月あかりの予感

藤子不二雄、ミュージカル、平原綾香・・・好きなこと、好きなものを気の向くままに綴ります

世界フィギュア女子SP

2007年03月23日 23時52分50秒 | スポーツ
安藤2位、浅田真は5位 女子SP(共同通信) - goo ニュース

うーむ、これは…またまた大波乱の予感

イタリアのカロリーナ・コストナーさんが長い手足を生かした完璧な演技で67.15をマークし、3位に付けてきました。続くアメリカのキミー・マイズナーさんも演技は完璧だったものの、僅かに及ばず64.674位

そして韓国の金妍兒さんが登場したわけですが…確か腰を痛めてるとか、そういう話を事前に耳にしていたのに……一体どこが!?としか言いようのない、もう超完璧な演技で……一瞬、男子シングルと勘違いしてしまう程の高得点71.95を叩き出しました。もちろん、ぶっち切りの1位。この子、正真正銘の天才です(^^); おそろしい子…(by 月影千草)

中野友加里さんも今回の演技は完璧でした。ジャンプも見事に決まりましたが、とにかくスピンがキレイな人で、得意のドーナツスピンは絶品ですし、これは行ける!と思ったのですが…やっぱり世界フィギュアはレベルが高いですね…。得点は60.62(パーソナルベスト)だったものの、7位という結果に。これは決して低い点数ではないのですが、他の選手のポイントが高すぎるのですよね(汗)

そして安藤美姫さんもう完璧!! 一体どこを減点するんだろう?と思うほど、見事に洗練された安定感のあるジャンプ、そしてキレのあるステップに思わずため息が出ました。結果は67.982位。妍兒ちゃんに惜しくも及ばなかったものの、妍兒ちゃんと美姫さんの得点差は一体どこで出てきたものなのか、素人の私には全く分かりませんでした。妍兒ちゃんが71.95なら、美姫さんも70点を超えていても不思議ではないような感想を持ちました。それほどに見事な演技でしたし、彼女自身にとっても会心の出来映えだったのか、演技終了後に思わずこぼれた満面の笑みを見たときには、こちらもホロリとしてしまいました。

美姫さんはトリノで辛酸を舐めて以来、とにかく弛まぬ努力を続けてこられた人で、GPシリーズ・アメリカ大会での復活優勝は本当に感動しましたし、当時は個人的に色々な面で苦境に立たされていただけに、私は彼女の姿から生きる勇気さえ貰いました。それ以来の大ファンなので、今回の世界フィギュアでの優勝を強く願っています。彼女は、明日のフリーではきっと4回転サルコウに挑戦して来るだろうと思います。でも、仮に4回転がなくても、トリノの頃までとは違い、十分に勝てるだけの実力を身に付けていると思います。だから無理に挑戦するよりは、飛べないと思ったら飛ばないで欲しいですし、そして飛べると思ったなら飛んで欲しいです。もちろん私も4回転を見たいですが、それよりやはり金メダルを胸にする彼女の姿の方が見たいのです。とにかく自分を信じて、ご本人にとって最高の演技をしてくれることを大いに期待しています(^^)

最後に、これまで美姫さんが経験してきたような試練のときを、ついに迎えてしまったのではないかと、そんな不安が少しよぎってしまったのが浅田真央さんです。とにかく天才的なジャンプが武器で、伊藤みどりさんが解説で「ジャンプってこんなに簡単だったっけ?と思わせるような」と表現されていた程、ジャンプの質の高さには定評があったのに、今回はコンビネーションで信じられないような失敗をしてしまい、大きく点数を下げてしまいました。3-3ジャンプの予定だったのに、なんと2つめが1回転になってしまったのです。これは痛恨のミスで、その他のジャンプやステップ、スピンなどは着実に決めたため、減点は最小限に抑えたものの、61.325位という結果になってしまったのです。今季の彼女にとっては信じられないような低得点です(とはいっても、一般的に考えれば十分に高い点数ではありますが)。もちろん致命的なミスを連発するような状況にまではなっていないので、今のうちになんとか体勢を立て直して、フリーでは巻き返してくれることに期待したいです。

今夜のドラSPって…

2007年03月23日 20時14分01秒 | 藤子不二雄
これ一体なんなんですかね~? 同人誌?(^^);

正直ものすごい違和感を感じてしまいました。オリジナル話の良し悪し、面白い面白くない以前の問題で、こういうまるでファンが考えたサイドストーリーみたいな内容を、しかも1時間スペシャルとして「ドラえもん」本編で流してしまうのは、ちょっとどうなのかなぁ?と思ってしまいました。

魔法少女マミ」も、映画本編にちょこっとファンサービス的に出演してるのは、それはそれで別に良いと思うんですけど、近頃あまりにもその紹介がしつこすぎて食傷気味なんですよね。ここまで彼女を出したければ、素直に「エスパー魔美」をリメイクでもしてくれれば良いんじゃないでしょうかね。なんか今日はテレビの中の「魔法少女」だか「科学少女」だかが、「セーラームーン」のパロディみたいな台詞を喋っていましたけど…それ自体が既に古すぎる気が(^^);

また、ドラマ「踊る大捜査線」などでも「リンク」っていうものがありますし、あの作品に出てきた○○という人物が画面の端に映ってるとか、作品に直接は関係ないけど、ずっと見てる人なら楽しめるような細かいネタというのは、それはそれで結構楽しめるから良いと思います。でも、そういうのは気付いた人がクスッと笑えるところに魅力があるわけで、こんな壮大なネタばらしをやって、一体何が面白いんだろうかと…。ネタをいちいち紹介するっていうのは、あたかも手品の種明かしをやってるようなもので、ものすごく冷めてしまいました。(そもそもまだ映画を観に行ってない私は、自分で見つける楽しみすら奪われてしまいました…)

くりまんじゅうをネタにしたいのなら、素直に先に「バイバイン」をアニメ化してくれれば良いのに…と思いました。かなり昔の大山ドラを少しだけ紹介してお茶を濁してましたけど…。それに、あの辺のネタは子ども時代にてんコミを読んだ人がトラウマ的に覚えているから楽しいのであって、ある意味カルト的というか、トリビア的な面白さがあるわけです。だから「ドラカルト」みたいな本で取り上げるのならともかく、アニメ本編で取り上げることには、やはり何か違和感を感じました。

あたたかい目」も、もう良いですよ…。
というより、もはやいい加減にしてくれって感じです。し・つ・こ・す・ぎ・!
今ではあの目を見るだけで、なんだか無性に腹が立ってしまいます(笑)。

まぁ、ちょっと勢いで率直な感想を書いてしまいましたけど、楽しめたって人は当然いるだろうと思いますし、私の記事を読んで不愉快に思われたとしたら申し訳ありません。でも、感じてしまった違和感がどうしても拭い去れなくて、この記事を書いてしまいました。単に私が天の邪鬼なのかもしれませんけどね(^^);

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