昨日(2月20日)、米軍機が大量に部品を落下させた現地を視察し、被害にあわれた方々の話を伺ってきました。米軍の無法を野放し状態にしている外務省、防衛省への不満の声も強く聞かれました。
▲断熱材と思われる綿状の部品がまだたくさん残っています
▲視察中にも米軍機が頭の上をかすめて飛び立っていきました
その様子が、本日付のしんぶん「赤旗」で報道されていますので、転載させていただきます。
米軍機の部品落下事故
とがった破片25センチ
神奈川・大和 畑野氏ら現地調査
神奈川県大和市に米軍機(EA6Bプラウラー)の金属部品が落下した事故(8日)で、日本共産党の畑野君枝衆院南関東比例候補は20日、部品が落ちた大和市上草柳の畑を調査し、関係者に話を聞きました。宮応扶美子大和市議、松本春男、上田博之両綾瀬市議が同行しました。
現場は、米海軍厚木基地の北側近くの畑。落下したのは、エンジンカバーの破片です。
農作業中の男性は、「事故当日、畑にちょうどいたのだけど、破片がすごかったよ。まだ、畑にいっぱい残っている」と綿状の落下物を見せました。
別の畑の男性は「人身事故となることが一番怖い。事故への謝罪文や、今後、こういうことを起こさないという誓約書を米軍に書いてほしい」と話しました。
会員制の農場を経営している農業生産法人「なないろ畑」の代表の片柳義春さん(54)によると、二十数個の金属片と綿状のものが農場に落下。最も大きかった破片は25センチ角です。「薄くてとがっていたので、あぶない。顔に当たれば大変なこ
とになる。日本政府にしっかり対応しろと言いたい」と訴えました。
畑野候補は、米側と国に対し、抗議してきたことをのべ、「日本政府は、国民の立場に立って対応しなくてはいけない」と応じました。