ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

蝶ヶ岳に登ってきた 二日目

2024年07月21日 00時18分45秒 | 

蝶ヶ岳登山二日目

日の出は4時半過ぎ。
あの辺りからお日様昇ってくるね。
この朝は強風が吹いて立っているのがやっとだった。



大きな雲がすごい勢いで形を変えながら目の前を流れていく。
キラリとお日様が光った オハヨウ



朝ごはんは5時半から( ^∀^)
山小屋では疲れていて食欲が無いことが多いけれど
今回はまぁまぁ食べられた


下山ルートを考えた。
健脚のさとみちゃんとかずえさんは最短で下山できるけれど急な下りが続く横尾へのルート。
私達は距離は長いけど膝への負担が少ないと思われる徳澤園へのルート。
時間のかかる私達は先に山小屋を出た。

もう一度お花畑を見たかった。
前日は黒百合が咲いているのを見ていなかったから。

咲いている場所を聞いてきた。
ヽ(*´∀`*)ノ咲いてる咲いてる♪



たくさん咲いていた



アカモノ



一面のお花畑だ。
もう山を下りなくてはいけない、名残惜しかった。



霧の森。
まだ誰も歩いていない。静かでクマが出てきそう・・・
クマ鈴を鳴らしまくって歩いた。



妖精の池



霧で幻想的。
恭姉ちゃんもお花を見ながらゆっくり歩いてくる。



ギンリョウソウ



苔フェチの私達、しっとりしたふかふかの苔も楽しんだ。



そろそろ高山植物の楽園とお別れ
森林に入っていく。



ベニテングタケ



こちらのコースもかなりの急坂。
こけない様に慎重に・・・。



ラッパタケ科のウスタケ



キバナノオダマキ




カニコウモリの葉



3時間ほどで徳澤園に下りてきた。
ヽ(*´∀`*)人(*´∀`*)ノ



健脚チームに連絡を入れる。



これを楽しみに下山してきた♪
コーヒーソフトエスプレッソコーヒーにソフトクリーム、シナモンをかけてくれる。
はぁ~疲れた体に染みる



前日さとみちゃんが持たせてくれたおやつ「鮭皮チップス」を食べて待つ。
健脚チームのおやつは鮭皮チップスとか馬肉の燻製とか・・・普通の女子のおやつとはちょっと違う。



川でストックを洗ったりもした。



健脚チーム到着!
急な坂、距離も長いのにスタコラサッサと下りてきた。



さぁ!出発しよう!
次は嘉門次小屋で岩魚定食だ♪♪




約一時間ほどで嘉門次小屋に到着。
囲炉裏で焼いた岩魚を食べさせてくれる。



じっくり時間をかけて焼いてあるので頭から尻尾まで美味しく食べられる。
サクサクと香ばしく、ほどよい塩味がとても美味しい



かずえさんは焼岩魚とお酒、蕗味噌がついていた



嘉門次小屋から河童橋までは約一時間。

美しい岳沢




私とさとみちゃん。



岩魚が泳いでいるのをかずえさんが見つけた。
清流の中を気持ちよさそうに何匹も泳いでいる。
見ようとしなければ見えないものだな。



この先は観光客が多くなる。
私達もお別れの時間が近い。
一緒に歩いてきたのに京都 横浜 栃木へと帰っていく。


この後バスターミナルでお別れして、私達は小梨平でお風呂に入った。
16:10発のバスまで時間がある。
バスターミナルの静かな場所に座り、大きな窓から外を眺めた。
もう観光客はホテルに入っただろう。
大きなリュックの登山客は高速バスに乗り込んでいく。
早い夕方、人が少なくなっていく。
「もうちょっとしたらここも人がいなくなりお店も閉まって暗くなる。また朝五時に大阪からのバスが来て登山客が歩き始めて観光客であふれるんだね」

16:10京都・大阪行きのバスに乗った。


さて、私が買って帰ったもの。
健脚チームに教えてもらった馬肉のおやつ
( ̄∀ ̄)すごく美味しいんだ♪今まで見向きもしなかったけど、これはこれからも買わなくちゃ♪



・徳澤園の手ぬぐい
・徳澤園とTHE NORTH FACEコラボのスタッフバッグ




↓左から、私 さとみちゃん かずえさん 恭ちゃん
念願の蝶ヶ岳登山無事達成
しかも楽しいお友達と♪
最高やんヽ(*´∀`*)ノ
みんなに感謝、登山を応援してくれた人に感謝、お留守番のコワモテさんとコタちゃんにもね。


ちなみに帰宅二日目、私は筋肉痛でギコギコ。ダチョウみたいな歩き方になっている。
さとみちゃんは筋肉痛になっていないらしい。あんだけ歩いたのにすごっ


さぁ!生きるよ!


