ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

六甲のあじさい

2019年06月23日 21時15分37秒 | 

春に桜を見ないと、なんだか忘れ物をしたような気になるのと同じで
この季節にあじさいを見に行かないと落ち着かない。

私のお気に入りの森林植物園へ
山の中の植物園に350品種約5万株のあじさいが咲く。
一ケ月ほどはいつ行ってもどれかが見ごろを迎えていて楽しい。



あじさいをかき分けかき分け歩く場所があったりもする。



覆いかぶさるようなあじさいをかきわけて進むと広い場所に抜ける。
あぁ楽しい(≧∀≦)♪

これはなぁに?
セイヨウミツバウツギ



葉に模様のあるあじさい “ハツシモ”



あぁ来てよかった



今年も靴の飾りにしたりして



まだ幼いガクアジサイ




これはアナベルの赤ちゃん



一番好きな“アナベル”そっと触れて
手の中でホワホワしたりする。とても可愛い。



今度はブルーの飾り



幼いアジサイが好き。
まだ花びらの開ききっていない色づき始めたのが可愛い。








“甘茶(あまちゃ)”
一緒に行ったコワモテさん曰く
(▼▼メ)「紫陽花には自然毒がある“甘茶”ってお茶?毒は無いのかな?」
って、早速調べている。
甘茶→葉を乾燥、発酵させて 煎じると甘茶になる。お寺の花まつりで振る舞われる。甘味があり、抗アレルギーなどの薬効もあるが、濃すぎると中毒を起こして嘔吐する恐れがある。 




珍しいあじさいがたくさんでキョロキョロする



園内の池のほとりにある“ラクウショウ”
膝と呼ばれる呼吸根が木の周りに生じる。



長く立派なアカマツの枝よりもそれを支える台に「アカマツのまくら」と書かれているのが気に入った。



池にはびっしりと黄色い花のアサザと 蓮の花



森の売店が開いた。何か食べるものを買ってのんびりしよう



お弁当二つくださぁ~い





私のお気に入りの場所まで登り(ちょっとした登りなのだけどコワモテさんにとっては今年一番の登りだったらしい)
静かな場所でお弁当を広げる。
風と鳥の声を聞ききお喋りしながら食べた。
。≠( ̄~ ̄ )モグモグ



気になったことはすぐに調べるコワモテさん。
また何か調べている。



私はゴロゴロ



フウの木の実 チクチクしている。
コワモテさんに向けて投げて悪さするも届かず







園内で売っているアジサイ餅
可愛くて買っちゃう



弓削牧場のソフトクリームを買って車に乗り込んだ。
助手席に座り窓を開けて 目を閉じた。
湿って冷たい空気が寒いくらい。

目を開けたら例えば白樺があって「もうすく霧ケ峰だね」なんて言えたらどんなにいいだろうなぁ。
遠い長野県の山を思って切なくなる。もうビョーキやね。山病





ランチと美術館とパンケーキ

2019年06月21日 17時56分08秒 | ブラリ芦屋、西宮、神戸

お友達と4人でおでかけ
ランニングも山も関係ないお友達と
さかばやし 酒心館


最近ランチにどこ行こう?って考えたらやっぱり和食がいい。


ノーベル賞受賞パーティで出された日本酒福寿の蔵元




見た目も可愛くワクワクする。
先付   水無月豆富

     小豆 枝豆 美味出汁ジュレ

 

盛り付けも勉強になる
お造り  鰹

     淡路産新玉葱 ポン酢




器もいい
煮物   翡翠茄子 鰊 うすい豆



ぺちゃくちゃぺちゃくちゃパクパク ≠( ̄~ ̄ )

この他に小鍋や生姜ご飯 香の物 赤だし・・・
お腹いっぱい(๑´ڡ‘๑)



お庭を歩いて



大きな樽で・・・



この後、兵庫県立美術館に行き



クロード・モネの「サン=ジェルマンの森の中で」という作品が大好きでうっとり眺め、同じフロアの他の作品を見ていても気になって3度戻って眺めた。

↓これはピエール=オーギュスト・ルノワール
「庭で犬を膝にのせて読書する少女」



で、帰るのかと思いきや「スイーツ食べに行こう!!」
ってことで帰る方とは反対方向のハーバーランドへ
ヽ(*´∀`*)ノ



やっぱここやね



ここに来たらこれやね
でも今回はこれを4人で分け分け

ランチと美術館とスイーツ
ランニングも山も関係ないお友達とのお出かけ

 


幸せな猫ちゃん達

2019年06月19日 23時54分10秒 | ねこ饅頭的

仕事帰り、回り道する。
この写真のどこに猫ちゃんが居るでしょう?
( ̄∀ ̄)さぁさぁ!どこでしょう?




