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国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

エレクトリックギターの父レスポール

2009-09-07 01:00:00 | 音楽
先日アメリカに住む友人が送ってくれたローリングストーン誌のネット記事で
レスポール爺さんが94歳で亡くなったことを知った。

ギブソン社の柱で有り続けたレスポールギター。
私も25年以上前に買って今でも時々鳴らしています。

昔、経営不振だったギブソン社を救ったのがこのギター。
若き日のエリッククラプトンがマーシャルのアンプで鳴らしてブームになった。
ブルースブレーカーズの頃でしょうか。

ギブソン社のCEOのヘンリーJUSZKIEWICS(発音できない)氏はレスを「モダンギターの父」
と呼び、彼以前のエレクトリックギターは
「音の大きなアコースティックギターにすぎなかった」と語る。

彼によって独特で人を魅了してやまないソリッドギターの音色が作られた。
魅了されっぱなしです、ワタクシも。

この人現役のジャズミュージシャンとして生涯ライブ活動を続けた。
現役生活81年って。
ギネスクラスですね。

ニューヨークの「イリジウム」での恒例ライブは特に有名でスーパースターの
ギター小僧たちがこぞって飛び入り参加したそうです。

ポールマッカートニー、キースリチャーズ、ラリーカールトン。
ディッキーベッツ、ジョージベンソン、スラッシュ、ブライアンメイに
スティーブルカサーまで!

その様子の一部が最近出たDVDに収められ「俺たちに最高のオモチャを与えてくれた」
とキースリチャーズやポールマッカートニー、ジェフベックが語っているらしい。
さっそく注文しようっと。

ギターの他、アナログの多重録音の技術を開発したのもこの人らしい。
5度のグラミーに輝く巨人でした。
奥さんやチェッとアトキンスとのデュオを思い出します。

R.I.P.


PAT METHENY QUATRET LIVE

2009-08-27 01:00:00 | 音楽
何年か前にメセニーがビブラフォンの大御所で師匠のゲリーバートン、
ベースのスティーブスワロウそれにドラムのアントニオサンチェスという
豪華メンバーでツアーしたときのオークランドでのライブ録音。

日本にも来たのでブルーノートに馳せ参じました。
すごかった。

このCD、素晴らしい内容です。
やはりメセニーグループよりこういうギグのほうが断然輝くメセニーさん。

若干20歳のメセニーを世に出したゲリーバートン。
「若い男の子大好きおじさん」ですが演奏は素晴らしい。

そして当時のバンドメンバーだったスワロー。自作の「フォーリンググレース」
で流れるようなベースソロを披露している。

難しい曲です。
ミュージシャン好み。
時々挑戦するがこのコード進行でメロディックにアドリブするのは大変。
この人たちは当然、楽勝でやってくれますが。
比較するのがおこがましい。

そしてメセニーグループでお馴染のサンチェス。
メセニーに見出された天才ドラマーでチックコリアやマイケルブレッカーとも共演している。
オーディションはスタジオでのパットとの4時間に及ぶデュオセッションだったとか。
ドラムとギターだけで4時間ですか。好きですねえ、この人たち。

やってる曲が渋い。その割にジャケットは全然渋くない。

キースの「コーラル」とかエリントンの曲とか。
スリーコードのブルースロックもある。

好きなアルバムリストの上位に入りました。

突然ですがジプシーキングのグレーティストヒッツ

2009-07-13 06:00:00 | 音楽
たまに聴きたくなる。
かっこいいが土臭くてちょっとダサい。
でもなんと言おうと、とてもキャッチーです。

長女がイギリスにいたころディスコでジプシーキングがかかると
スペイン人はいやな顔をしたそうだ。

日本人にとって海外で聴く氷川きよしの演歌みたいなものか。
でも連中そのうちノリノリで踊りだす。
やはり民族の血でしょうか。

というわけで(なんで?)やっぱり聴くならベストアルバムですね。
アルバムごとのコンセプトとかなさそう。
ノリが命です。歌もいいしギターもうまい。

マイウェイのスペイン語バージョンとか、いいですねえ。
もちろん、詩は理解できない。

でも想像ですが、日本人みたいに律儀に翻訳しない気がする。
マイウェイ、オレ風のくどきかたとか、パエリアの作り方とか
とんでもないこと歌っているかもと想像すると楽しい。

元気が出て幸せになれる。これぞポップス。ポップでこそ音楽。

ESPERANZA SPALDING(女性ベーシスト2) 凄すぎる !