蝶ヶ岳に登ってきた 一日目

2024年07月20日 16時53分12秒 | 

蝶ヶ岳は北アルプス常念山脈の南にあり、標高2766m、槍穂高を一望できる山。
ヽ(*´∀`*)ノ 行くぞ!!

大阪から高速夜行バスに乗る。
京都から恭姉ちゃんも乗ってくる。
行先「上高地」



朝5時過ぎ、目が覚めたらそこは上高地。
バスターミナルや河童橋から約2時間で徳澤に着く。
そこから蝶ヶ岳への登山が始まる。


5:30まだ観光客が来る前の静かな河童橋。



穂高の峰々を見上げて梓川に立つ。
あぁついに来た




いつも歩く梓川の左岸が土砂崩れで通行止め。
右岸を歩く(右岸の方が木道があって楽しいけれど少し時間がかかる)
あちこちにあるクマベルを「カラ~ン」と鳴らしていく。



明神で橋を渡り左岸へ




お天気上々!!



(◎_◎;) あちこちにクマの目撃情報が・・・



カラ~ン



冷たい風が吹きおろしてくる
マイナスイオンを浴びて進むゴキゲンな恭姉ちゃん♪



山の雪解け水の川



7:20徳澤に到着



この先は急登になるからちょっと休憩。



徳澤園の脇に登山口がある。
体力に自信が無いので「翌日に笑顔でここに戻って来られます様に」なんて思いながら山に入る。



なんてことのない写真だけど
苔も小さな葉っぱも、湿気た山の空気も宝物。
こういうものを見るために、触れに来るために生きているようなものだ。



霧の多い山でよくみられるサルオガセ
根っこがなくて木にぶら下がって育つ不思議な植物。




厳しい急登が続いた。
何度も立ち止まり呼吸を整えて進む。
先を見たら信じられないほど急な登りだったりするけれど負けるもんか。
一歩登れば、一歩高みに近づく。
一歩一歩の積み重ね。



長塀山、ここまでがきつい。



蝶ヶ岳まであと1キロ!!
平地の1キロはすぐ先だけど山では結構遠い、油断はできない。



おぉ!ヽ(*´∀`*)ノ高山植物が咲き始めた。
ミヤマキンポウゲ




キヌガサソウ




いよいよ森林限界も近い。
姉はいつも私を先に歩かせてくれる。
山では先に歩く方が楽だ、自分のペースで歩けるし休めるから。
時々振り返ったらニコニコ歩いてくる。
ありがとう恭ちゃん。

高い木のなくなった山道を歩いてくる姉、後ろは青空。





あっ!!富士山!!!
視界の開けたところで富士山が見えた




妖精の池
ここからはお花畑の中を行く。



ミツバシオガマ




コバイケイソウ



お花を眺めながらゆっくり進む。


姉「もう脚が上がらへんようになってきた」
あたしなんかとっくに脚が上がらんようになってる、何度もつまずく、気を付けなくちゃ。



何の蕾だろう、翌日これが黒百合の蕾だと知る。



ハクサンイチゲ



私は前に一度ここを歩いたことがあるからこの先が森林限界で視界が開けることを知っていた。
私「恭ちゃん、ここから先は前を歩いて」





わぁ!!もう高い木が無い!
高山植物とハイマツだけだ!



あと一息!!




ヽ(*´∀`*)人(*´∀`*)ノ
槍ヶ岳が見えた!右の赤い屋根は泊まる蝶ヶ岳ヒュッテだ。




シャクナゲと穂高の峰々!!