こたえ↓ 名前は“うずちゃん” スコティッシュ17歳
もちもち 触らせてくれる
気候のいい時は一日の大半をこの芝生でゴロゴロしている。




父の家の猫ちゃん達。
6匹がサンルームとお庭でのびのびと暮らしている。




こたちゃん
(∩.∩)コワモテさんがこたちゃんに食パンクッションを買った。
(▼⊥▼メ)「コタ、座ってくれるかな」ってつぶやいてた。


後悔 (ΘωΘ)

2019年06月18日 22時43分19秒 | ひげ団子のつぶやき

私は学生時代に山小屋で働きたかった。
春に山用品のお店に行くと色々な山小屋のアルバイト募集のパンフが置いてあった。
山小屋で疲れた登山者に「お疲れ様ぁ!」って声を掛けて迎えたい。
せっせとご飯やお弁当を作りたい。
周りの登山道や階段の補修も手伝いたい。
お休みの日には山歩きしたい。
夢に描いていた。
登山者や山の為に一生懸命働きたい。
ご飯さえ食べさせてくれたら無給でもいいとさえ思って夢見ていた。

でも昔は女の子が家を離れて泊まり込みのアルバイトなんてなかなか許してもらえなかった。
そんなこと我が家ではとんでもない話で、両親に頼んでもみなかった

横岳から硫黄岳に向かっていると
若い男性が作業されていた。


硫黄岳山荘のスタッフだった。
霧雨の降る中、登山道を示すロープを張る作業をされていた。



硫黄岳山荘に着いたら若い女性がボンベを担いで下山するところだった。


私「えぇ~このボンベを担いで山を下るの
女性「中は空のボンベですから、見た目ほど重くないんですよ」

ウヒィィ(;゚;Д;゚;)ィィイィ!! 

ショイコだけでも3キロほどある。
軽くても20キロはあるだろう。
すごい!!


私はこの後下りながら彼女のことを何度も思い出した。
彼女はボンベを担いでここも下ったのだろう、
ここも歩いただろう・・・、何度も思い出した。
すっごいなぁ!!


私が若くてもそこまでは出来たかどうかわからない。
でも若いうちにしかできないことってある。
筋力や体力のある若い時に山小屋の仕事がしたかった。

これは私の大きな後悔なのだ。


南八ヶ岳縦走⑤

2019年06月16日 00時38分27秒 | 

二泊目の山小屋オーレン小屋。
入ったところは受付とこの談話室になっている。
食事の後なんかにみんなワイワイここで情報交換なんかをして楽しい場所。
この小屋には乾燥室が無くここにぶら下げて乾かすようだ。


談話室の窓から外を見たらこんな感じ。
少し先にテント場がある。
強清水も湧いている。晴れたら散策も楽しいだろう。


これがオーレン小屋名物の「桜肉のすきやき」
私は初めて食べたけれど、思っていたよりずっと柔らかくクセがなく美味しかった。


翌日、五時半から朝食と言われていたので五時に目覚ましを合わせて眠った。

翌日朝「朝ごはんの用事ができていますよ!」と何度も大きな声で起こされた。
ウヒィィ(;゚;Д;゚;)ィィイィ!! ビックリした。
寝過ごしたかと飛び起きて顔も洗わず食堂に行った。

あれ?!まだ五時だ。 (ΘωΘ)???
団体さんの予定に合わせて他のお客さんも五時に朝食となったようだ。
あかんやん、五時半からって言われてみんなそのつもりにしていた。
あかんやん、みんな段取りがある。予定変更は伝えておかなくては。
ちょっと他にもオーレン小屋の印象はイマイチだった。
あ、でも檜風呂は良かった。
大きなお風呂にたっぷりのお湯で清潔でとても気持ち良かった。