2009-07-02 07:12:20 | 音楽
百聞は何とやらで一度見てください(ブックマークをクリック)。

この人、一昨年だったかベーシストのヤマダさんに教えてもらった。
ビビっときました。

前回紹介したタルと同様若い。オレゴンはポートランド出身の24歳。
ラテンジャズです。
アフリカ(父)の他スペインとウェールス(母)の血が流れているらしい。

高校でベースに恋するまでオケのコンサートマスターとしてバイオリンを
弾いていた。

バークレー音楽校に入り一学期目にもう見出されR&Bの大御所
パティオースチンの海外ツアーに参加したとさ。マジっすか。

21歳で卒業して学校に残り後進の指導にあたりながら恩師の
サックス奏者ジョーロバノトリオの一員として活動した。

ゲリーバートンやパットメセニーのようなビッグ゛ネームもベタボメです。

ノビのある艶やかウッドベースから繰り出す複雑なリズム。
歌いながらです。

これがまた素晴らしい歌声。
可愛らしくキレのある声と歌いまわしにシュープリームス
時代のダイアナロスを思い浮かべてしまうこともあります。

余談ですが、シュープリームスのこと、
中学時代に読んだミュージックライフにはサプレメスって書いてあった。
湯川れい子、しっかりしろ(45年前のことまだ怒ってる)。

心地よく歌いまくるアドリブソロ。これを一度に
やっちゃう。一昨年と去年、ビルボードとブルーノートで目撃
しました。ほんとすごい。
決して大きくない身体、細い腕のどこにあのエネルギーが隠れているのか。

それとやはりラテンの血。リズム感が違います。
CDの最後の曲の弾き語りなどベースラインもボーカルも
クイまくり、ノミまくり。それも別々に。
日本人にはちょっと真似できないと思います。

実物がまた写真より美しいんですね。
世界にはモノホンがいっぱいいます。

このアルバム「ESPERANZA」(2枚目)、おすすめです。

タル

2009-06-16 08:54:43 | 音楽
タルウィルケンフェルドって読むのかなあ。
オーストラリアはシドニー生まれのベーシスト。
若干23才。
2年前のクラプトン、シカゴクロスローズライブでのジェフベックとの共演で
注目されました。
当時は21才だったのか。
信じられない程の音楽性でした。

チックコリアのツアー参加。
ハービーハンコックのジョニミッチェルカバーアルバムRIVERでベースを弾いている。
大御所たちに可愛がられている才女。

写真はTransformationと言う彼女の初リーダーアルバム。
全曲作曲。ギターはWayne Kranzs
僕のロック友達兼師匠でパリーグ野球ファンのコシバさんにお借りしました。
(コシバさん、ながーい独身生活の末今週日曜日にご結婚、オメデトー!!)

ジャジーなフュージョン。
カッコいい。
あまりでしゃばらずバランスいいんじゃないかな。
才色兼備、楽しみな人です。


PAT METHENEY, BALTICA DVD(カッコいい!)

2009-06-10 08:08:46 | 音楽
ギターの師匠イワタニ大先生にいただきました。

2003年のドイツでのフェスティバルのライブ映像。
アマゾンで買えないみたい。
どうやって入手されたんでしょう、センセイ。レアな映像、音源を
たくさん持ってます。

いやあ、ぶっ飛びますねえ。
いきなりメセニーとウルフワケーニウスとのギターデュオ。
二人ともただただ物凄い。

つづいてミュージシャンが好きそうな選曲のシブーいセッション。
私は知らない人たちですが非常にレベルが高いです。

そしてブレッカーを加えたもう一つのユニット。
ブレッカーやメセニーがジェイムステイラーとやった名盤
「NEARNESS OF YOU」の感じ。

ジェイムスの代わりに歌っているのがトロンボーンのニルスラングレン。
この人知らなかったけどめちゃめちゃ演奏がうまくて歌もチョーシブい。
ぐっときます。
がんがん吹きまくった後でゼーゼー言いながら終わりのコーラスを歌うのも
笑える。