ついに2677m蝶ヶ岳頂上!!
「ここに来たかった」って涙があふれた。
三年前に病気が発覚してから色々なことがあった、ずっとここに来たかった。
姉が作ってくれた旗を持って記念撮影




風は強かったけどお天気が良かった。
雲に隠れることなくババーン!と槍穂高が見えている。
ずっとずっとここに来たかったんだ



槍ヶ岳かっこいいなぁ



蝶ヶ岳ヒュッテで受付を済ませた。
さとみちゃんとかずえさんはまだ着いていない。
超健脚の二人だから余裕で登ってくるだろう。



ここが私と姉のスペース。
私は疲労で倒れている。



ちょっと休んで瞑想の丘へ・・・。
お昼を過ぎると雲がかかることが多いのに、ラッキーな日だった。
小屋に戻るとさとみちゃんとかずえさんが到着。
さすがウルトラなお二人、疲れも見せずにニコニコやってきた。




山は夕暮れまで雲に隠れることが無く私達を楽しませてくれた。



17時半、ヒュッテの晩御飯
ごはんとお味噌汁はおかわりが自由。
私は少食なのでおかわりはしなかったけれど
さとみちゃんとかずえさんは大盛のおかわり!!!
そりゃ体力があるはずだ、気持ちいいくらいモリモリと食べていた。



ヒュッテの自炊のできるスペースで恭姉ちゃんがコーヒーを入れてくれた。
四人で暗くなるまでお喋りをした。
横浜と栃木と京都と芦屋から集まった。

20時半消灯

私は疲れていたからすぐに眠れた。
でも夜中に何度も目が覚めた。
ある時隣にいる姉が「起きてる?」って小さな声で聞く。
うんって言ったら私の背中や肩を揉み始めた。
姉「けいちゃん、病み上がりやのによく頑張ったね」そう言ってグイグイと揉んでくれた。
交代で背中を揉んであげようとしたけど「いいから、もっぺん寝ぇ」って私の背中を揉み続ける。
うん、って私は目を閉じた。
( ^∀^)あかんやん私。


美しい上高地、厳しい登り、高山植物、穂高連峰と槍ヶ岳の眺め
そしてさとみちゃんとかずえさん

こんな幸せなかなかないわ。
クタクタに疲れたけど最高に幸せな一日。
色々なことに感謝(*_ _)人


さぁ!生きるよ!













テント張の練習に行ってきた

2024年06月09日 09時54分41秒 | 

もうすぐ立山にテント泊に行くのでテント張の練習に行ってきた。
テント張りの練習もだけど、しばらく開いてないテントやポールに不備が無いか確認するため。
折り畳みポールをつないでいるゴムが伸びていたのでそれは家で交換。

行先は手軽な近所のおたふく山のいつもの場所。

荷物は11キロ
持ち上げたら「えぇこんなの持って山に登るのぉ」ってうんざりする重さだけど、背負ったら「よしっ!行くぞ!」と思うから不思議。



13:40ごろ登山道に入ってまず川を渡る♪




トゲトゲが鋭くきれいに並んでいる。
タラの木



恭姉ちゃんがついてくる



重くて登りがきつくてしんどくても可愛いお花を見ながら一歩一歩・・・。



コアジサイが見ごろ。




到着♪あの先にテントを張る。




少しかすんでいるけれど、大阪のビル群が見えている。



この日はすごい強風でテントを張るのに苦労した。
グランドシートを敷いてテントを出して
わぁ!!!シートが飛んでいく!!!石を乗せた。
テントを広げてポールを通して形になってきた。
そこにまたものすごい風「わぁ!!テントが飛ばされる!!!」
二人で必死でテントをつかんだ。
テントごと浮き上がるかと思う位の強風。
ペグを打つのも下手、打ち直し!ペグが抜けない軍手軍手、軍手はどこだ?!そんなの最初から出しておかなくちゃ
フライを出して、またペグで四苦八苦。
どうにかこうにかきれいに張れた
全然手順も悪かった。練習に来て良かった
強風の中でのテント張の練習にもなった

ふぅ(´=ω=‘)疲れた
「お三時にしよう」




六月だものね、水無月のお菓子を買ってきた。



テント泊の夜は長いから他にもたくさんおやつを持ってきた
恭姉ちゃんが小さなラジオを持ってきてくれた



15時半寒くなってきた。「ちょっとテントの中に入ろう」
双子は寝袋に入ってお喋りしたりラジオを聞いて過ごして
いつの間にか眠ってしまった。暖かくて居心地が良かった。



起きて何気に天気予報を見てビックリ(゚〇゚;)
夜から雨が降る!!
元々の天気予報は下り坂ではあったものの雨は翌日のお昼頃からだった、それまでに下山の予定だった。
どうする?