気を取り直し、最終日出発
夏沢鉱泉に向かう。
川、苔、新緑がすばらしい。
何度も立ち止まった。



ここでは長い時間眺めて過ごした、動きたくなかった。



↓木にぶら下がっている草がおもしろい、調べてみた。
「サルオガセ」
樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣。
ブナ林などの落葉広葉樹林の霧のかかるような森林の樹に着生する。


とても面白い(≧▽≦)



この旅では毎日雨が降り、又 青空にもなった。


霧が流れ、苔が生き生きとして とても美しかった。





夏沢鉱泉に到着
ここでこの先徒歩20分ほどの場所の桜平までタクシーのお迎えを電話で頼んだ。
時間調整にこの小屋で休憩。桃のシャーベットを食べた。
桃をくりぬいた中にシャーベットが入っていた


夏沢鉱泉、川の水が赤かった。


もう帰らなくてはならない。


この美しい森とさよなら、名残惜しかった。





桜平の駐車場まではタクシーが迎えに来てくれる。
あぁ!こんな時期に桜!!
山は雪がとけてやっと春になったんだなぁ。
そして駆け足で夏がやってくるんだ。


タクシーの運転手さんに教えてもらって蓼科湖の小斉の湯に行った。
ヽ(*´∀`*)ノふぅ~
久しぶりに石鹸で身体を洗い、シャンプーで髪を洗った
ドライヤーで髪を乾かし、たっぷりと化粧水を塗り
乳液を塗った。
ハァ~!!気持ちいい!!生き返った!!

小斉の湯で美味しいお蕎麦屋さんを教えてもらった。
蓼科湖畔の「やまなみ」


玉子焼が美味しいそうなので注文♪
うん!!(〃)´艸`)オイシー 私の好きな 甘くない玉子焼


天せいろ  地元の人に聞いてよかった。
山から下りてきて、温泉に入って美味しいものをいただいて幸せ


窓の外は雨がきつく降っている。
せっかくの蓼科湖だけど散策もできない。
バスまで1時間以上ある (-д-;)どうしよ
お店の人にこの近くに喫茶店が無いか聞いた。
シーズンオフの雨の平日。開いているところが無いと・・・。

途方に暮れているとお店の人が
「待っててください、コーヒーはないけどとっておきの物を持ってきます」厨房に入ってった。

持って出てきたのはこれ↓
お母さんが花梨を絞って作ったシロップ、それをお湯で溶いてきてくださったのだ。
バスの時間までどうぞゆっくりしてくださいって。
(*´;ェ;`*)ありがと
甘くて温かくていい香りがして、幸せな飲み物だった。
私は忘れない、いつかきっとまた訪れよう。




茅野駅16:10発大阪行きのバスに乗った。
夕食用に駅弁を買っておいた。


バスの乗客は6人!!!
好きな所に座っていいですよって
二人席に一人でのんびり座った。
夕暮れの諏訪湖を眺めた。
楽しかったこと、怖かったこと、美しい森や苔・・・
色んな事を思い出し、ウツラウツラ・・・



            
買って帰ったもの。
赤岳鉱泉で買ったてぬぐいオリジナルグッズ センスいい!!



同じく赤岳鉱泉のバンダナかわいい


これは憧れの赤岳頂上小屋にしか売っていない登頂記念のてぬぐい。
切り絵がかっこいい、宝物だ。


( ̄∀ ̄)欲しかった行者小屋の人気のTシャツ
やった!買ってきた!


そして私の老後の楽しみ( ´艸`)ムププ
山バッヂ赤岳・横岳・硫黄岳 登った山の全部買えた。


金曜日の夜行で大阪から茅野へ
6/7土曜、一気に赤岳展望小屋へ!えげつない登り!展望小屋はいい小屋だった。
6/8日曜、赤岳に登頂、怖かった横岳、硫黄岳の縦走、オーレン小屋泊。
6/9月曜、桜平に下山、蓼科湖に移動、温泉、食事、茅野駅16:10のバスで大阪へ

23時頃新大阪に到着。大きなリュックを担いで乗りなれた快速に乗った。
朝は八ヶ岳の山の中に居たのに、夜にはもう大阪の街に居た。
コタちゃんに会いたい、早く家に帰ってほっとしたい、いつもの毎日も大好き。
でも心のどこかでもう山に行きたくなっていた。



赤岳、本当に行けるかどうかわからなかった厳しい山、心配だった。
私にとってチャレンジだった。
ヽ(*´∀`*)ノ やった!無事登頂!


