ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

蝶ヶ岳に登ってきた 二日目

2024年07月21日 00時18分45秒 | 

蝶ヶ岳登山二日目

日の出は4時半過ぎ。
あの辺りからお日様昇ってくるね。
この朝は強風が吹いて立っているのがやっとだった。



大きな雲がすごい勢いで形を変えながら目の前を流れていく。
キラリとお日様が光った オハヨウ



朝ごはんは5時半から( ^∀^)
山小屋では疲れていて食欲が無いことが多いけれど
今回はまぁまぁ食べられた


下山ルートを考えた。
健脚のさとみちゃんとかずえさんは最短で下山できるけれど急な下りが続く横尾へのルート。
私達は距離は長いけど膝への負担が少ないと思われる徳澤園へのルート。
時間のかかる私達は先に山小屋を出た。

もう一度お花畑を見たかった。
前日は黒百合が咲いているのを見ていなかったから。

咲いている場所を聞いてきた。
ヽ(*´∀`*)ノ咲いてる咲いてる♪



たくさん咲いていた



アカモノ



一面のお花畑だ。
もう山を下りなくてはいけない、名残惜しかった。



霧の森。
まだ誰も歩いていない。静かでクマが出てきそう・・・
クマ鈴を鳴らしまくって歩いた。



妖精の池



霧で幻想的。
恭姉ちゃんもお花を見ながらゆっくり歩いてくる。



ギンリョウソウ



苔フェチの私達、しっとりしたふかふかの苔も楽しんだ。



そろそろ高山植物の楽園とお別れ
森林に入っていく。



ベニテングタケ



こちらのコースもかなりの急坂。
こけない様に慎重に・・・。



ラッパタケ科のウスタケ



キバナノオダマキ




カニコウモリの葉



3時間ほどで徳澤園に下りてきた。
ヽ(*´∀`*)人(*´∀`*)ノ



健脚チームに連絡を入れる。



これを楽しみに下山してきた♪
コーヒーソフトエスプレッソコーヒーにソフトクリーム、シナモンをかけてくれる。
はぁ~疲れた体に染みる



前日さとみちゃんが持たせてくれたおやつ「鮭皮チップス」を食べて待つ。
健脚チームのおやつは鮭皮チップスとか馬肉の燻製とか・・・普通の女子のおやつとはちょっと違う。



川でストックを洗ったりもした。



健脚チーム到着!
急な坂、距離も長いのにスタコラサッサと下りてきた。



さぁ!出発しよう!
次は嘉門次小屋で岩魚定食だ♪♪




約一時間ほどで嘉門次小屋に到着。
囲炉裏で焼いた岩魚を食べさせてくれる。



じっくり時間をかけて焼いてあるので頭から尻尾まで美味しく食べられる。
サクサクと香ばしく、ほどよい塩味がとても美味しい



かずえさんは焼岩魚とお酒、蕗味噌がついていた



嘉門次小屋から河童橋までは約一時間。

美しい岳沢




私とさとみちゃん。



岩魚が泳いでいるのをかずえさんが見つけた。
清流の中を気持ちよさそうに何匹も泳いでいる。
見ようとしなければ見えないものだな。



この先は観光客が多くなる。
私達もお別れの時間が近い。
一緒に歩いてきたのに京都 横浜 栃木へと帰っていく。


この後バスターミナルでお別れして、私達は小梨平でお風呂に入った。
16:10発のバスまで時間がある。
バスターミナルの静かな場所に座り、大きな窓から外を眺めた。
もう観光客はホテルに入っただろう。
大きなリュックの登山客は高速バスに乗り込んでいく。
早い夕方、人が少なくなっていく。
「もうちょっとしたらここも人がいなくなりお店も閉まって暗くなる。また朝五時に大阪からのバスが来て登山客が歩き始めて観光客であふれるんだね」

16:10京都・大阪行きのバスに乗った。


さて、私が買って帰ったもの。
健脚チームに教えてもらった馬肉のおやつ
( ̄∀ ̄)すごく美味しいんだ♪今まで見向きもしなかったけど、これはこれからも買わなくちゃ♪



・徳澤園の手ぬぐい
・徳澤園とTHE NORTH FACEコラボのスタッフバッグ




↓左から、私 さとみちゃん かずえさん 恭ちゃん
念願の蝶ヶ岳登山無事達成
しかも楽しいお友達と♪
最高やんヽ(*´∀`*)ノ
みんなに感謝、登山を応援してくれた人に感謝、お留守番のコワモテさんとコタちゃんにもね。


ちなみに帰宅二日目、私は筋肉痛でギコギコ。ダチョウみたいな歩き方になっている。
さとみちゃんは筋肉痛になっていないらしい。あんだけ歩いたのにすごっ


さぁ!生きるよ!