「さっさと晩御飯を食べて下山!!」


ササッ!と双子はテントから飛び出し晩御飯の準備!
ニンニクを焼いて塩コショウの焼き肉!!



サラダは持ってった。



ヤングコーンを焼いて
キムチも乗せて盛り付け完了!



お味噌汁もできた。
(*_ _)人 いただきます!



双子は息が合う。
何をしてもハチャメチャだけどなんとかなる。
食べたら片付けて撤収!!




空を見たらこんなん。
本当に雨が降るのかと思うけど、雨を運んでくる風が強く吹いている。




恭姉ちゃんが名残惜しそうにテントの立っていた場所に居る。
「せっかく楽しかったのになぁ」



18時下山開始。
1時間でコワモテさんが迎えに来てくれる場所までくだる。
こんな遅い時間に山を歩くことはほとんどない。
薄暗くなった山ではお花や葉っぱが違って見える。



写真よりも実際はもっと暗い。
姉「二人だから心細くないわ」
うん、なんならヘッドライトも持っている、平気だ。



コアジサイの林の中を姉が歩いてくる。
「急に下山になったけどテント張のいい練習になったよね」なんて双子はポジティブだ



明るいお昼には気づかなかったものが薄暗い夕方には見えてくる。



木立を抜けるとまだ明るい。
19時ごろ、道路に出た。
そこにコワモテさんが車で迎えに来てくれた。

一日を振り返って双子は大笑いした。
13時に家を出てバスに乗って山を登って
強風の中四苦八苦してテントを張った。
飛ばされそうになって双子はテントを掴みしがみついた。
まるで忍者赤影の凧に乗った白影さんみたいに飛びそうだったね
こんなことになると知らず呑気におやつ食べてお昼寝して・・・。
晩御飯まで山で食べたのに19時に下山してきた。
短時間に色んな事があった。
双子はお腹を抱えて笑った。

恭姉ちゃんはうちに泊まった、二人で「テントの張り方」の動画を見て勉強した。
( ̄∀ ̄)これ、出かける前に見なあかんやん!!

梅雨が始まるというのに立山は行けるのか!?
(*_ _)人お天気の神様、双子を立山に行かせてください。



さぁ!生きるよ!




子供たちと六甲へ

2024年06月01日 23時07分14秒 | 

娘とちびっこ達とで六甲山高山植物園と森の音ミュージアムに遊びに行ってきた。

娘がやんちゃ坊主たちに振り回されて自分の時間が少しもなくストレスが溜まっているから、お外でリフレッシュしてほしかった。
これは私、できるだけ子供たちの世話をするから、娘にはボォ~っと山を楽しんでほしい。



小さい方のやんちゃ坊主2歳半。
棒を見つけたら拾って歩く。
(;´∀`)アブナイヨォ



木道をかけ廻る。
君たちには後ろに咲き誇るニッコウキスゲが見えないのか。
(;´∀`)お花には興味なし。



な!なに!?何してるん!



葉っぱがお椀みたい。



そぉっと。



そぉっと傷つけないように・・・。



まだ少し咲いていたサラサドウダン



自然の中で遊べ!楽しめ!ヽ(*´∀`*)ノ



この子たちはお花よりもトカゲや虫に興味がある。
(;^ω^)そりゃそうだろう、でもトカゲを触ろうとするのやめて。









クリンソウがまだ咲いていた♪





落ちてるお花は宝物、大事に袋に入れていた。



ハンモックカフェ
の~んびり本を読んだりお昼寝をしていた。
ここで持ってきたお弁当を食べてゆっくり過ごした。



私と同じことをする。
柔らかい葉っぱを触る、気持ちいいよね。







森の音ミュージアム
手回しオルガンを楽しむ。
早くなったり急に遅くなったり、ずっこけそうになる。
( ̄∀ ̄)




ここのお庭はステキ。きれくて楽しい、大好き♪




ツリーハウス♪♪♪




ツリーハウスは子供のあこがれだよね



走り回る子供たちのことをツリーハウスの上で見張っている娘。



森の中の机と椅子



あぁ~癒されるねぇ。
この写真はRyoが撮ってくれた。



娘と子供たちを山に連れ出して遊びたかった。
( ^∀^)娘の笑顔が嬉しい。



この様子を見て幸せを感じた。



カフェで冷たいコーヒーを買ってきた。
テントに映る木の影(∩.∩)


自分の時間が持てない、思う様に動けない、いつも騒がしい・・・
山ほどある娘のストレス。
娘の煮詰まった気持ちを解き放ってほしかった。

たった一日連れ出しても、また今日もやんちゃ坊主に振り回されていると思うけど・・・。
娘の笑顔が見たかった。


さぁ!生きるよ!