南八ヶ岳縦走④ 

2019年06月14日 23時28分00秒 | 

帰って写真を見て・・・
どうやってここを歩いたんだろうと思う



足場が狭く足元も悪いこっわ~



カニのヨコバイ
霧で視界が悪く高度感がないから平気だったのかもしれない。
こんなに危険な山は初めて。緊張したけれどとても楽しかった。
冒険だった(≧▽≦)




思ったよりずっと時間がかかった。11:59
お腹ペコペコ(* ̄‥ ̄*) ここでお昼ご飯にする。



山小屋のスタッフの気まぐれでその日のカレーが作られるようだ。
この日はタイのレッドカレー、これを注文した



ちょっと辛くてとても美味しかったヽ(*´∀`*)ノ
山小屋のスタッフもあたたかく、ホッとするひとときだった。



小屋の玄関口にこんなん置いてあった。
最近の小屋はとてもおしゃれになっていてグッズやTシャツもかわいい。
12:33出発




ここから地図で20分で“ロボット雨量計跡”分岐だったはずが、
硫黄岳山頂を目指すコースを選んでしまったらしくとても時間がかかった。
霧の中にポツンポツンと立つケルンをたどるように登った。
足場も悪くくたびれた


疲れた体で、予定より余分に上り下りをしてしまった。
思っていたより時間がかかると精神的にまいる。



爆裂火口壁 崩れるおそれがありますと書いてある。



ちょびっとだけ覗いてみた。
怖いからスタコラサッサと離れた。



間違えて遠回りしたけれど
せっかく来たのに、この2760m地点を通らないのは勿体ないから
まあ、これで良かったのかもしれない。
2760m地点13:09



下りは延々とこんな感じ。ひたすら黙ってトコトコと歩き続ける。
ただただひたすら



標高が下がり、木が出てきた。13:56





樹林帯に入った。




この辺りは楽に楽しく歩けた。
きっとさヨーロッパの森ってこんな感じだよね、なんて言いながら歩いた。



苔 名前しらべようっと


この辺りは苔の宝庫だ。素晴らしい


鳥の声がこだましていた。


小さな苗がたくさん伸びていた。



アメリカのガンビーってキャラクターに似ている


夏沢峠からオーレン小屋まで、地図では15分と書いてあった。
15分なんかとっくに過ぎている
携帯で自分の居場所を見たら確かにオーレン小屋に向かっている。
「15分なんてうそやん」←この言葉を何回つぶやいただろう。
何度も地図に文句を言いながら歩き続けた、それほどくたびれていたんだな。
地図に15分と書かれているところに40分もかかった。

テン、オコジョ、カモシカその他先住民に会ってみたかったなぁ



やっとやっとオーレン小屋に到着 14:55
二日目は行程が短く13:15に小屋についてのんびり過ごせると思っていた。

目算違い きつかったぁ~。
やれやれ小屋に到着、お風呂♪ お風呂♪


オーレン小屋は人気の山小屋
とても楽しみにしていた(∩.∩)

南八ヶ岳縦走⑤に続く

南八ヶ岳縦走③を見る




南八ヶ岳縦走③ さらにえげつない道

2019年06月13日 22時02分47秒 | 

ヽ(*´∀`*)ノ 二日目の朝、赤岳直下の展望荘での朝ごはん。
朝ごはんもビュッフェ♪ 山での朝は食欲がなく
いつも食べるのが苦痛。ビュッフェなら食べられるものを食べたいだけとれるから嬉しい。

↓栄養的にはちょっとアレですが、この後梅干しをおかわりしてお茶漬けを食べた。
オレンジはたくさんおかわりした



残念ながら赤岳は霧の中。
急登が続くのでストックを持とうか思案。
下りてきた人のアドバイスで1本だけ持つことに。
後で考えたらストック邪魔だったかもしれない。
6:50


ほらね、ストックは邪魔。よじ登ってる。


崖にしがみつくようにヨジヨジノボノボ。


必死で岩をつかんで登りながらチラリと見たら可愛いお花。



こんな細い尾根を歩く。


よっこらせ


おぉ~赤岳頂上が見えた。


若い時に「八ヶ岳に行く」と父に行ったら
父「赤岳とちゃうやろな。赤岳は行ったらあかん。あそこは危ない」って言われた。
なるほどなるほど、危険な個所がいくつもあった。
でもとうとう登ったパパイイツケマモラズゴメンネ
でも実はこの後の横岳の方がもっと危険だった。

7:34 赤岳山頂



赤岳頂上小屋に寄る。
記念に山バッヂが欲しかったのだ


登頂記念の手ぬぐいも買った。


さぁて下山下りの方が怖い、慎重に下る。


展望荘に戻り、荷物をまとめて再出発!

