ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

蝶ヶ岳 ぼっち登山 ②

2018年07月15日 23時40分29秒 | 

ひとりぼっち登山、無事蝶ヶ岳ヒュッテに到着


思っていたよりずっときつい登りだった。
山小屋に着いたら炭酸を飲むのを楽しみにしていた。
400円でコーラを買い再び外へ、穂高連峰を見ながらゴクゴクゴク
♪( ´▽`)プハ~!!


お昼は持って行っていたカップラーメンうまうま


デザートも持ってきた! 
疲れているからフルーツとシロップが超美味しい
穂高や槍ヶ岳が見え隠れするのを眺めながら・・・


ここが私のスペース。
空いているからこのブロックを一人で使わせてくださる


山小屋にはフリースペースがあった。
山に関する本や雑誌がたくさんあった。


晩御飯、品数が多く工夫してあった。美味しくいただいた


夕食後外に出た。写真右に見える高い所は“瞑想の丘”


私はこの瞑想の丘で長い時間を過ごした。
どの山が何という山か照らし合わせたり・・・。
常念岳の方を見て以前自分達が歩いた尾根を眺めたり・・・。



山でお友達になった。
聞けば三人同い年!!



この景色を見にここにやってきた。
ポチっとな見たかった景色
九時消灯
前日夜はバス、山を登ってきて疲れているはずなのにすぐには眠れなかった。
夜中目が覚め、随分寝たような気がして時計を見てビックリ23時半だった。


翌日朝、ご来光を見たくて四時に起きる。
あ、あの辺りから昇るね


写真左から、大阪 淡路島 神奈川から来られた。
お友達になった



4:41


山小屋の朝ごはん 


6:50出発
この日は横尾に下山する。
分岐まではお友達と一緒に楽しく歩くことにした。


コケモモ ツツジ科


イワギキョウ キキョウ科


横尾と常念への分岐、お友達とここでバイバイ


タカネザクラ バラ科


尾根から下ってすぐに樹林帯に入る。


小さな可愛い植物がぎっちり。


ギンリョウソウ(ゆうれいたけ) 一薬草科


マイズルソウ ユリ科


森の中で四方どちらを向いても同じ景色。
迷わないように先の赤いマークを探しながら歩く。


あちこちにあったけど、これは何じゃらほい??


豆類、おかき、チョコ、ゼリー、ジャーキー・・・、行動食( ´艸`)


誰も居ない山の中、楽しそうな話し声が聞こえてきた。

山道の整備の男性が二人登ってきた。
久しぶりに人に会って嬉しかった。

私は「わぁ~お疲れ様。重そう!大変ねぇ!私は若い頃山小屋で働いてみたかった、そしてそういう作業も手伝ってみたかった」と話した。
若者「そしたら写真だけでも撮りますか」ニコニコ笑いながら私にツルハシとショベルを持たせた。
明るくて、楽しくて、優しくて、働き者の力持ち、私は嬉しかった。


道標を立てに行くらしい。


9:18横尾に到着


梓川にかかる大きなつり橋から川を見下ろした。
北アルプスの雪解け水だ。

予定よりずっと早く下山してきた、時間がたっぷりあった。
どこに行こうとどう過ごそうと自由だった。
こんな素敵な場所で私は自由だった。
家庭も仕事もある私が自由になれる時、それはみんなが私に自由をくれたから。
ありがとうって心から思った。

梓川沿いに徳澤に向かう。


普通なら1時間の道を私は1時間半かけてのんびり歩いた。
小さな花や葉っぱを観察して歩いた。


マイズルソウの実


↓虫にしたらよほど美味しい葉っぱなんだろなぁ!
歩きながら姉にこの写真を送った。
姉からの返事「ものすごい美味しかったんやろね、でもおちょぼ口の虫」


コバノイチヤクソウ イチヤクソウ科


大きな自然も、小さな自然も美しい。





徳澤園に到着
チェックインまで時間があったので、お昼ご飯とコーヒーソフトを食べた。
コーヒーソフトはとても美味しかった♪


チェックイン後すぐにお風呂に入った、スッキリ
ここが私のスペース



徳澤園はお食事がいい。
イワナの塩焼き、いろどり野菜の揚げ浸し


信州牛のサーロインステーキ、それから信州そばもあった。


夕暮れ外の空気を吸いに・・・。


初めて一人で高い山に登った。無事おりてきてホッとした。

誰も居ない深い山の中ガサガサと鳥か動物の物音にビクつく
自分と向き合う。自分の小ささ、不甲斐なさ、いくじなさに気づく。
そして大自然の大きさ逞しさ、尊さを知る。

蝶ヶ岳→横尾 2時間28分 
当日歩いた歩数 19640歩