が良かったですね。
また、次のライブがあったら行きたいなと思います。
ヤナギさんの経歴を見たら、なんと「武蔵野フォークジャンボリー/吉祥寺発ぐゎらん堂EXP」
の中で英浩ブラザースというグループに参加していた。
吉祥寺『ぐゎらん堂』と言って、僕らの世代で知らない人は居ないんじゃないかな?
少なくとも僕は高校生の頃によく通っていたし、仲間と出演した事も有った。
そして、このアルバムを僕は持っているし、このあるばむで唄って居る高田渡などのフォークシンガーが
その後、僕らがやっていたライブハウス『モンド』に出演していたと言うのも面白い繋がり。
つまり、ヤナギさんとはそういった処で既に繋がっていたと言う事になる。
そしてこのお店『Cafe炎の雫』のオーナー水野さん。
この人はご自身もミュージシャンとして、今でも活躍されている御仁。
その方がなんと前出の我々がやっていたライブハウス『モンド』に出演した事があり
その当時、我々のライブハウスでやっていた音響・照明の集団(当時は会社じゃなかった)が付いていた
当時売り出し中だったフォークシンガー「森田童子」のサポートでギターを弾いていたらしく
と言う事は、間違いなく何処かで遭遇していた・・・・と言う話で盛り上がり、
当時のライブ事情から始まり、ギター談議や、日本の音楽志向の話にまで
ヤナギさんと3人で盛り上がって、結局閉店時間まで話が続いたほど・・・・
高円寺は相方と練習する拠点になっていて、練習後の珈琲タイムを過ごす場所を
いつも不満に思って居たのだけれど、そう云う意味でもいい店を見つけた。
御主人が淹れる珈琲も、美味しいので相方も喜ぶでしょう。
何だか、凄く楽しい夜になったのでした。