この日は行程も短いし山の尾根を歩くので前日よりずっと楽だと思っていた。
爽快な尾根道をルンタルンタ♪歩けると思っていた。
(ΘωΘ)甘かった・・・非常に甘かった。


何度も岩をよじ登り越え梯子を昇り下りた。
垂直な梯子を下りるのが怖かった。
道幅がなく、カニみたいに横歩きをした。


雪がとけて高山植物の季節がやってきた。



ツクモ草↓
このお花を目当てにここに登る人が多いのだとか。
短い期間しか咲かなくて、しかもそれは梅雨で、
そしてお日様が照らないと花が開かないそうだ。
霧が出ていると花が開かないのだそうだ。


ちょうどツクモ草の群生地にさしかかった頃お日様が照りだした
見えているのは横岳か。


たくさんのツクモ草が開き始めた。


この花を見たさに何時間もかけて登ってきた人にたくさん出会った。
この後雨が降り出して、もう花は閉じてしまったと諦めて引き返した人もいた。
この花の存在を知らずに登って
開花したツクモ草を見られたのは奇跡的だった。



ガスが流れてずっと遠くまで見えた。


まだまだえげつない道を歩いた。
それは私にとって冒険で、楽しく、大きな岩を越えると次に見える景色に心躍った。




この細い道を行く


こんな厳しい環境下でもちゃんと毎年同じ場所に同じ時期に花を咲かせる不思議。


今日歩いた道が見えているあの尾根をたどって歩いてきた。



断崖絶壁で決めポーズ






この日の行程はルンタルンタ楽ちん尾根歩きだと思っていた。
緊張の連続でクタクタになった。
でもとびきり楽しかった
岩を越え、よじ登り、しがみついて進んだ。



10:40 三又峰


あれが横岳か


11:04 2829m横岳に到着!!

ここまで来たら後はもう楽勝だと思っていた。
この時はそう思っていた。

南八ヶ岳縦走④につづく

南八ヶ岳縦走①を見る

南八ヶ岳縦走②を見る






南八ヶ岳縦走② えげつない登り編

2019年06月12日 16時26分05秒 | 

12:37行者小屋スタート
ここから地蔵峠まではかなりの急登。
樹林帯はカチカチに凍った雪が残っていて歩きにくい。
滑らないように慎重に。



緊張する場所が数ヵ所。
危ないので写真は撮れなかった。
三点指示でよじ登る箇所も多かった。


今まで経験したことのない急登。
どこに手をかけるか足を置くか考えながらゆっくり進む。
霧が出て高度感が無いからか怖くはない。


途中のお地蔵様13:37



必死で登っていて森林限界をすぎたことに気付かなかった。
ハイマツと岩の世界。



岩のほんの少しの土にしがみつくように咲いている花。






ヽ(*´∀`*)ノ 地蔵峠が見えた!!
急登ももうちょいだ!!


14:03 地蔵峠に到着 
ここからは尾根づたいに10分ほどでこの日泊まる展望荘に着く。


痩せ尾根を歩く。


14:10赤岳展望荘に到着
宿泊棟の横を通り正面入口へ



古くてボロに見えるかもしれないけれど
中に入ったら至れり尽くせりの居心地のいい山小屋なのだ。



入って受付で宿泊費を支払い、翌日まで使う お茶コーヒー飲み放題のマイカップを受け取る。
小屋の説明を受ける。
夕食も朝食も5時から。消灯は21時。



この山小屋には五右衛門風呂がある。
環境保護の為石鹸シャンプーは使えないけれど、汗を流せるのは嬉しい。
汗を流すだけで湯船に浸かるのはちょっと・・・と思っていたけれど
ここにくればそんなことどうでもよくなる、標高2722mなのだ!!