そして最後はメセニートリオ(サンチェス、マクブライト)にブレッカーを加えたカルテット。

さすが、至高のギタリスト、メセニーさん。クオリティー高いですね。
ユーチューブにさわりの映像があるので貼り付けました。
音楽ファン必見ではないでしょうか。
興味のある方、DVD貸し出しします。

ギターとロッテマリンズフリークのお友達持ってたら貸して!(音楽ネタ2)

2009-05-22 06:36:51 | 音楽
ジャズは好きですがロックも大好き。
ジェフベック、凄いギタリストですねえ。今年のNHKホールでのライブ行きました。
感激しました。ベック、めちゃめちゃ凄い。あとベースのオネエさん。可愛いし演奏も素晴らしい。ドームとかと違って指の動きとかもよく見える席でした。

ところでドームのアリーナのいい席とかどうやって買うんでしょうか。
トクダネのキャスターとかになればいいのかな。

先日、昔のジェフベックグループとレッドツェッペリンを続けて聴くことがあって。
ついついベックとジミーペイジ、比べちゃいました。
個人的意見ですが、全然モノが違いますよね。特にリズム感。3大ギタリストとか日本では言いますが。
ツェッペリンファンのかた、すみません。
おなじヤードバーズにいただけでベックやクラプトンと比較されるというのも不運です。

ギターマガジン、ベック特集ですね。CDの付録付き。
収録のなかに”STORMY MONDAY BLUES"ソロギター譜と音源ですって。ベックではないと思いますが。なんかそそられてしまいます。ジャズの練習だけで手一杯なのに。
O柴さん買ったでしょ、多分。貸してね。

ロック界の由美かおると言われる(?)くらい年をとらないベック。
でもこの写真は若すぎですね。レスポール持ってるし。

セッション

2009-05-20 08:40:31 | 音楽
月に一度、渋谷でジャズのジャムセッションをやらせてもらっています。
写真はミュージックバー、7ef(ナナエフ)の店長のロクヤさん。
周りにいる2人の背後霊(?)はアヤコさんとマサコさん。暗くて見えないですけど美人です。

三人は高校生時代からのお友達。ロクヤさんは現役のベーシストでテレビの音楽番組でも見かけます。
皆さんとってもナイスで優しいキャラクター。いつもお世話になっています。

セッションでは私と同じギターのカナイ君、若いけど素晴らしいサックス奏者のワカバヤシ君、ロサンジェルスから参戦のスーパーベーシストトミーさん、ドラムのテルユキさん、キーボードのハガさんがレギュラーで毎回熱いジャムをやってます。

段々参加者も増えてきました。6月は8日月曜日の7時から。
セッションに参加してみたい人、聴きながら一杯がいい人、ともに大歓迎。

お店のhpをブックマークしました。渋谷駅のすぐそば。
ライブの無い日も3人に会いに寄ってみてくださいね。
ハートランド生ビール、軽食あり。ライブはいろいろなジャンルです。



入手しました

2009-05-15 05:16:31 | 音楽
ビレリラグレーンとシルバンリュックが9年ぶりのギターデュオCDをリリース。
前作”DUO”は衝撃的でした。
今回はタイトル曲’サマータイム’のようにジャズのセッションで普通にやる様な曲が中心。
やってることは全然普通じゃない。すごい、すごすぎる。
いまや、フランスのみならず世界を代表するジャズギターの名手です。
二人とも40台半ばになりますます旬、脂ノリノリです。
ジャンゴスタイル(マヌーシュって言うのかな)で有名なビレリとバスクのリュックですからヨーロッパの香りいっぱい。
ジャズというジャンルを超えてます。
スリリングな二人の掛け合い。ナマで見たい!!

YouTubeにいい動画あります。前作でやったスティービーワンダーのIsn't She Lovely とか。
左のブックマークから見れますよ。