タイトルが怪しいですが、元文系の私が取り上げるのは
れっきと漢字ネタです。
今回のテーマはヘンタイといっても「変体仮名」です。
よくおそば屋や寿司屋など、和食の店に多く見られるのだが、

画像のような暖簾を見かけたことがあると思います。
これもちゃんとした日本語です。
現在私たちが使うひらがな、カタカナは漢字を崩して略していったものなのです。
例えば「あ」のもとは「安」。「ぬ」もとは「奴」といった具合です。
おそば屋で見かける先ほどの字ですが、
これも漢字を書く時に省略していったものです。
「楚」と「者」を崩していった文字なのです。
私も子供のころ一番右の文字は通常のひらがな「む」と読んでいました。
「楚」の方はなんとなく漢字を崩したのだろうというのは見てとれます。
しかし、なんで「者」の読み方が「は」なんだろう・・・。
「者」という漢字を崩してさらに濁点が付くと先ほどの字になります。
よく見ると「む」ではなく点が2つなんですよね。
さらにこちらをごらんください。

こちらは「やぶそば」の「やぶ」です。
「ぶ」は「婦」という字を崩していったものに濁点が付いています。
女へんの漢字を崩していくと「め」や「ぬ」に似てきます。
さらに半濁音化した例がこちら

「てんぷら」ですね。「婦」に半濁点と「羅」の崩し字です。
最近は漫画等で「あ」に濁点とか「ん」に濁点という表記が出てきていますが、
昔から受け継がれている国語表現なんだと感心します。
れっきと漢字ネタです。
今回のテーマはヘンタイといっても「変体仮名」です。
よくおそば屋や寿司屋など、和食の店に多く見られるのだが、

画像のような暖簾を見かけたことがあると思います。
これもちゃんとした日本語です。
現在私たちが使うひらがな、カタカナは漢字を崩して略していったものなのです。
例えば「あ」のもとは「安」。「ぬ」もとは「奴」といった具合です。
おそば屋で見かける先ほどの字ですが、
これも漢字を書く時に省略していったものです。
「楚」と「者」を崩していった文字なのです。
私も子供のころ一番右の文字は通常のひらがな「む」と読んでいました。
「楚」の方はなんとなく漢字を崩したのだろうというのは見てとれます。
しかし、なんで「者」の読み方が「は」なんだろう・・・。
「者」という漢字を崩してさらに濁点が付くと先ほどの字になります。
よく見ると「む」ではなく点が2つなんですよね。
さらにこちらをごらんください。

こちらは「やぶそば」の「やぶ」です。
「ぶ」は「婦」という字を崩していったものに濁点が付いています。
女へんの漢字を崩していくと「め」や「ぬ」に似てきます。
さらに半濁音化した例がこちら

「てんぷら」ですね。「婦」に半濁点と「羅」の崩し字です。
最近は漫画等で「あ」に濁点とか「ん」に濁点という表記が出てきていますが、
昔から受け継がれている国語表現なんだと感心します。