食堂横の談話スペース、おこたにヘナヘナと座った。
とうとうここまで来た


今夜の部屋、個室。


食事はビュッフェスタイル、これは山小屋では初めてだった。
これはいい♪疲れすぎて食欲がないから、
自分の食べられるものを食べたいだけとることができる。お代わりも自由。


わ~いわ~いわ~いわ~いわ~い



私のプレート↓
ご飯は炊き込みご飯、豚汁も美味しかった。
黄色いホルダーのカップが、翌日までお茶コーヒー飲み放題のマイカップ。
洗わないで繰り返し使う。ここではそれも気にしない、そうだ2722mなのだ
カップにほこりが入るのだけは嫌でビニール袋に入れて持ち歩いた
肉じゃがも美味しかったけれど、やはり今回も疲れすぎて食欲が無く
杏仁豆腐とフルーツをてんこ盛りお代わりした( ´艸`)ムププ


たくさんの人が入る前にさっさと五右衛門風呂に入り
コンタクトを外してリラックスした。
おお~晴れてきた
ずっとショボショボ雨が降ったりやんだりだったから嬉しくて外に飛び出した。
横岳方面



写真真ん中少し左寄りに見える山小屋が行者小屋。
あそこからほぼ直登でここまで登ってきた。えげつない。
1時間50分、崖によじ登るようにしてここまで来た。
まったくえげつない急登だ笑ける。
えげつなぁ~!!!!!楽しい~!!!!!



今回の登山の目的、主峰 赤岳が姿を現した。


厳しくきつく、そしてとびきり楽しい一日が終わる。
北アルプスの山並みに日が落ちる。
お日様の少し右に槍ヶ岳がそそり立っている。
なんか涙が出てきた。


ダウンを着てもまだ寒い。
もう小屋に入ろう。
赤岳頂上小屋に灯りが灯っている。
明日はあそこに行く。

部屋に戻り翌日の準備をした。
消灯前に眠りに落ちた。
しっかし・・・、えげつない登りやったなぁなんて考えながら。

①を見る    ③を見る






南八ヶ岳縦走① 私の歩いた道

2019年06月11日 23時28分56秒 | 

6/7(金)大阪から夜行バスに乗って茅野に向かう。


6/8(土)早朝7:00頃に茅野駅に到着。
咋秋に来ているので色々わかっていて時短になる。
あの階段の向こうのトイレに行き、7:10タクシーで美濃戸口へ。


美濃戸口7:50着 タクシーはここまでなので林道を歩く。
前を行く若者の声が山に響き楽しそう♪


マタタビの木 ヾ(=゚・゚=)ノ


お地蔵様、どうか無事に登れますように(*_ _)人


おぉ~(≧▽≦) 嬉しくて顔がにやける



8:26美濃戸に到着。



湧き水をいただく(*^ワ^*)冷たくおいしい!



下調べの時にネットでよく見た「八ヶ岳」案内板
ついにやってきたヽ(*´∀`*)ノ 8:33


私達は北沢ルート



マムシグサ 



新緑と川の流れる音、森の香り


堰堤広場9:24
ここでカッパを着る、ザックカバーを掛ける。


ゴキゲンな川沿いを進む



雨のせいで水量が多い



苔が生き生きとしている。
フワフワ(≧∀≦)♪



癒される



双子姉に見せたくて写真ばかり撮る。


しっとりモッフモフ



そりゃあ晴れてほしいけれど、覚悟していたので霧雨くらいでガッカリしない。


山の様子が変わった、川を離れて静かになる。


10:27 赤岳鉱泉に到着。



トイレを借りて、売店で買物をした。
雨が強くなった、それでも私達はへっちゃらだった。






雨があがり霧が流れた。美しい。



しゃがんでそっと触れる。


赤岳鉱泉から行者小屋までの樹林帯の道は雪が残っていた。
しかも凍っていたので踏まないように気をつけて。


マムート階段を登る。



ザクザクザク



(∩.∩) 







行者小屋に到着11:36



楽しい






今回は荷物を少なくしてきたので食事はすべて山小屋で食べる。
ここでは行者ラーメン(๑´ڡ`๑)


水餃子と“食べるラー油”入りのピリ辛


水の補給完了!



冷たい湧き水に冷やされて美味しそう。



ここも山小屋オリジナルグッズが充実していた。
(@^0^@)欲しかったTシャツをゲット♪
もっとゆっくりしていたかったけれど
赤岳へはここからの急登が大変。
先を急ぐ。


('v') ②に つづく