◆米軍厚木基地が市議会議長の要請書の受け取りを拒否

　だれに話しても、「なにそれ？　そんなことしないでしょ」という反応が返ってくるおかしな、驚くことが起きました。

　厚木基地の米軍司令官が、基地周辺７市の市議会でつくる「厚木基地周辺市議会基地対策協議会」からの要請書の受け取りを拒否したというのです。

　この要請書については、私の４月２１日のブログで書いていましたが、受け取りを拒否されたので、やむなく郵送で送りつけた、という事実が明らかになりました。

　「厚木基地周辺市議会基地対策協議会」の幹事市は大和市ですので、大和市の議会事務局の担当者が基地渉外部に電話で、「ＮＬＰ実施についての要請書を届けに行きますので、時間をいただきたい」という趣旨を伝えたところ、「市長からの要請書を受け取っているので、その要請書は受け取れない」と拒否されたということです。

　完全な議会軽視です。議会を軽視するということは市民を軽視することです。

　これとは別に、市民団体や平和団体などの要請書も受け取りを拒否しています。

　「受け取り拒否」という対応はこれまで一度もなかったことです。米軍になにがおこっているのでしょうか？

　綾瀬市議会としても毅然とした抗議を行わなくてはいけません。基地対策特別委員会などの臨時招集も視野にいれて対応していきたいと思っています。


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