明るい緑の山を歩く

2024年05月04日 21時55分15秒 | 

一昨日山歩きしたときの写真。
なんてことのない山道だけど若葉の美しい季節
あぁきれいと思って撮ったんだろうな



そよ風と鳥の声を楽しみながら

明るい緑の季節はあっという間に濃い緑に変わっていくから
今だけの美しさを見逃したくなくて・・・。





背伸びをして木々の間から街を見おろしたりして・・・。



一瞬一瞬に幸せを感じる
目に入ってくる風景も、耳に届く音も、緑の匂いも、肌に照る太陽も
五感で全てを受け取って
この道を歩いていく幸せ。




ウグイスは勿論、美しい声でうたう知らない鳥
「上手だねぇ」って見えない鳥に向かって褒めたりして
ただひたすら緑の道を歩く。



雨上がりの苔や葉はみずみずしく輝き



春から初夏へ
土を持ち上げ一斉に伸びていく植物。



私に生きる力の源をくれる山。
一人で歩いても何も寂しくないや、こんなに楽しい♪


椿が落ちてる。

花の散る様子の言葉
・椿は落ちる
・牡丹はくずれる
・菊は舞う
・梅はこぼれる
・桜は散る

日本語は美しい(*^。^*)

さぁ!生きるよ!


ざんねん石見つけた

2024年05月02日 22時19分01秒 | 

今日は裏山から奥池への道を探検

急登続きで息が上がる、時々立ち止まり息を整えまた進む。
地面が花模様になっているから顔を上げたら・・・。



(*^^*)



こういう道に出るとスキップしたくなるわ♪



登山道の脇をふと見たら、大きな岩に刻印が・・・。
見に行ってみよう



六甲山系では、大阪城築城の際の採石の為目印を付けたこういう岩をよく見る。
でもここまで大きな岩は初めて見た。
岩は浜辺まで運搬され、そこから船で大阪湾を通って大阪城に運ばれたそうだ。
こんな山奥からも運ぼうとしていたんだなぁ。



大きな岩三つに印が付けられていた。
ヒョイヒョイヒョイと三つの岩に登って歩いた。
眺めのいい場所だった。こりゃ誰かに教えてあげなきゃ♪

刻印されているのに築城に使われなかった岩は「残念石」と呼ばれたりする。




まずゴロゴロ岳に向かった。



登山口から急登が続いたけれど
ゴロゴロ岳近くになると歩きやすい道になった。



到着!!
ここからは一旦 鷲林寺方面を目指し途中から奥池の方に下る。



柔らかい新芽。
この葉っぱは見覚えがある、葉の下に花が咲き、秋には黒い実がぶら下がる。
葉の上からは見えにくいけど。



そっと裏返してみた。
ほらね、小さな蕾が付いている。




鷲林寺方面の観音峠辺り。
大きな岩の上によじ登った。
ぐるりと見渡すことができた。
真ん中より少し左の山に奥池の上の展望台が見えている。



奥池への分岐まで引き返し奥池方面へ。




ショウジョウバカマ




湿地があったり、池や川もあった。
この上に建物は何もないから水はきれい。



奥池に着いた。
ぎゅうぎゅうの椿




今日は探検普段気になっている登山道をあちこち歩いてみる。




熊笹峠方面へ



おぉ!六甲で自生しているコイワカガミを初めて見た。
誰かに教えたいでも誰にも見つかりませんようにとも思う。




熊笹峠への道は芦有道路に出るので引き返し奥池でお昼ご飯にする。
今日はお弁当を持ってきた。



もうすぐこどもの日、おやつは柏餅。



珈琲を入れて、本を読んでのんびりした。
さぁて帰ろう。ここからはいつもの道を行く。







とても甘いいい香りがした。
目立たないお花を発見「ムベ」
秋にはアケビと同じような実が実り、食べられるそうだ。



この季節山でキョロキョロ探すシャガ。



黒い小さな花「ミツバアケビ」



探検探検♪とウロウロ歩き回った
クタクタに疲れたけど歩いて帰ろうと決めていたのでギコギコの脚で山を下った。
23527歩(+_+)

また知らない道を見つけた。次の探検が楽しみだ。
近所なのに知らない道がたくさんある。
( ̄∀ ̄)


さぁ!生きるよ!