蝶ヶ岳に登ってきた 一日目

2024年07月20日 16時53分12秒 | 

蝶ヶ岳は北アルプス常念山脈の南にあり、標高2766m、槍穂高を一望できる山。
ヽ(*´∀`*)ノ 行くぞ!!

大阪から高速夜行バスに乗る。
京都から恭姉ちゃんも乗ってくる。
行先「上高地」



朝5時過ぎ、目が覚めたらそこは上高地。
バスターミナルや河童橋から約2時間で徳澤に着く。
そこから蝶ヶ岳への登山が始まる。


5:30まだ観光客が来る前の静かな河童橋。



穂高の峰々を見上げて梓川に立つ。
あぁついに来た




いつも歩く梓川の左岸が土砂崩れで通行止め。
右岸を歩く(右岸の方が木道があって楽しいけれど少し時間がかかる)
あちこちにあるクマベルを「カラ~ン」と鳴らしていく。



明神で橋を渡り左岸へ




お天気上々!!



(◎_◎;) あちこちにクマの目撃情報が・・・



カラ~ン



冷たい風が吹きおろしてくる
マイナスイオンを浴びて進むゴキゲンな恭姉ちゃん♪



山の雪解け水の川



7:20徳澤に到着



この先は急登になるからちょっと休憩。



徳澤園の脇に登山口がある。
体力に自信が無いので「翌日に笑顔でここに戻って来られます様に」なんて思いながら山に入る。



なんてことのない写真だけど
苔も小さな葉っぱも、湿気た山の空気も宝物。
こういうものを見るために、触れに来るために生きているようなものだ。



霧の多い山でよくみられるサルオガセ
根っこがなくて木にぶら下がって育つ不思議な植物。




厳しい急登が続いた。
何度も立ち止まり呼吸を整えて進む。
先を見たら信じられないほど急な登りだったりするけれど負けるもんか。
一歩登れば、一歩高みに近づく。
一歩一歩の積み重ね。



長塀山、ここまでがきつい。



蝶ヶ岳まであと1キロ!!
平地の1キロはすぐ先だけど山では結構遠い、油断はできない。



おぉ!ヽ(*´∀`*)ノ高山植物が咲き始めた。
ミヤマキンポウゲ




キヌガサソウ




いよいよ森林限界も近い。
姉はいつも私を先に歩かせてくれる。
山では先に歩く方が楽だ、自分のペースで歩けるし休めるから。
時々振り返ったらニコニコ歩いてくる。
ありがとう恭ちゃん。

高い木のなくなった山道を歩いてくる姉、後ろは青空。





あっ!!富士山!!!
視界の開けたところで富士山が見えた




妖精の池
ここからはお花畑の中を行く。



ミツバシオガマ




コバイケイソウ



お花を眺めながらゆっくり進む。


姉「もう脚が上がらへんようになってきた」
あたしなんかとっくに脚が上がらんようになってる、何度もつまずく、気を付けなくちゃ。



何の蕾だろう、翌日これが黒百合の蕾だと知る。



ハクサンイチゲ



私は前に一度ここを歩いたことがあるからこの先が森林限界で視界が開けることを知っていた。
私「恭ちゃん、ここから先は前を歩いて」





わぁ!!もう高い木が無い!
高山植物とハイマツだけだ!



あと一息!!




ヽ(*´∀`*)人(*´∀`*)ノ
槍ヶ岳が見えた!右の赤い屋根は泊まる蝶ヶ岳ヒュッテだ。




シャクナゲと穂高の峰々!!



ついに2677m蝶ヶ岳頂上!!
「ここに来たかった」って涙があふれた。
三年前に病気が発覚してから色々なことがあった、ずっとここに来たかった。
姉が作ってくれた旗を持って記念撮影




風は強かったけどお天気が良かった。
雲に隠れることなくババーン!と槍穂高が見えている。
ずっとずっとここに来たかったんだ



槍ヶ岳かっこいいなぁ



蝶ヶ岳ヒュッテで受付を済ませた。
さとみちゃんとかずえさんはまだ着いていない。
超健脚の二人だから余裕で登ってくるだろう。



ここが私と姉のスペース。
私は疲労で倒れている。



ちょっと休んで瞑想の丘へ・・・。
お昼を過ぎると雲がかかることが多いのに、ラッキーな日だった。
小屋に戻るとさとみちゃんとかずえさんが到着。
さすがウルトラなお二人、疲れも見せずにニコニコやってきた。




山は夕暮れまで雲に隠れることが無く私達を楽しませてくれた。



17時半、ヒュッテの晩御飯
ごはんとお味噌汁はおかわりが自由。
私は少食なのでおかわりはしなかったけれど
さとみちゃんとかずえさんは大盛のおかわり!!!
そりゃ体力があるはずだ、気持ちいいくらいモリモリと食べていた。



