小説十八史略が、元が宋を滅ぼすところで終わりました。
ならば次は・・・以前から小説十八史略の次は、森村誠一著『地果て、海尽きるまで』を読みたいと思っていました。
買って来てもらいながら、失礼な話ですが、表紙が違うのです。
私が書店で見ていた時は、チンギス汗の顔の絵だったはずで、映画のスチールではありませんでした。反町君云々じゃなくて、私は絵のほうがいいと思うのです。
小説十八史略が120頁で描いているチンギス汗誕生からフビライ汗による宋滅亡までを、この『地果て、海尽きるまで』は上・下2巻の物語にしています。
チンギスの部族内での抗争、親友との出会いと反目、ゴビやタクマラカンの砂漠、更に南の万里の長城を越えていく様、そして日本にまで矛先を向けた彼らのエネルギーは如何ばかりかと・・・
相変わらず戦争の繰り返しである中国史の一幕ではあるのですが、歴史に興味を持ちながらも決して中国に行ってみたいと思わない私は、この3月3日に封切される映画『蒼き狼』は、景色なりとも観ておきたいと思っています。
入院時にこういう本も持ち込んでいました。
昨年末に久し振りに5名が執行されたという『死刑』、フセイン元イラク大統領も本当に死刑を執行されたのでしょうか?
死刑史の方は、死刑廃止論者である著者が、死刑の持つ意味、惨たらしさを紹介しつつ、権力者の享楽としてさえ扱われていた事実などを指摘、死刑制度を維持することが凶悪犯罪の減少に寄与しているのかとの考察、現在の死刑囚の心情なども紹介しながら、日本でも死刑を廃止するよう訴えています。
何故か私は編者の名前に惹かれて、この本を買ってみただけの動機の不純さにあきれつつも、内容の濃さに結構驚いています。
『憲法9条・・・』は爆笑問題の田中光と、ご存知の方は少ないかも知れませんが、大きな書店などに行くと執筆されている本が多数置いてある中沢新一の対談形式の本でした。
何故か宮沢賢治のことから始まっていくのですが、私には宮沢賢治はよく解らない、童話なのに難しいぐらいにしか思っていませんでした。
日本国は軍隊を持たないので、世界各国から一人よがりの無責任を指摘されているから、『各国』並に軍隊を持とうというのが、憲法改正論者の言い分だそうな。
それに対して太田君は「どんなに非難されようと、一貫して他国と戦わない。二度と戦争を起こさない姿勢を貫き通してきたことに、日本人の誇りはある」「弱気・弱虫と批判されるけど、その嘲笑される部分にこそ、誇りを感じていい」と述べていて、まぁ大胆な意見やなぁと私は思うわけで、どんな思いであれ戦争することに反対の意見を述べられること自体を大切にしないと、あの悲惨な戦争の時代に突き進んでいってしまうのだと、歴史は教えていると思うのです。
ところで、6ヶ月ガマンしていたTVを年末から観るようになり、さっそく『太田総理と秘書田中』という番組を観ました。本の中でも紹介されていたので、興味を持っていたのですが、当日はまさに『憲法9条を世界遺産に』という議事を審議していましたが、硫黄島最後の生き残り兵とされる方なども登場し、悲惨だったとの証言をしながら、軍隊は必要などと訳の解らん軍国主義丸出し、過去の経験から学ぼうともしない人を登場させ(それも別段構わないのだが)、結局議事は棄却されてしまう企画を見せられると、TV局側の権力と一体となった露骨な面を垣間見する思いしか残りませんでした。
太田光はそのダシに使われたのか・・・?
ならば次は・・・以前から小説十八史略の次は、森村誠一著『地果て、海尽きるまで』を読みたいと思っていました。
買って来てもらいながら、失礼な話ですが、表紙が違うのです。
私が書店で見ていた時は、チンギス汗の顔の絵だったはずで、映画のスチールではありませんでした。反町君云々じゃなくて、私は絵のほうがいいと思うのです。
小説十八史略が120頁で描いているチンギス汗誕生からフビライ汗による宋滅亡までを、この『地果て、海尽きるまで』は上・下2巻の物語にしています。
チンギスの部族内での抗争、親友との出会いと反目、ゴビやタクマラカンの砂漠、更に南の万里の長城を越えていく様、そして日本にまで矛先を向けた彼らのエネルギーは如何ばかりかと・・・
相変わらず戦争の繰り返しである中国史の一幕ではあるのですが、歴史に興味を持ちながらも決して中国に行ってみたいと思わない私は、この3月3日に封切される映画『蒼き狼』は、景色なりとも観ておきたいと思っています。
入院時にこういう本も持ち込んでいました。
昨年末に久し振りに5名が執行されたという『死刑』、フセイン元イラク大統領も本当に死刑を執行されたのでしょうか?
死刑史の方は、死刑廃止論者である著者が、死刑の持つ意味、惨たらしさを紹介しつつ、権力者の享楽としてさえ扱われていた事実などを指摘、死刑制度を維持することが凶悪犯罪の減少に寄与しているのかとの考察、現在の死刑囚の心情なども紹介しながら、日本でも死刑を廃止するよう訴えています。
何故か私は編者の名前に惹かれて、この本を買ってみただけの動機の不純さにあきれつつも、内容の濃さに結構驚いています。
『憲法9条・・・』は爆笑問題の田中光と、ご存知の方は少ないかも知れませんが、大きな書店などに行くと執筆されている本が多数置いてある中沢新一の対談形式の本でした。
何故か宮沢賢治のことから始まっていくのですが、私には宮沢賢治はよく解らない、童話なのに難しいぐらいにしか思っていませんでした。
日本国は軍隊を持たないので、世界各国から一人よがりの無責任を指摘されているから、『各国』並に軍隊を持とうというのが、憲法改正論者の言い分だそうな。
それに対して太田君は「どんなに非難されようと、一貫して他国と戦わない。二度と戦争を起こさない姿勢を貫き通してきたことに、日本人の誇りはある」「弱気・弱虫と批判されるけど、その嘲笑される部分にこそ、誇りを感じていい」と述べていて、まぁ大胆な意見やなぁと私は思うわけで、どんな思いであれ戦争することに反対の意見を述べられること自体を大切にしないと、あの悲惨な戦争の時代に突き進んでいってしまうのだと、歴史は教えていると思うのです。
ところで、6ヶ月ガマンしていたTVを年末から観るようになり、さっそく『太田総理と秘書田中』という番組を観ました。本の中でも紹介されていたので、興味を持っていたのですが、当日はまさに『憲法9条を世界遺産に』という議事を審議していましたが、硫黄島最後の生き残り兵とされる方なども登場し、悲惨だったとの証言をしながら、軍隊は必要などと訳の解らん軍国主義丸出し、過去の経験から学ぼうともしない人を登場させ(それも別段構わないのだが)、結局議事は棄却されてしまう企画を見せられると、TV局側の権力と一体となった露骨な面を垣間見する思いしか残りませんでした。
太田光はそのダシに使われたのか・・・?
見ましたよ。
ちのとさんがきっと知らせてくれてるだろうと思いながら・・・
実は私は高校のサッカー選手権決勝を見たかったのですが、全く時間が重なってしまっていて、ビデオに撮ろうかと思ったのですが、ビデオがTVに繋がってないみたい(繋いでくれたはずやったのに)で、最新式のTVは入出力の端子がどこにあるのか?取説読んでも解らなくて困ってしまいました。
仕方無しに2画面にして観てたのですが、音声はサッカーの方にしてたので、古座川の方にはイマイチ集中できませんでした。