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ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

シミュレーション用アンテナパターンの作成

2019年10月25日 15時56分24秒 | 電波シミュレーション
先日、ラジオ日本のFM補完放送のシミュレーションのため、
指向性のあるアンテナパターンを使用した。
作成方法は
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/411830e5d431c99f64ca400e15ade826
こちらの記事の通り、「AntDiag.xls」というエクセルシートを
利用したものです。
これでアンテナパターンを作ると、
0度つまり北の方向に指向性を持ったアンテナパターンとなります。

こんな感じですね。

今回、神奈川県内に指向性を持たせるため、指向性の方角を240度にする必要があった。
テキストエディタ「Mery」を使った方法を紹介。
テキストエディタはなるべく行番号表示するとわかりやすい。




元ファイルは上の画像のように360行減衰デジベルが羅列されている。

上部の120度分(1行目から120行目)を切りとり、EOFの前にペーストする


こんな感じで切り取り。


お尻にペースト。

1行目と最後の改行を整えれば、
左回りに120度回転、つまり240度方向が最大指向のパターンができます。
行数240あたりの減衰量が0.0になってるわけです。



完成したパターン

これの応用で東西南北はもとより、お好みの方角に最大指向をとったパターンはいくらでもできます。
上を切りとって尻に挿入貼り付ければ左回り、下を切りとって1行目に挿入貼り付ければ右回りに、
切りとった行数が角度になって回転したパターンが得られます。