なおちゃんと山へ

2024年04月14日 21時12分00秒 | 

なおちゃんって友達がいる。
「登り坂は嫌だけど山に行きたい」と言った友達だ。
前回は緩い坂のハイキングに行った。
今回は数コースの提案をして、新神戸から森林植物園への登山をすることになった。

新神戸から歩き始めて15分ほどでバテて座ってお水を飲んだ。




また15分ほどで「休みたい」と言って展望台で休んだ。
しんどいのだから仕方ないと思いつつ
(-"-)今日は、えらいことになりそうだなと思った。



ほら♪新緑がきれいよ♪
ハーブ園のゴンドラが見えてるよ♪楽しくしようとしてもなおちゃんは景色を見る余裕がない。
困ったな、目的地まで行けるかな。





布引貯水池
ここを過ぎればしばらくは水平道が続くよ、そう言って励ました。



もみじの新芽、小さなお花も咲いているよ
なおちゃん顔を上げて「ほんとだ」って言った。



振り返ったらとても辛そうだ。
きつかったら引き返す?って聞いても進みたいと言う。
目的地の弓削牧場のレストランを楽しみに進むしかない。



山は新緑が始まったばかり



山の中の白いのは山桜。
なおちゃんの様子を見て何度も休憩をして進んだ。



ヽ(*´∀`*)ノ
なおちゃんほら!ほら!見て!
顔を上げて景色を見て欲しい、元気が出るよ!
休みながらゆっくりでいいから楽しんで歩こう♪




ここを曲がったら桜が咲いているはず・・・
あった!咲いてる!
私は毎年この桜に会いに来る。
しんどいなおちゃんに頼んで記念の写真を撮ってもらった




川を渡らないといけない難しい箇所がある。
他のハイカーは靴を脱いで渡ったり、はまって靴の中まで濡れてしまったり、
渡る場所がわからなくて右往左往している。
なおちゃんはヒョイヒョイヒョイと私の後をついてくる
いいぞっなおちゃん!うまいうまい!



イスズベーカリーでお楽しみの菓子パンを買ってきている。
私のお気に入りの場所で紅茶を入れてパンを食べる予定にしていた。
なおちゃん、バテ過ぎて何もほしくないと言う。
紅茶さえもいらないと・・・



楽しみたいな・・・。
顔を上げて、景色を見て、ゆっくり進んでいたら着くよ。



もう山は嫌になっちゃったかな、そんなことを考えながらとにかく紅茶を入れた。
私はムシャムシャ桜蒸しパンを食べた。





こんなにステキなのになぁ(*´Д`)
桜も咲いてるのになぁ。
「この道って上級者コース?」ってなおちゃんが聞く。
ううん違うよ なおちゃん、ここは初心者もいける道だよ。




やっと森林植物園の敷地に入った。
去年カタクリが咲いていた辺りを探した。
ヽ(*´∀`*)ノあ♪あった!カタクリが咲いてる♪



エンレイソウは上高地でも咲いていた。
この辺りは4月に咲くのに上高地では5月に咲く。




ユキモチソウ





お花を見ながらゆっくり歩き、やっとルピックという弓削牧場のレストランに到着。
なおちゃんはホッとしただろう、私もホッとした。
さぁ何を食べようかなぁ♪



新鮮野菜とチーズのサンドセット
自家製ハーブ野菜の香りを楽しんだ。
ミルクスープは豆などの具だくさんだった



お腹いっぱいでもこれははずせない




なおちゃん、もう山は嫌になっただろうか
それとも体力をつけて頑張ろうと思うだろうか。
私は、休みながらゆっくり進めば大丈夫だと思っていた。
それでもしんどくて楽しめないこともあるんだな。
もっともレストランで美味しいものを食べて休んだら元気になってホッとしたけど。


今、山は新緑。葉は生まれたてで柔らかい。
愛しいと思う。

私にとって山は生きる力。


さぁ!生きるよ!


