日本共産党綾瀬市議団は、毎議会ごとに意見書案を作成し提案しています。今回は2本の提案を行いました。
●駅のホームドアの設置と
「内方線付き点状ブロック」の
整備促進を求める意見書
この意見書に賛成した議員は8名でした。共産党の2名と、無会派の3名、さらに「あやせ未来会議」の3名です。
反対したのは「志政あやせ」5名、「公明党」4名、「新政会」2名です。(志政あやせは6名会派ですが、議長は採決に加わりませんので5名)
■駅ホームの転落事故は年2890件も
国交省のデータでは2016年度だけで年2890件も転落事故が発生し、死亡事故も起きています。また、市内の視覚障がいの方にお伺いしましたら、その方も2回転落していて、たまたま電車がこなかったので助かったとのことでした。
■対策を加速させるとき
相鉄線は2022年度までに全駅にホームドアの設置を計画するなど前進していますが、しかし多くの鉄道会社では1日10万人以上利用の駅だけを対象にするなど、まだまだです。
反対した保守系と公明の市議は、誰一人なぜ反対するのか討論しませんでした。
●小児医療助成制度を国の制度とし
地方自治体の独自努力に対する
ペナルティを全廃することを求める意見書
この意見書に賛成した議員は5名でした。共産党の2名と、無会派の3名です。
反対したのは「志政あやせ」5名、「公明党」4名、「新政会」2名、「あやせ未来会議」3名です。
■国は未就学児の医療費助成を
3000億円で実施できる
国が小児医療費の助成を行えば、地方自治体はその予算を地域経済振興に使えます。草の根の経済対策にもなると主張しました。
■「小児医療費助成は国の制度に」
は綾瀬市長の願いでもある
補助金を減額するペナルティの廃止も市長が求めていることです。
それなのに市長の与党であることを自任している市議の皆さんはなぜ反対したのでしょうか?
国がちょっとでも進めていれば「すでに取り組んでいる」、国が動いていないと「時期尚早」と言って反対。
変ですね!
日本共産党は、市民にとって良いことは党派にとらわれずに賛成し、推進します!