おはようございます。
昨日の記事の先頭にある、節番号に間違いがあり、訂正しました。さて順番で行くと今日は第2章第一節第3項から紹介するつもりでした。第一節にも4項が残っています。紹介するために再読しました。ここからはベンチャー企業や関係した大企業の名前が並んでいました。今さらベンチャー企業名や失敗した技術開発や新規事業を紹介しても意味がないと思い、先を急ぎます。2章は下記の構成です。
第2章 役立つ情報へ簡単にアクセス
1節 見栄えのよいホームページは情報提供の必須要件
2節 トワイライトゾーンのWWWのサイトビジネス
3節 急速に拡大するイメージの世界
4節 アニメーションが可能になるブラウザー
5節 情報提供の有償化への道のりは長い
筋書きとしては正しかったように感じました。説明するのは意味があると思い、2章の終りまで読みました。しかし、5節の終わりまでやはりベンチャー企業名とそれを支援した大企業名が並んでいるだけでした。紹介するのは意味がないと思えました。
5節の終りの第3項の名称は、最終的にインデックスサーチ、でした。これは私の研究開発活動の最後の墓標のように感じました。日本でもアメリカにも、私たちが競っていた2社がこの研究開発にもありました。でも全部行方は分かりません。私が今知っているのはこの市場の勝者となり、情報技術市場の勝者になったグーグルの名前だけです。グーグルもアメリカの先行ベンチャーの技術を参考にしたか、人を招き入れて開発したのではないでしょうか。
そうですね。ベンチャーで成功する確率は20社以下と言われていました。その20社の社長さんもほとんどは創業した会社を勝者や大企業に売り、お金持ちになることができていました。私も数人の大成功者と面談したことがありますが、それ以上に技術的に優秀そうな提案をしてくれた創業者や大手企業の経営者や企画部長とたくさん面談しました。その人たちの名前はもう聞こえてきません。大成功したとは思えません。
今もベンチャーの成功確率はほとんど変わらないと思います。確率は非常に低いでしょう。その低さの例証だと、第2章を読み終えて感じました。すなわち、書かれている会社名や商品名の固有名称は墓標ばかりでした。悲しいですが、それは私の墓標とかつての同僚や部下たちの墓標でもありそうです。南無大師金剛遍照。
今日はここまでにします。