高御位山に登ってきた

2024年04月07日 21時09分46秒 | 

朝早い電車に乗って兵庫県高砂市の高御位山(タカミクラヤマ)に行ってきた。
電車に乗ってしばらくして、ふと見たら外は海だった。
ヽ(*´∀`*)ノ



曽根駅で下車、バスに乗り換えて10分ほどで鹿島神社に到着。
今日はお友達2人と恭姉ちゃんと。



ちょうど桜が満開、楽しい出店がいくつも出ていた。



敬神堂でお買物♪




名物の柏餅とおかげ餅と黄金パンを買った。



作っている間にレモンを購入。
「近くの島で採れた無農薬のレモンだよ」と言われ欲しくなった。
( ^∀^)楽しい♪



柏餅も黄金パンも出来立てヌクヌク
早速食べながら歩く。




黄金パンはコッペパンを揚げてきな粉をたっぷりまぶしたもの。
食べながら歩きたかったんだ。
( ´艸`)ムププ念願叶った。



コバノミツバツツジがあちこちに咲いていた。



これ私(^ω^)買ったレモンが入ってる。



登り始めてすぐに大きな岩山が現れる。
結構な勾配だけど滑りにくい岩なので面白い。



どんどん高度をあげる。



汗だく



右奥の山が今日の目的地の高御位山頂上。



小さなアップダウンの連続。
変化があって楽しい♪



色んなコースがある。



稜線を行くので景色がいい。




登っては、下る。




いい道だ



頂上付近にある鳥居
街を見下ろし、遠くの海には小さな島も見えた。



さぁさぁお昼ごはん
各自カップ麺とおにぎりを持ってきた。



デザートは、朝買った柏餅。
恭姉ちゃんが鯉のぼり持参



高御位山の山頂にて




頂上付近にはあちこちにベンチがあった。
ヽ(*´∀`*)ノ絶景!



岩の隙間に可愛いスミレ。
通り過ぎたけど気になって恭姉ちゃんが撮りに戻った。



景色を見ながらゴキゲンな下り道。



友だちが撮ってくれた写真。
双子、座り方脚の形も一緒



下りも岩山を注意深く下りる、面白い。



街に下りてきた。



乗合マイクロバスは定員がいっぱいで乗れず

駅までもうひと頑張り歩いた(40分ほど)。
畑の中の道を歩きながら山を見上げて、今日歩いたルートのおさらい。



レンゲ畑

この間までダウンを着ていたというのに
あっという間に春がやってきて、街も山も花の季節を迎えた。
大きな岩山を登り、山ツツジの咲く道を歩いた。
ほとんどが稜線だったので景色のいいコースだった。
鹿嶋神社→鷹巣山→東峰→高御位山→長尾→曽根駅
10.4㎞ 16551歩

いい季節だ、暑くなる前にあちこちの山に登りたいなぁ!

さぁ!生きるよ!



お雛会

2024年03月03日 20時48分33秒 | 

姉と二人ちょっと遠出して播磨アルプスに行く予定だった。
ちょうど3/3ひな祭、山でお雛会をするつもりだった。
ところが恭姉ちゃんが腰を傷めて
とても山を登れる状態じゃないと・・・中止になった。


ところが「今日は少し良くなった。二人で外でお雛会をしよう」
って京都からニコニコやってきたダイジョウブカイナ

比較的平坦な山道を考えた。
(*^。^*)近所だけど。

お雛会だもの、お雛様を持ってった。



ばら寿司のおにぎりを作ってった。温めて・・・。
わざわざ外でこういうことが楽しい



ばら寿司の三角おにぎりに薄焼き卵の着物。
頭に桜でんぶをちょこっと。



ちょっと焦げたのも、それも香ばしくて美味しかった。




姉が嬉しそう。
今日はもう会えないかと思っていた。




お花の蒲鉾が浮いているどん兵衛をおつゆ代わりに。
とても美味しかった




次はコーヒーを淹れて。



ひし餅と桜クッキーと〝ひにゃあられ〟



河津さくらも咲いている。
いいお雛会ができた



春だ!春だ!




