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ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

緊急にシミュレーションしました

2019年10月27日 19時24分37秒 | 電波シミュレーション
ちちぶエフエム仮設アンテナについて、
491netさんのツイッター情報がありましたので、
(情報元 https://twitter.com/491net/status/1187901598833360901
早速、シミュレーションを行いました。

今回、ダイポールの垂直設置ということで、
無指向性でのシミュレーションです。
出力が不明なので、とりあえず定格20Wにする。
アンテナの利得は付けていません。0dBです。

結果はこちら。



埼玉平野部への状況


赤のエリアは確かに少なくなります。
寄居など黄緑のエリアで受信できるかどうか。

シミュレーション用アンテナパターンの作成

2019年10月25日 15時56分24秒 | 電波シミュレーション
先日、ラジオ日本のFM補完放送のシミュレーションのため、
指向性のあるアンテナパターンを使用した。
作成方法は
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/411830e5d431c99f64ca400e15ade826
こちらの記事の通り、「AntDiag.xls」というエクセルシートを
利用したものです。
これでアンテナパターンを作ると、
0度つまり北の方向に指向性を持ったアンテナパターンとなります。

こんな感じですね。

今回、神奈川県内に指向性を持たせるため、指向性の方角を240度にする必要があった。
テキストエディタ「Mery」を使った方法を紹介。
テキストエディタはなるべく行番号表示するとわかりやすい。




元ファイルは上の画像のように360行減衰デジベルが羅列されている。

上部の120度分(1行目から120行目)を切りとり、EOFの前にペーストする


こんな感じで切り取り。


お尻にペースト。

1行目と最後の改行を整えれば、
左回りに120度回転、つまり240度方向が最大指向のパターンができます。
行数240あたりの減衰量が0.0になってるわけです。



完成したパターン

これの応用で東西南北はもとより、お好みの方角に最大指向をとったパターンはいくらでもできます。
上を切りとって尻に挿入貼り付ければ左回り、下を切りとって1行目に挿入貼り付ければ右回りに、
切りとった行数が角度になって回転したパターンが得られます。

あくまでもシミュレーションです

2019年10月18日 19時36分06秒 | 電波シミュレーション
RFラジオ日本のFM補完局の送信場所として
三ツ池公園の可能性も捨てきれないことから、
三ツ池公園から電波を出した場合のシミュレーション。

まずは全方向無指向性でERPが出ている場合。

埼玉県側にも電波が飛ぶことになります。

今回は初めて、指向性のアンテナパターンでシミュレーション。

今回使うパターン。

こちらの記事
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/411830e5d431c99f64ca400e15ade826
で作った3素子八木アンテナのパターンに手を加え
240度方向にERPを向ける。
ちなみに、鶴見から小田原の方向をカシミール3Dで調べたところ、
おおよそ240度ぐらいだったので、このパターンにしました。

結果はこちら

指向性をかけると埼玉側に飛ばなくなりますね。


こちらは神奈川県内の拡大。
当たり前だがほとんど赤です。


埼玉県方面の拡大。
所沢あたりから北は急激に信号が弱くなります。
川越は濃い黄色なので、フリンジエリアとなります。
環境条件次第で受信できるエリアとなります。

ということで、三ツ池公園のシミュレーションも出してみました。
どこが送信所になるのでしょうか?

シミュレーションやり直し

2019年09月26日 19時32分31秒 | 電波シミュレーション
秩父のCFMの電波のシミュレーションをやり直してみました。
外秩父の山地から発射している想定です。
20w、0.72dBの無指向性としています。



美の山の送信と比較すると、国道140号に沿って電波が出せると思います。
(白久・三峰口駅は微妙かも)
親鼻駅付近は弱いですが、長瀞付近は電波が飛びそうです。


平野部はどうか。

北部の深谷・本庄方面は受信できるかもしれません。(ただし、北側に指向性がある場合)


川越をはじめとする埼玉の南部平野部は受信できない可能性が高い。
外秩父には白石峠のほか堂平山もあり、これらが障害となって
東には飛ばないのではないかと思われる。

川越から秩父のCFMの受信の可能性を探る

2019年09月21日 19時38分40秒 | 電波シミュレーション
当地、川越市でちちぶエフエムの受信の可能性を考える。

周波数79.0MHzは東京都ではあるが埼玉県に隣接する
東村山の多摩レイクサイドが使用している。

西武新宿線受信実験で、弱いながら新所沢で受信できることを確認している。
従って、狭山や川越で受信する場合、所沢に近い南部より
東村山の影響を受けなくするため北部での受信が良いと思っている。
去年シミュレーションした結果がこちら


特に埼玉平野部を中心に表示させたものである。

川越市ではやはり考えた通り、北部のほうが電波が強そうだ。
川島との境の落合橋、その入間川周辺、釘無橋あたりが希望が持てそうだ。

電波が出たら実験してみる予定です。

知駒局・網走局のサハリンシミュレーション 

2019年09月16日 19時51分53秒 | 電波シミュレーション
ひったいとさんのサハリン(樺太)受信実験結果を知り、
改めて知駒局・網走局をシミュレーションしてみる

