「朝日新聞デジタル」によると、沖縄への配備が予定される米軍の新型輸送機オスプレイに関連する事故が、量産決定後の2006~2011年の5年間に58件も起きていたことがわかりました。
この事故件数は、海兵隊安全部と空軍安全センターがそれぞれ公開した文書やデータベースで明らかになったものです。
上の表の「クラスA」「クラスB」「クラスC」は、次のように分類されています。
・「クラスA」→死者や全身障害者が出たり、200万ドル以上の損害が出たりした事故。
・「クラスB」→重い後遺症が残るか50万ドル以上の損害が出た事故。
・「クラスC」→軽傷者か5万~50万ドルの損害が出た事故。
また、沖縄に配備されようとしている海兵隊型のMV22オスプレイの事故件数30の内訳は、「A」は飛行中の機体からの出火と乗員の転落事故の2件、「B」はエンジンの出火や前脚が折れる事故など6件、「C」はエンジン故障や火災、着陸時の衝撃による乗員の負傷など22件とのことです。
また、記事では、「MV22の事故の中ではエンジンの火災・故障が最も多く7件。次いで前脚の破損が4件を占めた」とも指摘しています。
こんな危険な欠陥機を普天間に配備することはもちろん、私たち厚木基地周辺住民の頭上を飛ぶことも許せるものではありませんね!