播磨アルプスに行けなかったけど・・・、近所だけど・・・。



恭姉ちゃんの腰が心配だったけど、ゆっくり歩きなら平気そうでホッとした。



姉「播磨に行けんでごめんね」



私「こうして一緒に山歩けてよかった」




近所にこんないいところがあっていいなぁって言ってくれる。




いいお天気で春の日差しを感じられた。




大きな岩がゴロゴロしていて岩登りに来る人も多い場所。



マンサクが元気いっぱいに咲いている。



もうすぐ!もうすぐ!って言っているような木蓮。





植物園に戻ってきた。
2時間半ほど山で過ごした。


姉の腰痛が悪化しないかヒヤヒヤしているのに姉は無邪気に笑っている
植物園のショップでデイジーの苗まで買っていた
「大丈夫大丈夫!」

播磨アルプス高御位(たかみくら)登山はまた次のお楽しみ。
今日のところはお雛会ができてハイキングができてそれだけで百点!

さぁ!生きるよ!


雪の愛宕山

2024年02月24日 21時08分48秒 | 

雪の愛宕山に行きたかった。
暖冬で雪の日が少なかったし、都合が合わなくて諦めかけていた。
寒波がやってきた!!私も仕事がお休み!
そして今日は晴れ!!!
よしヽ(*´∀`*)ノ

4時半に起きて早い電車に乗って京都へ!




愛宕山登山口8時
これは恭姉ちゃん




ピンクのズボンが私



いつも私が前を歩いて姉が後ろ。
登山は前を歩くのが楽、自分のペースで歩けるから。
いつも前を歩かせてくれる。
後ろを歩いてくる姉(∩.∩)アリガトサン



40分の18来たって表示。
「タバコ・恋人 ポイ捨て禁止」
( ̄∀ ̄)そらそうやポイ捨てあかん



随分登ってきた。結構な急登だ。真剣にしんどかった。



40分の23来た。
「火遊びはヤ・メ・テ♡」
( ̄∀ ̄)なんやこれ



真面目なのもある(∩.∩)



半分来た頃から積雪があった。
今年初めて積雪を見た。
青い空に白い雪が美しい
「来てよかったぁ!!」二人で叫んだ。



杉の枯れ葉の上に積もった雪が美しい模様を見せてくれた。



冷たい澄んだ空気
雪の中は静か、雫が落ちる音と雪を踏む音。



恭姉ちゃんギュッギュッ音を立てて歩いてくる。




きつかったけれど到着





頂上の愛宕神社にお参り。





お社の中から振り返ったら、外は凍てついていた。




宮司さんが火を焚いていますよって暖かい部屋に通してくださった。



雪の枝がきれい



雪の愛宕山に来たかった。
積雪があるのに晴れなんて最高だ



私、幸せやわ。



下りは滑らないように気を付けて・・・。
軽アイゼンを持っていたけれど必要なかった。




「恭ちゃん、付き合ってくれてありがとう」
「けいちゃん、誘ってくれてありがとう」
来て良かったぁ!!




姉がおにぎりを作ってきてくれた。
境内は火気厳禁だと思ってコンロは持たずポットにお茶を持ってきた。
小さな雪だるまと恭姉ちゃんが作ってくれたおにぎり弁当。



すごいっ!
美味しそうなスペシャルおにぎりだ




これは出汁巻き卵とちりめん山椒。
心がこもっていた、とても美味しかった




しばらく歩いて水尾との分岐の小屋でお汁粉を作った。
この辺りで積雪は少なくなった。



湿気が多いのか、苔が多かった。
私達は苔フェチ
ちょっと触ってみる。
うはぁ!これいい感じ!
はぁぁ~しっとりむっちりしてるぅ!
ここ触ってみ!あっほんま!
苔に夢中だ。



苔に水滴がついて、生き生きしていた。
嬉しくなって二人でしゃがんで眺めた。



頂上の愛宕神社のツイッターに私達の写真を載せてくださった。


念願の雪の愛宕山登山。
なかなか雪が積もらず予定が合わず諦めていたけれど
この冬最後のチャンスにばっちり雪が積もった
13時過ぎに登山口に戻ってきた。
休憩入れて5時間半の山道。急坂だったので脚がギコギコに疲れた。
(;^ω^)明日・・・いや・・・明後日は筋肉痛だなこりゃ

さぁ!生きるよ!