ヒュッテの自炊のできるスペースで恭姉ちゃんがコーヒーを入れてくれた。
四人で暗くなるまでお喋りをした。
横浜と栃木と京都と芦屋から集まった。

20時半消灯

私は疲れていたからすぐに眠れた。
でも夜中に何度も目が覚めた。
ある時隣にいる姉が「起きてる?」って小さな声で聞く。
うんって言ったら私の背中や肩を揉み始めた。
姉「けいちゃん、病み上がりやのによく頑張ったね」そう言ってグイグイと揉んでくれた。
交代で背中を揉んであげようとしたけど「いいから、もっぺん寝ぇ」って私の背中を揉み続ける。
うん、って私は目を閉じた。
( ^∀^)あかんやん私。


美しい上高地、厳しい登り、高山植物、穂高連峰と槍ヶ岳の眺め
そしてさとみちゃんとかずえさん

こんな幸せなかなかないわ。
クタクタに疲れたけど最高に幸せな一日。
色々なことに感謝(*_ _)人


さぁ!生きるよ!













コロナにかかった

2024年07月20日 16時22分55秒 | ひげ団子のつぶやき

コロナにかかってしんどかった。
39℃以上の熱が出て何が何だかわからないしんどさ。
のどの痛み、熱、鼻の奥の辛い違和感、頭痛、関節痛、咳・・・。
7/18からの蝶ヶ岳登山を控えていたから焦った。
人に移す時期は仕事も休み家に居た。
一連の症状が治まってからの強い倦怠感。
あかん、登山どころじゃない・・・

↓熱が高く、コタちゃんに看病をしてもらっている私。


胃の全摘手術からちょうど三年。
あの時病気が発覚し治療に入り、計画していた蝶ヶ岳登山を中止にした。
やっと治療が終わり体力をつけ、今回の蝶ヶ岳登山は自分の中ではとても大事なもの。
蝶ヶ岳に行きたい、お布団にくるまり泣いていた。


コロナの咳もおさまった、倦怠感と食欲が戻らないけど、
行こう!!\(^_^)/

せっせと山行きの用意をした。
体力がイマイチだからいつも持って行く物も置いていく。
あれもこれも置いていく、軽量化!

恭姉ちゃんと二人で行く予定だったけど、横浜のさとみちゃん、栃木のかずえさんも一緒に行くことになった。
ヽ(*´∀`*)ノ
コロナからの回復ぎりぎり間に合った。

GPS付けた。
熊避けの鈴も付けた。


よしっ!



七夕さん

2024年07月07日 23時02分28秒 | ひげ団子のつぶやき

先日京都に採りに行ってきた梶の葉。
梶の葉に文字を書きました。

恋ひ恋ひて あふ夜は今宵 天の河
霧立ちわたり 明けずもあらなむ
             古今和歌集


七夕のと渡る舟の梶の葉に
いく秋かきつ露のたまづさ
              藤原俊成


天の川 と渡る舟の梶の葉に
思ふことをも かきつくるかな
           上総乳母 後拾遺和歌集


葉の形が梶の葉らしければらしいほど配置が難しくて書きにくかった。
( ^∀^)
ま、その辺はO型の私なので 、ま いいか・・・

お飾りを作って



梶の葉もよく乾いてピンシャキになった。





キャットタワーに立てた。
こたちゃん、幼い時は飛びついたり笹の葉を食べたりしてたけど
お爺ちゃん猫になってながめるだけ。


一年に一度の七夕さん
織姫さんと彦星さんは会えたかな



さぁ!生きるよ!


ママと鰻

2024年07月05日 23時00分12秒 | ブラリ芦屋、西宮、神戸

夏の恒例、母と鰻を食べに「東京竹葉亭 西宮店」に行ってきた。



鰻は関東の焼き方が好き。
東京竹葉亭は、一度蒸し上げた後、三回タレをくぐらせて焼き上げている。
ふっくらと柔らかい。
母はここのが大好きなのだ。




設えもステキ。七夕飾りもあった。




ランチョンマットも七夕(∩.∩) わくわくする。




ヽ(*´∀`*)ノ




母が嬉しそう。



竹葉亭は白鷹 碌水苑の中にある。



コワモテさんお酒購入♪



この日、母の家に迎えに行ったら髪をきれいにして
お化粧をしてお気に入りのネックレスをして待っていた。
楽しみにしてくれていたんだなって嬉しかった。



食後にコーヒーを飲みに行った。
美味しかったねぇってゴキゲンだ。

ママ、良かったね。
これで暑い夏も乗り切れるよ♪

さぁ!生きるよ!