目に見えないものから目に見えるものへ

思考から表現へ、夢から現実へ、主観から客観へ変化する。

生命はすべて、目に見えないものから見えるものへ、思考からその表現へ、夢や理想から現実へ、主観から客観へと動きます。泉のように無限にわき出る可能性が、自身の夢を実現しようとして待ち構えているのです。私たちは、生きる喜びをもっと旺盛に表現するために生きています。生命の原理は、自身の脳と、手と、口から出る言葉を通じて、自身を表現しようとしています。潜在意識は、尽きることのない無限の富を抱えています。

内なるスピリットの放出

自分の殻をやぶって内なるスピリットを表現する。

人間は自分の殻を破りたがるものですよね。この欲求は、自分の成長があらゆる資質、力量などが外皮に収まりきらなくなったときに現れます。ちょうど木が小さな種子から殻を破って発芽するのと似ています。例えば、樫の木はどんぐりの中で、すでに存在している訳ですが、全知全能の能力も既に自身の中にあり、人間はその内なるスピリットを放出し、それを表現するために私たちは生きている訳ですね。

心と魂からの治癒の法則

病を恐れず、消極的な考え方をやめ、宇宙の活力の治癒力を信じる。

病にかかった人を治癒するためには、次のような方法を用います。まず、最初にしなければならないのは、これから起こることに対する不安を封じ込めることです。第２のステップは、そうした不安な状態も消極的な心構えがなくなれば、気分が滅入る事も無いと悟ることです。第３のステップは、宇宙の活力の治癒力を活用することです。そうすることで、自分自身や、自分の願望を入力（祈り）している相手の中のあらゆる毒素が活動を停止します。悪い箇所を口に出して言い、それにかかっている人を心の中に呼び出して、その人が適切な状態になり、幸福で満ち、自由な様子を思い浮かべるのです。この方法を活用すれば、言葉（自分の思考と感覚）は実現するのです。

必要な金銭への門

すべての物は、自己凝縮によってつくられる。

精神と物質はひとつなんだそうです。（意外でした）エネルギーと物質もひとつとのこと。言い換えればこの二つは同一のもので、さらに物質は普遍的なもの、すなわち、精神やエネルギーが目に見える程度までに引き下げられたものだということだそうです。形ある世界も、ない世界も精神と呼ばれるひとつの物からつくられていると。すべての物は、自己凝縮によってつくられているのですね。内なるスピリット。決して衰えることのない自分の供給物の存在を、個人的に肯定する力を甘く見てはいけないと言います。自分が信じ、気付き、理解しなくてはならないのは、形のないものは常に形をとるということなんですね。願望をゆっくりと黙って、感じ取りながら命と情熱を言葉に込めて自分の中に流れ込んでくることを要求しましょう。忘れないようにしましょう。自分は裕福になるため生まれてきたこと、そして自分の中で微笑みながら眠っている天与の能力を使うことで、必然的にすべての面において繁栄するために生まれてきたということを。