参考記事
https://twitter.com/oneseg_d/status/1173199754232291329

前にも知駒局はシミュレーションしてみましたが、
ユジノサハリンスク(豊原)までは結果がかかっていなかったので、
やり直しすることに。

まずは知駒局

全体図


サハリン拡大図。 コルサコフでは黄緑の部分が確認できますのでギリギリかな。
ユジノサハリンスクでは市街地の東側にある山地では黄色が確認できますので、
こちらもギリギリ受信できる可能性が。

網走局
出力1kW、ERP11kwとして10.4dBの利得で全方向にかけてあります。


全体図


こちらはやはり距離があるせいか知駒局ほどは飛んでいない結果になりました。
青や空色のかなり低い電界である結果となっているので、
受信は難しいとの結果。
しかし、受信しちゃっているんですよね。
まあ、知駒が受信できる可能性はあるんですけどね。


送受信距離はおよそ350kmとなります。

見通し距離で考えると地球は丸いので、距離がのびるほど、
地球の自分球体の陰になり、受信が厳しくなる。
富士山頂からの電波見通し距離が250kmほどです。

三重で八丈島受信という事例もあるので何とも。
ちなみに三重-八丈島も350kmほどです。

参考記事
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/f46893b0d85d0c8b722476b3bc845f5d

コマラジ(狛江)電波をシミュレーション

2019年09月13日 19時10分40秒 | 電波シミュレーション
千葉以外の話題を一つ。

狛江のCFMの電波伝搬をシミュレーションしました。
公式サイトによると、本来はあす14日に開局の予定でしたが、
アンテナ部材の調達の遅れで11月に変更との事。
https://www.komae.fm/post/20190903
アンテナ設置場所も公表されていますので、
さっそくシミュレーション行いました。

無指向性で2.3W

これだけでも狛江市をほぼカバーします。

無指向性で2.3Wに6dB(4倍)でシミュレーション


個人の趣味でシミュレーションしているもので、
放送局とは関係がありません。









知駒中継局のシミュレーション

2019年09月01日 20時40分48秒 | 電波シミュレーション
ひったいと さんのツイッター情報に刺激されて
知駒(中頓別)中継局のシミュレーションをしてみました。
https://twitter.com/oneseg_d/status/1167279510741344257

SIMの結果です。
比較のためA-PABのエリア図も引用させてもらいました。


※A-PABエリア目安より

私の場合のシミュレーションは厳しめに設定しています。
出力100W、ERP1.85kWの無指向性で行っています。


SIM結果


礼文島の東海岸には赤いエリアが出ましたが、サハリン(樺太)には
赤いエリアが認められませんでした。受信はちょっと厳しめかな。

Radio mobileのアンテナパターンを作ってみる

2019年08月16日 16時26分21秒 | 電波シミュレーション
いままで、放送局のサービスエリアをシミュレーションするときは
無指向性で行ってきました。
これは、Radio mobileに付属するアンテナパターンの
編集方法が面倒だったからです。

ネットで調べてみると、、Radio mobileのアンテナパターンを
指定するためには3つぐらいのファイル形式があり、
一番簡単なのは水平指向のみ360度を1度づつ指定していく方法です。
方向ごとに何デシベル減衰するかを指定します。
それでも360行にわたり記述しないといけないので、結構大変です。

参考
http://www.g3tvu.co.uk/Antenna_Plots.htm
(翻訳して読んでみてください)


さらに、数字のみで指定するため、専門書にあるような
指向性の図のとおりにいかない、
思った通りの図にならないといったことが起こります。

先に紹介したサイトに
「AntDiag.xls」というエクセルファイルがあります。
これではシートの緑色部分に減衰量を指定します。
これは10度ごとの指定となり、入力がかなり楽になります。



10度の間は自動補間入力されます。
右側に指向の図がリアルタイムで表示されるため、
思った通りの図でない場合、数字の調整が楽です。
黄色の部分がパターンファイルの数字となります。

テキストエディタを使いコピペして「任意の名前.ant」で保存。
保存したファイルはRadio mobile本体のあるフォルダの
「antenna」フォルダにぶち込むと使えるようになります。

私も先日、時間があるときに、U字型ダイポールのパターンを
作ってみました。

クリエートデザイン社のUアンテナ指向性図を参考にした。


ほか、3素子八木のパターンを作ってみました。

アンテナ技研の業務用60MHz帯のパターンを参考にした。
まあ、FMは80MHz帯だからそんなに変わりないという判断です。

今度からはU字型ダイポールのシミュレーションなら少しは正確性が増すかも?知れません。




早いですが、RFラジオ日本 シミュレーション

2019年08月14日 19時31分14秒 | 電波シミュレーション
そういえば、まだRFラジオ日本のワイドFMのシミュレーションを
行っていなかった。

今回は一応、円海山が送信所という設定でシミュレーションしています。
ERP41kwが全方向に飛んでいる(無指向性)の想定となります。
個人の趣味でシミュレーションしているものですので、
ご承知おきください(※ラジオ日本と関係ありません ということです)



全方向に41kwで飛んでいれば、埼玉と北関東の3県境(渡良瀬遊水地)あたりまでは
受信できるという結果になりましたが、果たしてどうなりますか。
円海山からの送信であれば、サービスエリアのメインとなる西方向を
メインで電波出すだろうからね。
北方向は横浜青葉区、川崎麻生区があるので、少しは北に電力配分しないかな。